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宿泊市場動向

  • 千葉豪雨、宿泊在庫が急減したのは成田・浦安 — 被災地の千葉市中央区は前週比0.83倍

    千葉県

    投稿 : 2026.08.14

    2026年8月13日、千葉県は記録的な大雨に見舞われた。千葉市中央区では24時間降水量が観測史上最大の351ミリを記録し、県は千葉市を含む県内25市町に災害救助法を適用した(8月14日公表・第3報時点)。報道の中心は人的・物的被害だが、宿泊市場の側では何が起きていたのか。本稿では、千葉県内の宿泊施設の日次残室データを用いて、発災当日に在庫がどう動いたかを市区・業態別に検証する。

  • 大箱は最後に埋まるのか — 客室規模別に見る在庫消化スピードの差

    客室数200室を超える大型ホテルは、埋まるのが遅い——業界でしばしば語られてきた経験則である。小さな宿は数室売れば満室になり、大箱は最後まで在庫が残る。直感的には正しく聞こえる。しかし、これを同一チェックイン日・同一リードタイム断面で実測すると、結論は逆転する。 本稿では、2026年のお盆(8月13日〜16日)を主対象に、全国7都道府県・4,573施設の客室在庫の推移を客室規模別6階層に分けて集計...

  • 2026年6月の稼働率56.2% — 「客室1室あたり宿泊者数」で読む47都道府県の需給余地

    指定なし

    投稿 : 2026.08.13

    観光庁が2026年7月31日に公表した宿泊旅行統計調査によれば、2026年6月の客室稼働率は全国56.2%、延べ宿泊者数は4,678万人泊(前年同月比−6.5%)だった。数字だけを見れば需要の後退に見える。しかし「稼働率」は率の指標であり、客室というストックをどれだけの宿泊者が使ったかという「量」の情報を落としている。本稿では、延べ宿泊者数を客室ストックで割った「客室1室あたり月間延べ宿泊者数」と...

  • 秋のADRはどの月に山が来るか — 47都道府県を9月型/10月型/11月型/平坦型に分類した2026

    指定なし

    投稿 : 2026.08.13

    秋の宿泊需要は「9月・10月・11月」でひとつの塊として語られがちだが、都道府県ごとに単価の山が立つ月は大きく異なる。メトロエンジンリサーチの推定成約ADRを47都道府県ぶん取得し、2026年9月・10月・11月のどの月にピークが来るかで「9月ピーク型」「10月ピーク型」「11月ピーク型」「平坦型」の4類型に分類したところ、11月ピーク型が20県、平坦型が12県、10月ピーク型が11県、9月ピーク...

  • 2026年上期・47都道府県×4業態のADR前年比 — 符号が揃った16県、割れた31県

    指定なし

    投稿 : 2026.08.13

    2026年上期(1〜6月)が確定した。都道府県単位・単月のホテル単価を扱った記事は数多いが、47都道府県を4つの業態に分けて一望した総括はまだない。本稿では、メトロエンジンリサーチの推定成約ADRをもとに、47都道府県×4業態=188系列すべてについて2026年1〜6月の各月が前年同月を上回ったかを判定し、「前年超えの月数」を0〜6で数え上げた。結論から言えば、上期の単価は全国合成で前年同期比+3...

  • 学術集会493件が生む平日需要 — 会期カレンダーと予約進度で読む都市別インパクト

    投稿 : 2026.08.08

    医学系の学術集会は、そのほとんどが木曜と金曜に始まる。つまり参加者が泊まるのは水曜・木曜・金曜の夜であり、これは多くの都市型ホテルが週末より低い稼働で通過している曜日帯と重なる。しかも学会の会期は1年以上前から公表され、会場も決まっている。予測できる平日需要としてこれほど扱いやすい材料は多くない。本稿では、UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)に登録された2026年度の学術集会493件の会期カレ...

  • 9月末に出張需要は立つのか — 上半期末3営業日を出張5都市で検証

    「上半期末は出張が増えるから、9月末の平日は強気に置いていい」——ホテルの現場で長く共有されてきた経験則である。決算期末に予算消化の出張が動き、期末処理で本社と拠点の往来が増える、という理屈だ。だが、この経験則を日別データで検証した例は多くない。本稿では、札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の出張5都市について、9月の最終営業日3日間に実際の需給の山が立つのかを、2024年・2025年の実測と2026年...

  • 秋は「日によって」いくら違うのか — 9〜10月の日別価格レンジが最も広いエリア・業態ランキング2026

    指定なし

    投稿 : 2026.08.05

    2026年の秋、宿泊料金は「月ごと」ではなく「日ごと」に大きく動く。9月19日(土)から23日(水・秋分の日)までは11年ぶりの5連休となり、10月10日(土)から12日(月・スポーツの日)にも3連休が控える。同じ月の同じエリアでも、平日と連休では2倍以上の価格差が生まれる市場が実際に存在する。 本稿では、全国47都道府県・22,916施設(約138万室)の日別の掲載価格を2026年9月1日〜10...

  • 「掲載価格」と「実際に売れた価格」の差はどこが大きいか|47都道府県アップサイド・マップ2026

    投稿 : 2026.08.04

    ホテルの価格を語るとき、私たちは無意識に二つの異なる数字を混ぜている。ひとつはOTA等の予約サイトに「並んでいる」価格、もうひとつは実際に「売れた」価格である。この二つは同じ市場を見ていても、常に一定の距離を保って離れている。そしてその距離は、都道府県によって、また業態によって、驚くほど大きく異なる。本稿では、全国46都道府県について過去12ヶ月(2025年7月〜2026年6月)の掲載価格と推定成...

  • 東京都ビジネスホテルADR12ヶ月トレンド|都心5区と周辺18区で開いた30%の価格差

    東京都

    投稿 : 2026.08.04

    東京都のビジネスホテル市場は、2025年秋にピークを迎えた単価上昇が2026年に入って明確に減速している。メトロエンジンリサーチの推定成約ADR(約900施設)で直近12ヶ月を追うと、東京都のビジネスホテルの平均は月次¥11,900〜¥17,800のレンジで推移し、12ヶ月平均は¥14,300(前年同期比+6.3%)だった。しかし前年同月比の伸び率は2025年10月の+15.0%を頂点に縮小し、2...