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  • 福島県の推定成約ADR、4業態で割れる回復 — 旅館+4.5%・リゾート+4.7%、それでも2024年比は−6.9%

    福島県の推定成約ADRを4業態に分けて確定月の前年同月比を取ると、2026年4〜7月はシティホテル+1.9%、ビジネスホテル+1.1%、旅館+4.5%、リゾートホテル+4.7%と、そろってプラスで着地した。ただし月ごとの振れ幅は業態によってまったく違う。旅館は4ヶ月すべてプラスで最大−最小が4.3ポイントに収まったのに対し、リゾートホテルは6月の+14.2%から7月の−0.5%まで14.7ポイント...

  • 神奈川ホテル市場2026 — 箱根・みなとみらい・湘南・業務帯の4層と秋に開く単価差

    神奈川県の宿泊市場は、ひとつの県として平均を取ると実態が見えにくい。箱根の温泉旅館、みなとみらいの高層シティホテル、鎌倉・湘南の海辺の宿、そして横浜都心区と川崎の業務系ホテル——需要の源泉も、単価の水準も、季節の形もまったく異なる4つの市場が同居しているからだ。本稿では市区町村単位まで単価を分解し、2026年8月から11月にかけて各層がどう動くかを検証する。

  • 冬ダイヤ10/25開始|地方空港20港の国際線圏に客室は足りているか

    2026年度の冬ダイヤは10月25日(日)に始まり、2027年3月27日(土)まで続く。訪日需要の担い手が入れ替わるなか、地方空港の国際線は「日本のどこに人を降ろすか」を決める入口として、これまでにない重みを持ちはじめている。では、その降り立った先に泊まる部屋は用意できているのか。本稿では大空港を除いた地方空港20港について、空港を中心とする半径10km・20kmの客室ストックを実測し、国際線旅客...

  • 箱根の秋冬に積み上がる高単価供給 — 126室が入る価格階層を読む

    神奈川県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.10

    神奈川県足柄下郡箱根町では、2026年12月15日に126室の温泉付きラグジュアリーホテルが開業する。三井不動産が2026年7月13日のニュースリリースで公表した「HOTEL THE MITSUI HAKONE」である。メトロエンジンリサーチのデータで箱根町の秋冬(10〜12月)の価格水準を追うと、掲載価格は前年同月比で最大+30.9%まで押し上がる一方、推定成約ADRの伸びは+5.7%にとどまる...

  • 滋賀の推定成約ADR、2026年上期は業態で二極化 — ビジネスホテル+4.8%・リゾートホテル−2.9%

    滋賀県の推定成約ADRは、2026年に入って業態ごとに正反対の方向へ動いている。確定値がそろった直近月である2026年6月時点で、ビジネスホテルは¥6,904(N=83施設)で前年同月比+4.4%。直近12の確定月すべてで前年を上回った。一方、シティホテルは¥10,404(N=12施設)で−4.7%、旅館は¥12,050(N=53施設)で−14.7%、リゾートホテルは¥16,698(N=11施設)...

  • 山の玄関口15か所の宿泊単価 — 秋がピークの山、冬がピークの山

    客層・セグメント分析

    投稿 : 2026.08.09

    山に登る人は、登山口の手前でもう一泊している。始発のシャトルバスに乗るための前泊、下山後に汗を流して帰るための後泊——観光地としての「紅葉の宿」とは別に、こうした登る人の受け皿がどこにどれだけあり、いくらで売られているのかは、これまでまとまった形で示されてこなかった。本稿では全国15の主要な山岳ゲートウェイ(登山口・アクセス拠点)を選び、その周囲5〜12km圏にある宿泊施設の数・客室数と、市町村単...

  • 一人旅18.0%時代、ソロで語られる宿はどこか — 口コミ25,076件の言及率で読む全国マップ

    国内の宿泊観光旅行において「ひとり旅」が占める割合は、2024年度に18.0%へ達した。前年度の15.9%から2.1ポイントの上昇で、「夫婦2人での旅行」(25.6%)に次ぐ第2位の同行形態である。一方で2025年の日本人延べ宿泊者数は前年比マイナス2.7%と縮んでいる。国内需要の総量が伸び悩むなか、構成比を上げているソロ層をどう取り込むかは、多くの施設にとって現実的なテーマになりつつある。本稿で...

  • 秋の教育旅行ピーク10〜11月|平日の価格フロアを5エリアで読む — 京都・奈良・広島・長崎・沖縄

    中学・高校の修学旅行は春(5〜6月)と秋(10〜12月)の二山構造をとる。とりわけ秋は高等学校の実施が厚く、平日に大量の客室が団体でブロックされる。本稿では京都・奈良・広島・長崎・沖縄本島の5エリアについて、10〜11月の単価水準と、チェックイン90日前という同一断面での在庫消化の進み方を突き合わせ、団体需要が平日の価格フロアをどこに置いているかを定量化する。

  • 宮崎・佐賀のホテル投資ホワイトスペース — ADR×早期完売LTで読む2県の価格帯構造

    佐賀県

    宮崎県

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.09

    宿泊施設の投資マップは、九州では福岡・熊本・大分・鹿児島が繰り返し取り上げられる一方、宮崎県と佐賀県はまとまった定量分析の対象になりにくい。両県はいずれも県庁所在地に業務需要が集まり、県内に全国区の温泉地・リゾート立地を抱えるという似た構造を持ちながら、価格帯の分布はまったく異なる。本稿では、メトロエンジンリサーチが把握する範囲で稼働が確認できる宮崎・佐賀の宿泊施設について、推定成約ADRと客室ベ...

  • 群馬県の推定成約ADR、2026年6月は業態で符号が割れた — ビジネス+2.9%・シティ−9.0%・旅館−3.9%

    群馬県の2026年6月の推定成約ADR(確定値)は、業態によって前年同月比の符号が割れた。ビジネスホテルが¥6,227(N=103施設、前年同月比+2.9%)と前年を上回った一方、シティホテルは¥8,612(N=13施設、−9.0%)、旅館は¥13,539(N=285施設、−3.9%)、リゾートホテルは¥11,894(N=34施設、−6.0%)といずれも前年同月を下回った。ところが同じ4業態を20...