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ホテル業を成長させる人材戦略としての外国人採用-5

BEENOS HR Link株式会社代表取締役社長の岡﨑 陽介がホテル業界が抱える人材不足の課題解決につながる外国人材採用の具体的な方法について解説する本連載。前回は外国人雇用において拡大している特定技能による外国人材の採用・雇用方法について紹介しました。第五回となる今回はホテル業界において外国人材を定着させるための取り組みについて解説します。

                               

JNTO発表:2025年5月の訪日外国人数は369万3,300人、韓国・中国市場が牽引し前年同月比21.5%増

(出典:JNTO) 日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年5月の訪日外国人数は369万3,300人となり、前年同月比で21.5%増、2019年同月比では60.1%増という大幅な伸びを記録した。前月(2025年4月)との比較では5.5%の減少となったが、これはゴールデンウィーク後の季節的な調整とみられる。全体としては、2019年の水準を大きく上回る勢いで訪日市場が回復しており、コロナ禍以前を超えるインバウンドの再活性化が進行している。

                               

【2025年6月最新】アクセス拠点から滞在都市へ:広島市の新規開業施設

広島市の新規開業施設の分布 メトロエンジンリサーチによると、広島市における新規ホテル開業は、「広島駅周辺」「紙屋町・八丁堀エリア」「平和大通り沿線」に分布が集中している。 特に広島駅エリアは再開発が進み、山陽新幹線や広島電鉄、バスターミナルを擁する都市の玄関口として、今後も宿泊需要のさらなる拡大が見込まれる。一方、紙屋町・八丁堀エリアは、商業施設やオフィスビルが集積する市内最大の繁華街であり、ビジネスと観光の両面から注目を集めている。さらに、平和記念公園から続く平和大通り沿いでは、観光拠点としての特性を活かしたホテル計画が複数進行している。 本記事では、こうした立地特性を背景に進む各エリアの開発動向を読み解きながら、今後の宿泊市場の方向性を探っていく。 出典:メトロエンジンリサーチ 出典:メトロエンジンリサーチ 広島市の新規開業施設がもたらす「駅周辺エリアの進化とグローバル需要への対応」 ...

                               

メトロエンジン、宿泊業界向けビッグデータ活用セミナーを7月に開催

(出典:メトロエンジン株式会社) 宿泊業界を中心にビッグデータとAIを活用したレベニューマネジメントツールを提供するメトロエンジン株式会社は、2025年7月1日(火)および2025年7月3日(木)の2日程で無料オンラインセミナーを開催し、競合価格の把握や開業エリアの需要分析など、宿泊業界におけるデータ活用を支援する「データ販売サービス」の詳細や事例を紹介する予定だ。

                               

宿泊業の人手不足を解消へ:観光庁が最大500万円補助の新事業を公募開始

(出典:観光庁) 観光庁は宿泊業界の人材不足解消に向けた新たな支援策「観光地・観光産業における人材不足対策事業」を開始する。観光需要が急速に回復しつつある中、特に宿泊分野では限られた人手で高品質なサービスを維持することが喫緊の課題となっている​。同事業は、宿泊業が抱えている人手不足を解消するための設備投資やサービスの導入に関わる経費の一部を支援するものである​。補助率は1/2、1施設あたりの補助上限額は500万円とされており、金銭的負担をおさえつつ人材不足解消を図れる点が大きな魅力となるものだ。

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  • ホテル業を成長させる人材戦略としての外国人採用-5

    BEENOS HR Link株式会社代表取締役社長の岡﨑 陽介がホテル業界が抱える人材不足の課題解決につながる外国人材採用の具体的な方法について解説する本連載。前回は外国人雇用において拡大している特定技能による外国人材の採用・雇用方法について紹介しました。第五回となる今回はホテル業界において外国人材を定着させるための取り組みについて解説します。

  • new 中国人訪日客の消費スタイルに変化:買い物支出は維持、内容に変化

    (出典:株式会社unbot) 中華圏向けにデジタルマーケティングを展開する株式会社unbotは、コロナ禍を経て回復基調にあるインバウンド市場において注目される、中国人訪日客の最新消費動向を発表した。

  • new メルキュール札幌、北海道初の国際エコ認証「グリーンキー」取得でサステナビリティ強化

    (出典:アコー) メルキュール札幌は、環境への取り組みが評価され、北海道で初めて国際エコラベル「Green Key(グリーンキー)」を取得した。「Green Key」は国際環境教育基金が定める13のテーマに基づく75の必須基準と75のガイドライン基準を満たすことが必要で、取得後も定期的な再審査を受けて取り組みの維持と改善が求められる。メルキュール札幌は数か月にわたる作業と厳格な監査を経て、2025...

