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検索結果

  • 訪日客7月344万人、通年着地は4,172万〜4,279万人 — 残り5か月の必要ペース

    日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した訪日外客数によると、2026年7月の訪日外客数は344万2,100人(前年同月比+0.1%)で、7月として過去最高を更新した。4か月ぶりのプラスである。ただし1〜7月の累計は2,452万7,200人(前年同期比-1.7%)で、依然として前年を下回っている。本稿では、残り5か月に必要な月次ペースを3つのシナリオで試算し、観光庁「宿泊旅行統計調...

  • 函館駅前の地価+10.3%、五稜郭は4年据置き|道南226施設11,449室の投資適地

    北海道

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.28

    北海道のホテル投資を語るとき、話題の中心は倶知安・ニセコの高価格帯か、札幌の再開発か、千歳・苫小牧の稼働型アセットに寄りがちである。その一方で、道南——函館市を核に北斗市・七飯町から松前・江差・八雲・長万部までを含む圏域——をひとつの商圏として数え直した資料は驚くほど少ない。本稿では、この道南16市町を単一の投資対象商圏とみなし、供給の棚卸し・推定成約ADR・地価・地盤・人口動態・上場REIT保有...

  • 滋賀のホテル開発、2026年新規供給は既存比1.5% — 業務帯に空く価格帯と利回り試算

    滋賀県

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.28

    滋賀県の宿泊市場は、2026年に入って周辺府県とは逆方向に動いている。メトロエンジンリサーチが集計する推定成約ADR(2026年7月・N=160施設)は前年同月比+3.3%。同月の京都府は−12.8%、大阪府は−30.7%、兵庫県は−3.0%と、近畿2府4県のうち前年を上回ったのは滋賀県だけだった。一方で新規供給はほとんど動いていない。ビジネスホテルの2026年新規開業は2施設91室で、既存75施...

  • 九州ふっこう応援割はいくら安くなる?熊本・鹿児島6割引の使い方と得する宿・日取りの選び方

    2026年8月28日、観光庁が「九州ふっこう応援割」の概要を公表した。結論から書くと、10月1日(木)宿泊分以降、旅行・宿泊料金が九州7県で50%、熊本県・鹿児島県では60%割り引かれ、上限は宿泊のみなら1泊2万円である。1人1泊の料金が4万円(熊本・鹿児島は約3.3万円)を超えない限り、この割引率がそのまま効く。九州の宿の大半はこの範囲に収まるので、たとえば熊本の旅館なら2名1室で4万円台の宿が...

  • 九州ふっこう応援割が確定 — 熊本・鹿児島60%/5県50%、上限2万円が効く価格帯

    観光庁は2026年8月28日、令和8年熊本地震を受けた旅行需要喚起策「九州ふっこう応援割」の制度概要を公表した。補助率は旅行・宿泊料金の50%(泊/人)、キャンセルの影響が大きい熊本県・鹿児島県は60%。限度額は宿泊単体商品および交通付宿泊旅行商品の1泊で2.0万円、交通付宿泊旅行商品の2泊以上で3.0万円、宿泊地が2県以上の周遊型旅行商品で3.5万円。割引対象は令和8年10月1日(木)宿泊分から...

  • 九州応援割、6割引の熊本・鹿児島に10月残室の34.9%が集中 — 7県の在庫余力を実測

    政府は2026年8月28日、令和8年熊本地震で落ち込んだ九州の観光需要を立て直すため「九州ふっこう応援割」を10月1日宿泊分から実施すると発表した。割引率は熊本県・鹿児島県が6割、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎の5県が5割である。制度設計の焦点は、この「6割と5割」という配分が、実際に空いている場所へ向いているかどうかにある。本稿はメトロエンジンリサーチのOTA掲載在庫データを用いて、九州7県の20...

  • ホテル宴会場の客室転換が成立する20都道府県 — ADR約9,600円ラインと床の再配分

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.28

    日本のホテル投資は、この10年ほぼ一方向に振れてきた。客室以外の床を持たない「宿泊特化型」である。宴会場・婚礼施設・大型厨房といった非客室床は、面積あたりの収益性が低く、人手もかかる。だが2025年の婚姻件数は50万5,656組と2年連続で増加し、50万組超えは3年ぶりとなった。「婚礼は縮小の一途」という前提は、少なくとも更新が必要になっている。本稿では、宴会床を客室に転換すべきか否かを、床1㎡あ...

  • アジア大会2026の選手村は船 — 1,500室×22日のホテルシップ、名古屋の客室28,986室との距離

    愛知県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.28

    先に結論を書いておくと、選手村となるホテルシップ(クルーズ船)に一般の旅行者・観戦客は泊まれない。1,500室は組織委員会が選手団向けに借り上げた閉じた在庫であり、2026年9月15日時点で一般販売の公表はない。そのうえで本稿の主題に入る。愛知・名古屋2026アジア競技大会は、選手村を新たに建設しない。代わりに名古屋港へクルーズ船を22日間停泊させ、既存ホテルと組み合わせて選手団を受け入れる。船が...

  • 愛知県の曜日別稼働率、日曜だけ土曜比12.6pt低い — 92日実績で見る「日曜の谷」の埋め方

    愛知県のホテル市場は、曜日ごとに需要の顔が大きく変わる。2026年5月〜7月の経過月実績92日を曜日別に集計すると、ビジネスホテルの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は土曜90.5%に対して日曜80.4%。祝日と祝日前日を除いた「通常週」だけで見ると土曜90.1%・日曜77.5%となり、その差は12.6ptに広がる。シティホテルでも通常週ベースで土曜89.2%・日曜77.6%と、同じ形の谷が刻まれ...

  • ホテルの上下水道費、自治体で2.1倍差 — 100室の年間差785万円とNOI影響

    ホテルのランニングコストを議論するとき、話題はほとんど電気とガスに集まる。だが宿泊業がもう一つ大量に買っている資源がある——水である。国際観光施設協会エコ・小委員会が全国約100施設を調査した結果によれば、宿泊客1人あたりの水道使用量は630リットル。1泊の滞在で、家庭の1人1日分(282リットル)の2倍以上を使う計算になる。 本稿が扱うのは、その630リットルを「いくらで買っているのか」である。...