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  • 箱根の秋冬に積み上がる高単価供給 — 126室が入る価格階層を読む

    神奈川県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.10

    神奈川県足柄下郡箱根町では、2026年12月15日に126室の温泉付きラグジュアリーホテルが開業する。三井不動産が2026年7月13日のニュースリリースで公表した「HOTEL THE MITSUI HAKONE」である。メトロエンジンリサーチのデータで箱根町の秋冬(10〜12月)の価格水準を追うと、掲載価格は前年同月比で最大+30.9%まで押し上がる一方、推定成約ADRの伸びは+5.7%にとどまる...

  • 滋賀の推定成約ADR、2026年上期は業態で二極化 — ビジネスホテル+4.8%・リゾートホテル−2.9%

    滋賀県の推定成約ADRは、2026年に入って業態ごとに正反対の方向へ動いている。確定値がそろった直近月である2026年6月時点で、ビジネスホテルは¥6,904(N=83施設)で前年同月比+4.4%。直近12の確定月すべてで前年を上回った。一方、シティホテルは¥10,404(N=12施設)で−4.7%、旅館は¥12,050(N=53施設)で−14.7%、リゾートホテルは¥16,698(N=11施設)...

  • 山の玄関口15か所の宿泊単価 — 秋がピークの山、冬がピークの山

    客層・セグメント分析

    投稿 : 2026.08.09

    山に登る人は、登山口の手前でもう一泊している。始発のシャトルバスに乗るための前泊、下山後に汗を流して帰るための後泊——観光地としての「紅葉の宿」とは別に、こうした登る人の受け皿がどこにどれだけあり、いくらで売られているのかは、これまでまとまった形で示されてこなかった。本稿では全国15の主要な山岳ゲートウェイ(登山口・アクセス拠点)を選び、その周囲5〜12km圏にある宿泊施設の数・客室数と、市町村単...

  • 一人旅18.0%時代、ソロで語られる宿はどこか — 口コミ25,076件の言及率で読む全国マップ

    国内の宿泊観光旅行において「ひとり旅」が占める割合は、2024年度に18.0%へ達した。前年度の15.9%から2.1ポイントの上昇で、「夫婦2人での旅行」(25.6%)に次ぐ第2位の同行形態である。一方で2025年の日本人延べ宿泊者数は前年比マイナス2.7%と縮んでいる。国内需要の総量が伸び悩むなか、構成比を上げているソロ層をどう取り込むかは、多くの施設にとって現実的なテーマになりつつある。本稿で...

  • 秋の教育旅行ピーク10〜11月|平日の価格フロアを5エリアで読む — 京都・奈良・広島・長崎・沖縄

    中学・高校の修学旅行は春(5〜6月)と秋(10〜12月)の二山構造をとる。とりわけ秋は高等学校の実施が厚く、平日に大量の客室が団体でブロックされる。本稿では京都・奈良・広島・長崎・沖縄本島の5エリアについて、10〜11月の単価水準と、チェックイン90日前という同一断面での在庫消化の進み方を突き合わせ、団体需要が平日の価格フロアをどこに置いているかを定量化する。

  • 宮崎・佐賀のホテル投資ホワイトスペース — ADR×早期完売LTで読む2県の価格帯構造

    佐賀県

    宮崎県

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.09

    宿泊施設の投資マップは、九州では福岡・熊本・大分・鹿児島が繰り返し取り上げられる一方、宮崎県と佐賀県はまとまった定量分析の対象になりにくい。両県はいずれも県庁所在地に業務需要が集まり、県内に全国区の温泉地・リゾート立地を抱えるという似た構造を持ちながら、価格帯の分布はまったく異なる。本稿では、メトロエンジンリサーチが把握する範囲で稼働が確認できる宮崎・佐賀の宿泊施設について、推定成約ADRと客室ベ...

  • 群馬県の推定成約ADR、2026年6月は業態で符号が割れた — ビジネス+2.9%・シティ−9.0%・旅館−3.9%

    群馬県の2026年6月の推定成約ADR(確定値)は、業態によって前年同月比の符号が割れた。ビジネスホテルが¥6,227(N=103施設、前年同月比+2.9%)と前年を上回った一方、シティホテルは¥8,612(N=13施設、−9.0%)、旅館は¥13,539(N=285施設、−3.9%)、リゾートホテルは¥11,894(N=34施設、−6.0%)といずれも前年同月を下回った。ところが同じ4業態を20...

  • 1人利用と家族利用の差は0.3ptへ — 同行者ミックスの変化と、料金・在庫設計の組み替え方

    全国のレビュー投稿者属性で見る同行者ミックスは、この5年で重心が動いた。2021年は1人利用46.5%に対し家族利用38.6%で、その差は7.9pt。2025年は1人利用44.7%・家族利用44.4%で、差は0.3ptまで縮んだ(N=407,873件)。出張目的の滞在を除いて推計すると、家族利用は2021年の49.0%から2025年は55.4%へ動き、すでに過半を占める(推計、N=324,159件...

  • 学術集会493件が生む平日需要 — 会期カレンダーと予約進度で読む都市別インパクト

    投稿 : 2026.08.08

    医学系の学術集会は、そのほとんどが木曜と金曜に始まる。つまり参加者が泊まるのは水曜・木曜・金曜の夜であり、これは多くの都市型ホテルが週末より低い稼働で通過している曜日帯と重なる。しかも学会の会期は1年以上前から公表され、会場も決まっている。予測できる平日需要としてこれほど扱いやすい材料は多くない。本稿では、UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)に登録された2026年度の学術集会493件の会期カレ...

  • 首位交代は米国、2位台湾・3位韓国 — 国籍別宿泊の県別受け皿マップ2026

    インバウンド

    投稿 : 2026.08.08

    訪日客の国籍構成が、静かに、しかし決定的に入れ替わっている。観光庁が2026年7月31日に公表した「宿泊旅行統計調査」2026年5月・第2次速報によれば、5月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は第1位が米国(1,721,740人泊)、第2位が台湾(1,698,370人泊)、第3位が韓国(1,596,820人泊)となった。長く首位を占めてきた中国は第4位(1,127,660人泊、前年同月比−53....