眠っていたデータから新たな付加価値を
宮城県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
宮城県のビジネスホテルでは、2026年10月3日(土)の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)が宿泊日の45日前時点ですでに85.7%に達していた。同じ週の10月2日(金)は同じ45日前で57.4%。同じ週末、同じ施設群(固定コホートN=60施設・8,658室)でありながら、着地の1か月半前の段階で28.3ポイントの差がついている。そして直近の観測(10/3は残り22日、10/2は残り21日)では、土...
指定なし
投資・開発
駅から近いほどホテルの客室単価は高い——業界では自明とされてきたこの命題を、全国規模で定量化した集計はほとんど存在しない。個別の駅を切り取った商圏レポートは数多いが、距離帯そのものを軸に据え、都市規模で層別したうえで業態を統制した勾配は測られてこなかった。本稿では全国1,221の主要駅を基準点として宿泊施設7,960軒を距離帯に配分し、ビジネスホテル4,089軒・シティホテル754軒の推定成約AD...
東京都
千葉県
大阪府
沖縄県
北海道
日本一大きいホテルは、東京都港区の品川プリンスホテル(3,679室)である。4棟のタワーで構成され、単独の建物としては神奈川県横浜市のアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉(2,311室)が国内最大となる。本稿では、メトロエンジンリサーチが国内で追跡する宿泊施設のうち直近90日間にOTA等で販売実績を確認できた38,010施設・1,597,005室を集計し、個別施設の客室数ランキング全国T...
富山県
富山県のビジネスホテルの曜日別の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)を2026年6〜8月の実績月で集計すると、土曜90.1%に対して日曜は73.9%。その差は16.2ptで、3ヶ月を通して週に一度、同じ位置に同じ深さの谷が現れます。さらに厄介なのは、その谷が日曜だけで終わらないことです。月曜は79.1%で、火〜木の87.1%から約8pt低い。つまり富山県のビジネスホテルは「日曜・月曜の2日連続で落ち...
岡山県
広島県
県境は行政の線であって、宿泊需要の線ではない。岡山駅から山陽新幹線で広島駅まで約35分、在来線と山陽自動車道が並走する岡山〜広島の帯には、岡山市北区・倉敷市・福山市・尾道市・三原市・東広島市・広島市中区という7つの宿泊集積が数珠つなぎに並ぶ。本稿はこの帯を「山陽回廊」と呼び、県単位ではなく回廊単位で商圏を引き直したときに、価格階層がどう見えるかを検証する。結論から言えば、回廊の推定成約ADRは行政...
ホテル経営のコスト項目のなかで、人件費に次いで重く、しかも自社の努力で構造を変えられる余地が大きいのがエネルギー費である。宿泊業の水道光熱費は売上高の6.0%を占め、これは全産業平均の約14倍にあたる(中小企業庁「中小企業実態基本調査」)。本稿では電気・都市ガス・LPガス・重油に絞り、100室規模のモデル館を置いて年間いくらかかるのかを一次資料から積み上げ、季節性・料金支援制度・単価への転嫁余地・...
ホテルの屋根は、ほとんどの投資判断で「無いもの」として扱われてきた。だが2026年度の制度環境では、屋根に太陽光を載せて発電した電気を自分で使う(自家消費する)ことが、購入電力量そのものを減らすOpex削減策として成立しうる。削減額は費用項目からそのまま消えるため、GOPを経由してNOIに残る。本稿は、その残額がいくらになるのかを、施設の建物形状から積み上げて試算する。 結論を先に置く。国土交通省...
鹿児島県
季節・イベント
2026年9月19日(土)から23日(水・秋分の日)は、敬老の日と秋分の日に挟まれた22日(火)が「国民の休日」となり、11年ぶりの5連休となります。鹿児島県の宿泊在庫を宿泊日ごとに追跡すると、この5日間は一枚岩ではありません。直近観測(2026年9月12日時点)で旅館の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は9月21日が98.1%(N=66施設)に達している一方、最終日の9月23日は63.5%。同じ...
ホテル・旅館の開発計画で最も大きな分岐は、客室のグレードでも立地でもなく「食事を自前で提供するかどうか」である。厨房を持つと決めた瞬間に、建物の面積構成・設備投資・許認可・雇用計画のすべてが変わる。本稿では厨房機能を①面積と設備費、②許認可と衛生管理の実務コスト、③調理・配膳の人員と最低賃金改定後の人件費、④食事付きで取れる価格上乗せ幅、の4要素に分解し、「客室数が何室を超えると厨房が回収できるか...
福井県
取材
新規ホテル情報
越前和紙の産地として知られる福井県越前市今立エリアに、工芸宿「SUKU」の新客室棟「SUKU hanare」が2026年10月1日に開業する。 2025年秋に誕生したSUKUに続く新たな拠点で、キッチン付きの2室を設け、越前和紙をはじめ、越前焼や越前漆器、越前打刃物など地域の工芸を実際に使いながら過ごせるのが特徴。目指すのは、観光地を巡るだけではなく、産地に身を置き、その日常やものづくりに触れる滞...