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ビアレストラン経営(株)レバンテが新型コロナ関連倒産

投稿日 : 2020.04.03

東京都

ホテル内レストラン

(株)レバンテ(資本金1000万円、東京都中央区築地1-3-3)は、3月25日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。松本清張の小説「点と線」の作中に登場するなど小説の舞台ともなっていた。

松本清張の小説「点と線」の作中に登場の老舗レストラン

出典:レバンテ

同社は有楽町でビア&レストラン「レバンテ」を経営していた。レバンテは1947年3月に創業の老舗で、日本におけるビアレストランの草分け的存在。

松本清張の小説「点と線」の作中に登場したことでも知られる。

牡蠣料理や大手ビールメーカーのビール工場から直送される生ビールが名物で、ワイン、肉、魚料理、パスタ、ピザなどイタリア料理をベースにしたメニューを提供していた。

2003年7月に東京国際フォーラム内に移転開業した。

新年会や忘年会など宴会需要が好調だった2013年5月期には年売上高約1億6,300万円を計上していた。

しかし、近年は近隣飲食店との競合で苦しい経営が続き、2017年5月期には1,100万円の赤字を計上し、債務超過に陥っていた。

その後、新型コロナウイルスの影響で業況が悪化。先行きの見通しが立たなくなったことから、3月25日をもって閉店していた。

帝国データバンク東京商工リサーチが報じた。

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