  • new ホテルオークラ神戸、「Sakura Quality An ESG Practice」で4御衣黄ザクラを取得

    (出典:株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント) ホテルオークラ神戸は、SDGsを実践する宿泊施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice」において、5段階評価のうち4番目となる「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を2025年5月29日付で取得した。

  • 新宿ワシントンホテル、農業由来のJ-クレジット活用で「CO₂ゼロSTAYプラン」を販売開始

    東京都

    SDGs

    宿泊プラン

    投稿 : 2025.06.24

    新宿ワシントンホテル本館とANNEX(別館)は、2025年6月10日(火)から宿泊業界初となる農業由来のJ-クレジットを活用した「農業応援 CO₂ゼロSTAYプラン」を販売開始した。このプランでは宿泊により排出されるCO₂を実質ゼロにすることができるだけでなく、特典として新潟県産の「蛍の里くびき米」2合と「オフセットSTAY証明書」が贈呈される。

  • JR西日本ホテルズ、夏のSDGs Monthでサスティナブルな「涼」を提供

    JR西日本ホテルズを展開する株式会社ジェイアール西日本ホテル開発は、世界環境デー(6月5日)からクールアース・デー(7月7日)を含む8月31日までの期間、グループ13ホテルで「JR西日本ホテルズ 夏のSDGs Month」としてさまざまな取り組みを行っている。期間中は、地球環境に配慮し、地域と共生しながら、地元食材や規格外食材を活用したサスティナブルなメニューを提供する。それによりホテルは、暑い夏...

  • 中国人の海外旅行先、最も訪問が多いのは「アジア州」、旅行回数は平均4.2回

    (出典:株式会社アスマーク) マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、中国在住の20代から50代の男女を対象に「中国から見た『海外旅行先』で人気のエリアに関する調査」を実施し、その結果を2025年6月6日に公表した。調査期間は2025年3月24日から4月4日までである。

  • 食べ残し持ち帰り文化を普及:日本ホテルのmottECO活動が環境省事業に選定

    (出典:JR東日本ホテルズ) 日本ホテル株式会社が参加する産官学民アライアンス「mottECO普及コンソーシアム」と株式会社クラダシが連携する「食べ残し持ち帰りガイドライン普及委員会」の食品ロス削減の取り組みが、環境省の「令和7年度 食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業(部門Ⅰ)mottECO導入モデル事業」に採択された。mottECO普及コンソーシアムはホテル、外食、中食、自治体、...

  • 「おてつたび」、宿泊施設への導入1000件突破:人手不足解消へ向けた新たな選択肢

    指定なし

    地域創生

    投稿 : 2025.06.20

    (出典:株式会社おてつたび) お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサービス「おてつたび」を展開する株式会社おてつたびは、ホテルや旅館などの宿泊施設における同サービスの導入件数が1000件を超えたと発表した。

  • ホテルオークラ福岡、「サクラクオリティグリーン」認証で一段階上の4御衣黄ザクラを取得

    (出典:株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント) ホテルオークラ福岡は、SDGsに関する取り組みを認証する制度「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」において、更新調査の結果、2025年5月22日付で「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」の認証を受けた。

  • 【取材】浅間山の絶景を望む“ゆる登山”宿泊プラン「あさま空山望」で提供開始

    群馬県北軽井沢の一棟貸しヴィラリゾート「あさま空山望」が、長野県認定の女性登山ガイド・田中幸氏とともに企画した新プラン「浅間高原・八ヶ岳トレッキングステイ」の提供を6月3日より開始した。 登山初心者や女性グループにも安心して楽しめる内容となっており、プライベート感あふれるガイド付きの登山と、自然に囲まれた贅沢なヴィラステイを組み合わせた1泊2日の特別体験が魅力。都会の喧騒から離れ、絶景と癒しを同時...

  • 中国人の海外旅行先、最も訪問が多いのは「アジア州」、旅行回数は平均4.2回

    (出典:株式会社アスマーク) マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、中国在住の20代から50代の男女を対象に「中国から見た『海外旅行先』で人気のエリアに関する調査」を実施し、その結果を2025年6月6日に公表した。調査期間は2025年3月24日から4月4日までである。

  • NEWT調査に見る、若年層に広がる“オフシーズン旅行”という新常識

    指定なし

    調査

    投稿 : 2025.05.30

    (出典:株式会社令和トラベル) 株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は、6月の「環境月間」に先立ち、文化・雇用などの地域環境にも配慮した「オフシーズン海外旅行」に関するSNS調査を実施した。その結果、若年層を中心に、混雑や価格の高騰を避けて旅を楽しめる「オフシーズン旅行」への関心が高まっていることが明らかとなった。 (出典:株式会社令和トラベル) 今回の調査では、旅行中...

