眠っていたデータから新たな付加価値を
東京都
ライフスタイル
就職や転職で勤務地が変わるのに、賃貸契約が入社日に間に合わない——。結論から言うと、入社前後の「数週間〜1ヶ月」のつなぎ住まいとしてのホテル暮らしは十分に現実的な選択肢です。費用の目安は、東京都内のビジネスホテルで1泊あたり掲載価格の中央値が17,238円(1室2名利用時・税込、2026年8月時点)。一方で、半年以上の定住をホテルで続けるのは費用面で不利になりやすく、おすすめしません。本記事では、...
京都府
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
京都府の2026年5〜7月(経過月・実績)の日別データを曜日ごとに集計すると、ビジネスホテルの木曜は推定OCC90.4%(2026年5〜7月の経過月実績・N=272〜293施設)で、金曜の89.8%をわずかに上回った。シティホテルでも木曜89.3%と金曜89.9%はほぼ差がない。一方で最も低い曜日はシティが月曜・日曜の86.8%、ビジネスが月曜83.6%、旅館が木曜84.0%。曜日差の幅(最高曜日...
季節・イベント
東京都の9月前半について、宿泊日から逆算した定点で予約進捗を並べ直すと、日程ごとの「歩幅」がはっきり分かれる。シティホテルの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は、9月5日(土)が45日前78.5%から直近観測(26日前)84.2%へ+5.7pt、9月12日(土)が45日前81.5%から直近観測(33日前)84.7%へ+3.2pt。同じ土曜でも出発水準と上積み幅は別物である。ビジネスホテルはさらに歩...
北海道
北海道の宿泊市場で、業態による値決めの結果が明確に分かれている。2026年7月の推定成約ADR(確定値)は、シティホテルが¥17,819(N=75施設)で前年同月比−5.7%、ビジネスホテルが¥11,154(N=432施設)で前年同月比+4.1%。年初はシティ・ビジネスともに前年を大きく上回っていたが、4月を境にシティが前年割れへ転じ、ビジネスは7ヶ月連続でプラスを維持した。結果として両業態の価格...
東京都で2026年に開業日が確認できる宿泊施設は68施設・合計2,055室。施設数で最も多いのは貸別荘(20施設)とホステル(19施設)だが、室数の重心はまったく別の場所にある。ビジネスホテル13施設で1,142室(全体の55.6%)、シティホテル2施設で316室(15.4%)。この2業態だけで施設数の22.1%にすぎないのに室数の70.9%を占める。一方で単価側は、東京都のビジネスホテルの推定成...
福岡県
筥崎宮の仲秋大祭「放生会」は、2026年は9月12日(土)から18日(金)までの7日間。約500軒の露店が参道に並ぶ博多三大祭りのひとつで、福岡市内の宿泊需要を動かす代表的な年中行事とされてきた。では実際に、この7日間の宿泊需要はどこに、どれだけ立っているのか。福岡県のビジネスホテル(対象312〜316施設)とシティホテル(同36施設)について、宿泊日の45日前という同一断面でOTA掲載在庫ベース...
愛媛県
愛媛県の土曜日を4日ぶん、宿泊日の45日前から直近まで並べると、8月と9月で曲線の形がはっきり分かれた。8月22日(土)は旅館が45日前の推定OCC 76.0%(2026年7月8日観測時点・OTA掲載在庫ベース)から直近観測(13日前)の89.9%まで+13.9pt、8月15日(土)の旅館は69.6%→84.3%で+14.7ptと、45日前以降に積み上がった幅が大きい。一方で9月5日(土)のビジネ...
鳥取県
2026年9月5日(土)・6日(日)に鳥取県西伯郡南部町の「とっとり花回廊」で開催される『SHINE UP FES!2026』。県内最大級の野外音楽フェスとして、宿泊需要への波及が期待される催事だ。ところが鳥取県内の宿泊在庫を宿泊日の45日前から追いかけると、9月5日の需要の山は会場圏(米子市)ではなく、会場から約100km離れた県東部(鳥取市)に最も鋭く立っていた。母集団を揃えた35日前断面で、...
岐阜県
岐阜県の宿泊市場は、ひとつの県として語るには内部の差が大きい。世界遺産・白川郷を抱える白川村、飛騨の城下町・高山、温泉地の下呂という観光帯がある一方で、県庁所在地の岐阜市、大垣市、各務原市には製造業と行政需要に支えられた業務帯が広がる。メトロエンジンリサーチのデータで両者を並べると、同じ県内でありながら推定成約ADRには約2倍の開きが生まれていた。
大分県
静岡県
群馬県
投資・開発
温泉旅館を取得するとき、買い手が最終的に手にしているのは建物でも土地でもない。湯である。だが「湯を持っている」という一言のなかには、法的にまったく異なる三つの状態が同居している。自ら掘削許可を取り湧出口を支配する自家源泉、他者の源泉から分湯を受ける引湯権、そして組合や自治体が源泉を束ねて配る集中管理である。この三つは、賃借対照表への載り方も、毎年の現金流出も、そして買収後に「その湯を使い続けられる...