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  • シルバーウィーク2026後半2日の予約進度 — 47日前定点、9/23は平常水曜並みに

    2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水)までの5連休となる。9月21日(月)の敬老の日と23日(水)の秋分の日に挟まれた22日(火)が「国民の休日」となるためで、この形が成立するのは2015年以来11年ぶりだ。連休が5日に伸びた分、宿泊需要は「前半3日」と「後半2日」で性格が分かれる。本稿では2026年8月上旬(チェックインまで47日前)の定点で、後半2日(9/22・9/23...

  • 【取材】瀬戸内を「いつくしむ」宿へ 「界 宮島」に込めた思いとは

    星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」は2026年7月、広島県への初進出となる温泉旅館「界 宮島」を宮島口温泉に開業した。 世界遺産・嚴島神社を擁する宮島の対岸に位置し、穏やかな瀬戸内海と島々を望む立地を生かしながら、周辺に受け継がれてきた歴史や文化を滞在の中で伝える宿を目指す。観光地として広く知られる宮島だが、その背景には古くから続く温泉文化や工芸、人々の営みなど、まだ知られていない地域の魅力も多...

  • 京都の口コミ評価分布と推定成約ADRを突き合わせる — 最弱項目バスルーム4.002、2026年7月はシティ¥17,420・ビジネス¥10,230

    京都府の宿泊施設について、口コミ評価10項目のエリアベースライン(直近24ヶ月・のべ459,696件)と、推定成約ADRの確定値を突き合わせた。10項目のうち平均が最も低いのはバスルームの4.002(対象319施設・38,231件)で、同時に第1四分位3.660〜第3四分位4.398と四分位範囲0.738ポイントが10項目中で最も広い。つまり京都は「評価が最も低く、かつ施設間で最も差がついている」...

  • 訪日客は減っても宿泊費は最大費目 — 4-6月期2.5兆円と実勢ADRの距離

    観光庁が公表した2026年4-6月期のインバウンド消費動向調査(1次速報)によると、訪日外国人旅行消費額は2兆5,096億円で前年同期比+0.2%。同じ四半期に訪日外国人旅行者数は1,040.1万人(前年同期比-5.3%)、外国人延べ宿泊者数は約4,238万人泊(同-10.5%)と、いずれも前年を下回った。人数が減っているのに消費総額はほぼ横ばい——この構図のなかで、費目別構成比のトップに座り続け...

  • 週末プレミアム、東京ビジネス24%・箱根旅館10% — 659施設の分布に眠る値付けの伸びしろ

    宿泊料金は曜日で動く。だが「どれだけ動かしているか」は、同じ市場のなかでも施設ごとに大きく違う。メトロエンジンリサーチのデータから、東京都のビジネスホテル、大阪府のシティホテル、神奈川県箱根町の旅館、沖縄県のリゾートホテルという4つの市場について、施設単位の「週末プレミアム率」を算出した。対象は観測条件を満たした659施設。中央値は東京のビジネスホテルで24.0%、箱根の旅館で9.6%と2.5倍の...

  • 埼玉県の宿泊単価は市区町村で4.8倍差 — 35エリアの階層構造と秋の価格カーブ

    埼玉県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.08.12

    埼玉県の宿泊単価は、県内のどこに立地するかで大きく変わる。メトロエンジンリサーチのデータで2026年9月の県内35市区町村を並べると、掲載価格(全プラン平均)の最上位は長瀞町の約¥53,600、最下位は深谷市の約¥11,300で、その差は4.8倍に達する。ただし同じ35エリアを推定成約ADRで並べ替えると、開きは2.5倍まで縮む。本記事では、この「掲載価格で見た階層」と「成約水準で見た階層」のズレ...

  • 客室ストックはコロナ前を超えたか — 主要20商圏の15年供給曲線で読む参入余地

    「客室ストックはコロナ前を超えたのか」——ホテル投資の入口で必ず問われるこの問いに、全国主要20商圏の15年分の供給曲線から答えを出す。結論から言えば、20商圏のうち19商圏が2019年の客室ストックを回復・超過している。ただし回復の中身は商圏ごとにまったく異なり、施設数だけが増えて客室数が戻らない商圏、逆に建築計画が集中して今後さらに積み上がる商圏へと、供給の地図は明確に分かれつつある。

  • ホテル立地評価の第4軸「災害リスク」を定量化する — 全国8商圏のハザード×ADR×防災Capex

    2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震は、宿泊事業者にとって「立地とは何か」を改めて問い直す出来事となった。被災地の需給動向については別稿で扱っているため本稿では踏み込まないが、そこから引き出せる論点はより広い。すなわち、ホテル用地の取得や既存ホテルの買収を検討するとき、災害リスクをどこまで数字で扱えているかという問いである。9月1日の防災の日を前に、本稿では全国8つの主要商圏について、国...

  • 2026年10月「106万円の壁」撤廃 — 宿泊業のシフト設計に生まれる通年戦力化の機会

    投稿 : 2026.08.12

    2026年10月、短時間労働者が社会保険に加入するかどうかの判定から「所定内賃金 月額8.8万円以上」という金額基準が外れる見込みだ。判定軸が金額から労働時間へ一本化されることで、宿泊業の現場では「時給を上げると本人が働く時間を削ってしまう」という長年の制約が解け、繁忙期に人を組みやすくなる余地が生まれる。本稿では制度の中身を一次情報で確認したうえで、宿泊業のパート依存度、週20時間という線の位置...

  • 鹿児島の夏は業態で「決まる時期」が違う — 45日前・30日前・14日前で見るブッキングカーブ

    鹿児島県の2026年8月15日(土)泊について、宿泊日の45日前フェーズにおける推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は、リゾートホテルが75.7%(観測38〜43施設)だったのに対し、ビジネスホテルは52.5%(同126〜139施設)。同じ宿泊日でも、業態によって「45日前時点でどこまで形が決まっているか」が23.2ポイント違う。そして14日前フェーズまでの上積み幅は、リゾートホテル+3.6pt、シ...