  • 海外旅行者の行動分析2025:目的地、消費行動、費用感を分析

    海外

    未分類

    投稿 : 2025.04.04

    KDDIは、2025年2月21日から26日にかけて、直近3年以内に海外旅行を経験した全国の15歳から69歳の男女1,000名を対象に「海外旅行に関する調査2025」を実施した。本調査は、海外旅行中のデータ通信の利用実態や、旅行先、満足度、トラブル、費用感、さらに今後行きたい地域や旅行に対する意識など、多岐にわたるテーマについて明らかにしたものである。

  • 訪日メディアMATCHAが解明する台湾人旅行者の関心と行動変化

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2024.12.26

    (出典:株式会社MATCHA) 訪日メディア「MATCHA」は、日本最大級の訪日メディアとして月間最大663万PVを誇り、特に台湾からの読者に支持されている。株式会社MATCHAは、2025年旧正月に向け、台湾人旅行者の行動や人気トレンドを分析した。その結果、観光地選びの多様化やリピーター旅行者の興味関心の変化が明らかとなった。

  • タイが1位!年末年始に日本人に人気の海外旅行先トップ発表

    「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げる世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマーであるBooking.comは、2024-25年の年末年始における日本の旅行者の動向を調査し、ブッキング・ドットコムのサイト上で2024年12月31日(大みそか)チェックインで検索された宿泊施設のデータを基に、日本の旅行者に人気の海外旅行先をランキング形式で発表した。

  • エクスペディア発表!2024年冬の人気海外旅行先ランキングとお得なフライト月

    海外

    未分類

    投稿 : 2024.12.03

    エクスペディアは、検索データから見た「2024年冬の人気海外旅行先ランキング」と、12月から2月の期間で最もお得に旅行ができる月を発表した。

  • JNTO発表:2024年10月の訪日外客数、過去最高3,312,000人を記録

    (出典:JNTO) JNTOの発表によると、2024年10月の訪日外客数は3,312,000人で、前年同月比で31.6%増加し、2019年同月比でも32.6%増加した。コロナ禍以前の2019年10月の訪日外客数2,496,568人を大きく上回り、9か月連続で同月最高記録を更新している。さらに、10月までの訪日者数の累計は30,192,200人に達し、1964年の統計開始以来、過去最速で3,000万...

  • 訪日旅行者調査:免税店行列が購買行動に与える影響と改善提案

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2024.11.18

    (出典:インタセクト・コミュニケーションズ株式会社) インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、日本政府が外国人旅行者向け免税制度の抜本的な見直しを検討する中、中国在住者の免税購入に関する最新動向を探るべく、メッセンジャーアプリ「WeChat」上のアンケート機能を使用して、中国在住者600人を対象に「訪日旅行時の免税購入に関する調査」を実施した。

  • JALと星野リゾート、訪日客へ地方の魅力を伝える『王道vs穴場』キャンペーン開始

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2024.10.30

    (出典:日本航空株式会社) 日本航空株式会社と星野リゾートは、訪日観光客に向けて「王道vs穴場キャンペーン」を開始する。このキャンペーンは、日本の大都市圏外に眠る観光資源を発信し、オーバーツーリズムの緩和と地域活性化を目指すものである。観光庁の宿泊旅行統計調査によると、2023年の外国人延べ宿泊者数は約1億1775万人に達し、2019年を上回ったが、その73%が東京都、大阪府、京都府、北海道、福岡...

  • JNTO発表:2024年9月の訪日外客数が過去最高を更新!累計数が2023年の年間累計を突破

    (出典:JNTO) JNTOの発表によると、2024年9月の訪日外客数は2,872,200人で、前年同月比で31.5%増加し、2019年同月比では26.4%増加した。コロナ禍以前の2019年9月の訪日外客数2,272,883人を大きく上回り、8か月連続で同月最高記録を更新している。さらに、9月までの訪日者数の累計は26,880,200人となり、2023年の年間累計である25,066,350人を上回...

               
  • ホテル業を成長させる人材戦略としての外国人採用-5

    指定なし

    コラム

    投稿 : 2025.03.31

    BEENOS HR Link株式会社代表取締役社長の岡﨑 陽介がホテル業界が抱える人材不足の課題解決につながる外国人材採用の具体的な方法について解説する本連載。前回は外国人雇用において拡大している特定...