眠っていたデータから新たな付加価値を
宮崎県
取材
新規ホテル情報
宮崎市街地の橘通西に、5月、カフェバーを併設した3室限定のスモールホテル「sunroom Hotel,Cafe,Bar」が開業した。運営は宿泊施設の開発・運営を手がけるFLOWIND。 かつて地域の暮らしを支えた刃物屋の3階建てビルを改装し、1階にカフェバー、2階にツイン、ダブル、トリプルの3室を設けた。カフェバーは宿泊者以外も利用でき、地域住民と旅行者が自然に交わる場を目指す。宮崎の日常にある魅...
北海道
株式会社INOVE STYLEは、6月20日、札幌市中央区に宿泊施設「INOVE VILLA SAPPORO(イノベヴィラサッポロ)」を開業した。 滋賀、大阪に続く3拠点目となる同施設は、「暮らすように泊まる」をコンセプトに、旅先でも日常の延長にある心地よさを感じられる滞在を提案する。客室は畳や木製家具を取り入れたジャパンディスタイル(和と北欧の要素を取り入れたスタイル)で、キッチンや美容家電、国...
季節・イベント
気象庁は2026年5月12日のエルニーニョ監視速報で、夏までにエルニーニョ現象が発生する可能性が高い(90%)と発表した。その後6月10日の速報では「2026年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられ、秋にかけて続く見込み(100%)」と確定的な見通しへ更新されている。エルニーニョの夏は太平洋高気圧の張り出しが弱まり、梅雨が長期化し、北日本を中心に多雨・寡照になりやすい。台風は発生位置が南東へ...
インバウンド
訪日外国人の旅行先は、東京・大阪・京都のゴールデンルートから地方へと静かに広がり続けている。2026年5月の訪日外客数は全体で前年同月比3.6%減ながら、韓国・台湾・米国を含む19市場が5月として過去最高を記録した。総数の伸びが鈍化するなかでも、個人客(FIT)の地方分散はむしろ加速している。そこで本稿では、宿泊者口コミから抽出した「多言語対応」「英語が通じる」というスタッフ評価タグを国別の言及デ...
新規開業・供給
2026年に国内で新たに稼働を確認できた宿泊施設のうち、最も多いカテゴリは「ビジネスホテル」でも「旅館」でもない。貸別荘である。メトロエンジンリサーチが把握する範囲で、2026年に開業(OTA掲載確認ベース)した758施設のうち、貸別荘は365軒・全体の48.2%を占めた。コテージ25軒・町家30軒を加えた「自炊・1棟貸し系」は420軒、実に全開業の55.4%に達する。本稿では、この供給構造の地殻...
調査
「朝食で旅先らしさを感じたい」——そんな声が、いま全国の宿泊者口コミで静かに増えています。焼きたてパンや作りたての卵料理に加え、その土地ならではの食材・郷土料理を朝の食卓に並べる宿が、満足度の面で確かな支持を集めはじめています。本稿では、宿泊者口コミから抽出した「地元食材・郷土料理を朝食に使用」という評価軸に絞り、全国をエリア別にランキングします。卵・パン・和定食といった朝食の定番要素ではなく、あ...
東京都
投資・開発
ホテル用地を仕入れるとき、私たちは「いま需要があるか」を見る。だが用地取得から開業まで3〜5年、その後の保有は10年を超える。本当に問うべきは「10年後・15年後も需要が伸びているか」である。本稿では、その問いに二つの成長エンジン――将来の居住人口の伸び(2040年推計)と現在の就業集積(商圏の厚み)――を掛け合わせて答える。全国の主要駅・再開発候補30地点を横断し、居住成長(2040年人口がプラ...
客層・セグメント分析
料理でも、客室でも、立地でもない。「お湯そのもの」を理由に選ばれる宿が確かに存在する。とろりとした肌触り、乳白色のにごり湯、湯上がりのすべすべ感――こうした泉質(湯質)への高い評価は、宿が持つ最も模倣しにくい資産のひとつだ。本稿では、ホテルバンク編集部が宿泊者口コミから抽出した「泉質・湯質」評価タグを用い、全国で泉質が高く評価されている宿のランキング、評価の伸びているエリア、そして泉質訴求が手薄な...
京都府
長野県
2026年の夏は「ダブル高気圧」による酷暑が予測され、9月前半まで残暑が厳しく続く見込みである。残暑が長引けば、紅葉の色づきは例年より後ろ倒しになりやすい。これは2025年に全国で実際に起きた現象でもある。本稿では、紅葉名所に近接する5エリア(京都・日光・箱根・蓼科・高山)の公開価格データとブッキングカーブを集計し、「9月はすでに予約が進む一方、10月後半が需要の穴になる」という秋の需要シフトを業...
沖縄県
2026年7月、海外旅行のコスト構造が一段と重くなる。原油高と円安を背景に燃油サーチャージが欧州・北米線で過去最高水準まで引き上げられ、同時に国際観光旅客税(いわゆる出国税)が1,000円から3,000円へと3倍に改定される。長距離海外旅行の固定費が家族単位で数十万円規模に膨らむなかで、これまで海外を選んでいた層の一部が国内リゾートへ目を向ける「需要シフト」が、2026年夏のテーマとして浮上してい...