トップ > 記事一覧

記事一覧

  • 完売後に在庫が戻る宿は73.9% — お盆2026実測、戻りLTと直前期の値付け

    完売した宿の在庫は、そのまま埋まったままとは限らない。キャンセル、団体の解除、ホテル側の追加放出——理由はさまざまだが、OTA上の残室はチェックイン直前まで何度も「戻る」。本稿では、結果が確定した2026年のお盆(8月13〜16日)と、進行中のシルバーウィーク(9月19日・21日・22日)を対象に、6エリア・4業態の施設別残室推移を室ベースで追い、完売後の再放出がどのくらいの頻度で、どのリードタイ...

  • 青森ホテル投資マップ2026|青森市10,127円・弘前7,487円と空く上位価格帯

    青森県

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.21

    青森県の宿泊市場は、2025年の延べ宿泊者数が512万5,880人泊と統計開始以来の最多を記録し、伸び率13.6%は全国1位だった。外国人延べ宿泊者数も52万2,180人泊と初めて50万人を超え、県の観光戦略が2028年目標に置いていた水準を3年前倒しで達成している。需要は明確に増えている。では、その需要を受け止める客室はどこに、いくらの単価で存在しているのか。 本稿は、青森県26市町村の推定成約...

  • 九州ふっこう応援割155億円は10月の残室の1.4〜3.3倍 — 宿の売上・稼働率への変換効率

    九州ふっこう応援割の原資155億円は、九州7県の10月の宿泊在庫に対してどれだけの厚みを持つのか。割引率ではなく「金額が何室泊に変わるか」という変換のレンズで数えると、10月単月では原資ではなく在庫のほうが先に尽きる構図が見えてくる。メトロエンジンリサーチが把握するOTA掲載在庫ベースで、九州7県の10月(10月1日〜29日分)に残っている客室は92.1万ルームナイト。一方で155億円が賄いうる室...

  • 沖縄のリゾート・シティ・ビジネス3業態比較 — 推定成約ADRの季節形状と10月連休のブッキングカーブ

    沖縄県の宿泊市場を「リゾート」「シティ」「ビジネス」の3業態に分けて見ると、価格水準・季節形状・予約の積み上がり方のいずれもが別物であることが分かる。2026年8月の確定ベースの推定成約ADRは、リゾートが¥22,300(N=282施設・前年同月比+3.1%)、シティが¥20,700(N=15施設・同−0.2%)、ビジネスが¥9,700(N=196施設・同+3.3%)。一方で10月の3連休(10/...

  • がん拠点病院468を実測、97施設は2km圏の客室ゼロ — 医療滞在需要の出店余地

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.21

    がんの治療は、いまや入院よりも通院の比重が大きい。厚生労働省「患者調査」によれば、2023年10月時点の悪性新生物の推計外来患者数は18万6,400人で、推計入院患者数10万6,100人の1.76倍にあたる。抗がん剤治療も放射線治療も外来で行われることが増え、平均在院日数は14.4日まで短縮した。その結果、治療そのものは病院で完結しても、遠方から通う患者と付き添い家族は、病院の近くに「泊まる場所」...

  • フロントを置かない宿の設備投資、回収は数か月〜回収不能 — 10分駆けつけ圏の密度を8エリアで試算

    フロント(玄関帳場)を置かずに宿を運営する場合、必要になる設備投資は、本稿の前提では1施設あたり37万円程度にとどまる。一方で、宿泊者がいる間は「通常おおむね10分程度で職員等が駆けつけることができる体制」を維持する必要がある。回収年数を左右するのは設備の価格ではなく、この体制を何施設で分け合えるかという立地の条件である。本稿では、制度を一次資料で整理したうえで、メトロエンジンリサーチが把握する8...

  • フリーランスのホテル暮らしは審査なしで始められる|30泊は全国約47万円・東京約55万円【2026年9月】

    東京都

    ライフスタイル

    投稿 : 2026.09.21

    フリーランス・自営業でも、ホテル暮らしは予約するだけで今日から始められる。賃貸契約と違って入居審査がなく、保証人・保証会社も、収入証明や確定申告書の提出も一切いらない。開業初年度で審査書類が揃わない人でも、宿泊予約はクレジットカード1枚(現地払いなら現金でも)で完結する。費用の目安は、全国のビジネスホテルの掲載価格で30泊あたり約47.2万円、東京都では約55.5万円(2026年9月時点のOTA掲...

  • ホテルのアメニティとは?持ち帰りOKの消耗品と備品の線引き|口コミで評価が高い宿も紹介

    指定なし

    ライフスタイル

    投稿 : 2026.09.21

    アメニティとは、ホテルや旅館が客室・館内に用意している備品・消耗品の総称です。歯ブラシやカミソリのような使い切りの「消耗品」と、タオルやドライヤーのような「備品」に大きく分かれ、消耗品は原則として持ち帰り可、備品は持ち帰り不可というのが一般的な整理です。本記事では、この線引きを表で示したうえで、宿泊者の口コミで実際に何が評価されているのかをアメニティ16分類・約163万件の言及データ(2024年9...

  • 広島の10月三連休、完売施設率51.6%と1.1%の落差 — 直前期に残る在庫をどう売るか

    広島県の10月三連休(10月10日〜12日)は、3日間が同じ顔をしていない。初日10/10(土)のビジネスホテルは宿泊23日前(2026年9月17日観測)時点で推定OCC 84.4%・完売施設率 51.6%と、コホートの半数で掲載在庫が確認できない状態にある。一方、最終日10/12(月・祝)は同25日前(同じく2026年9月17日観測)時点で推定OCC 58.7%・完売施設率 1.1%。稼働で25...

  • 長期滞在型ホテルのブランド整理2026|3業態の違いと東京13施設の30泊実測

    「長期滞在型ホテル」は、ひとつの業態を指す言葉ではない。マンスリー・ウィークリープランを用意した通常のホテル、キッチンと洗濯乾燥機を備えたアパートメントホテル、30泊以上の滞在を前提に設計されたサービスアパートメント——この3つは、客室の見た目以上に、契約の形と課金の単位、そして価格の動かし方が異なる。本稿では3業態の線引きを整理したうえで、各社が公表しているブランド情報を並列に並べ、東京13施設...