眠っていたデータから新たな付加価値を
長野県
取材
新規ホテル情報
長野県上田市の標高975メートルに位置する「真田いずみの森」に、アウトドアホテル「Earthboat Ueda Onsen(上田温泉)」が2026年7月31日、開業する。 全12室に宿泊者自身が薪をくべるプライベートサウナと水風呂、温泉露天風呂を備え、サウナから外気浴、温浴までを客室のテラスで楽しめるのが特徴だ。隣接する人気温泉施設「十福の湯」と連携し、同じ源泉を使うほか、館内ベーカリーのパンを取...
季節・イベント
11年ぶりに5連休として成立した2026年シルバーウィーク(9月19日〜23日)。本稿では調査時点(2026年7月13日、チェックインまで67日前)のOTA公開データをもとに、需要山の中心となる4日間(9/19土〜9/22火)について、主要7エリア(箱根・軽井沢・草津・京都・伊豆・北海道リゾート・沖縄)の予約進度スナップショットを4カテゴリ(旅館・リゾート・シティ・ビジネス)横断で読み解く。「詰ま...
東京都
2026年の夏も、花火大会は「行って、その場で見上げる」だけのイベントではなくなりつつある。背景にあるのは猛暑と過密の常態化だ。ダブル高気圧による酷暑が予想されるなか、河川敷や公園で数時間立ち続けるのではなく、涼しい客室やプールサイドから「見晴らす」——そんな行動変化に、ホテルの商品企画が非価格の体験設計で応え始めている。本稿では、価格プレミアムではなく、アーリーチェックイン・プール・館内ダイニン...
投資・開発
温泉地のホテル・旅館は、電気と燃料に売上の約1割を投じる「エネルギー多消費型」の資産である。しかしその足元には、給湯・暖房・浴槽加温の一部を代替し、条件次第では発電まで担いうる熱資源が眠っている。本稿では、源泉の温度・湧出量を「エネルギー資産」として捉え、熱供給代替とバイナリー発電のCapex(設備投資額)と回収年数、電力・燃料費削減がGOP・NOIに効く感度、そして別府・雲仙・箱根・草津・登別の...
群馬県
岐阜県
温泉宿の価値は「立地」と「建物」で語られがちだが、実際に競合と差をつけているのは地中深くから湧く源泉そのものである。新規掘削が法律で厳しく制限され、既存の源泉権が代替不能な希少資産となっているエリアでは、泉質を強みとする宿が周辺の一般的な旅館を大きく上回る単価で販売されている。本稿では、宿泊者口コミのNLP解析と推定成約ADRを突き合わせ、源泉掛け流し・泉質の希少性が生む「泉質プレミアム」を都道府...
静岡県
神奈川県
後継者不在率6割、そして毎年200件を超える宿泊業の市場退出。築40年を超える中小旅館の多くが「廃業か、承継か」の二択を迫られるなか、これらの旅館を買い取り再生する複数チェーンが受け皿として存在感を強めている。本稿では、その再生モデルを単価帯・客層で3つのコーホートに整理し、熱海・箱根・伊豆・草津という主要旅館エリアの実勢ADR(推定成約単価)から、単価上昇の余地と客層特化ブランド化の成長機会を定...
大分県
株式会社Next STAYは7月3日、大分県別府市野口中町に無人アパートメントホテル「別府 夕凪」を開業した。JR別府駅から徒歩4分の住宅街に位置し、全12室を備える。 客室は障子や木素材を取り入れた和モダンの空間で、カップルから最大8名のグループまで利用可能。セルフチェックイン方式を採用し、リビングやキッチンを備え、中長期滞在や家族・友人同士の旅行にも対応する。徒歩圏内には別府八湯・別府温泉エリ...
京都府
兵庫県
エリア・施設分析
2026年秋、京都と神戸で3つの大型医学会が連続開催される。日本癌学会学術総会(JCA、9/24〜26・京都国際会館)、Complex Cardiovascular Therapeutics(CCT、10/29〜30・神戸国際展示場)、日本消化器関連学会週間(JDDW、11/5〜7・神戸コンベンションセンター)。国内外から数千〜1万人規模の参加者が集中する期間、周辺ホテルの掲載価格はどう動くのか。...
業界トレンド
2026年7月10日に閣議決定された令和8年版(2026年度)観光白書は、宿泊業の構造に正面から向き合う一冊となった。全国522施設へのアンケートで72.2%が「人手不足の状況にある」と回答し、白書は繁閑差への対応力と生産性の底上げを収益改善の軸に据えた。その具体策のひとつとして紹介されたのが、客室稼働率の低い曜日を休館日にあてるという運営手法である。本稿では、メトロエンジンリサーチの曜日別稼働デ...
栃木県
南海トラフ地震や台風の風害は、ホテル投資のデューデリジェンスで定番の論点になった。一方で、近年の宿泊事業に最も直接的な打撃を与えているのは「河川の外水氾濫」と「内水氾濫」という水災ハザードである。とりわけ温泉旅館は、地形の宿命として川沿い・谷底の低地に立地し、集客の要である大浴場を地下や1階に構える。本稿では、代表的な温泉地5カ所の立地を国土交通省の地理空間データで浸水想定と重ね、被災時の営業停止...