眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
ライフスタイル
会社員が自宅を持たずにホテルで暮らすことは、費用面だけを見れば十分に検討の土俵に乗る。全国のビジネスホテルのOTA掲載価格(2026年8月時点・7,792軒)は1泊15,959円で、30泊に換算すると約47.9万円。東京都でも約50.2万円が目安になる。ただし会社員の場合、金額そのものより先に確認すべきことがある。住宅手当・借上社宅が使えるか、通勤定期はどう届けるか、会社への現住所届をどう扱うか—...
千葉県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
千葉県のシティホテル(N=53施設)の2026年7月の推定成約ADRは¥10,105で、確定値同士で比べた前年同月の¥11,006(N=51施設)を8.2%下回った。同じ月のビジネスホテル(N=163施設)は¥7,739で、前年同月¥7,900(N=161施設)に対し−2.0%にとどまる。半年前の2026年1月にはシティが¥12,020(N=51...
東京都
大阪府
愛知県
福岡県
単身赴任、数か月の長期出張、入社直後の仮住まい——会社員がホテルに長く泊まる理由はレジャー客とはまったく違う。そして支払う金額の構造も違う。メトロエンジンリサーチが集計した主要4都府県のビジネスホテル1,376施設の掲載価格(1名1室・2026年5月7日〜8月9日)を見ると、東京の月曜チェックインは1泊16,426円、土曜は25,502円。同じ部屋なのに曜日で40%動く。ところが同じ期間の稼働率は...
京都府
北海道
沖縄県
宮城県
広島県
投資・開発
ホテルを買うとき、投資家は取得価格と表面利回りを見る。だが資産は買った瞬間から毎年、税を払い続ける。不動産取得税や登録免許税のような取得時の一度きりの費用とは違い、固定資産税・都市計画税・償却資産税は保有している限り毎年発生し、そのぶんNOI(純収益)を確実に減らす。入口の費用は一度きり、こちらは毎年——ここが決定的に違う。 では、ホテルを1室持つと毎年いくらの税がかかるのか。国土交通省の地価公示...
神奈川県
ホテル開発の初期検討で、用途地域と容積率は必ず確認される。一方で、建築確認の一段手前に置かれた駐車場条例の附置義務——「延床何㎡につき駐車1台」を求めるルール——は、事業計画のひな形に組み込まれていないことが多い。これは都市計画法・建築基準法ではなく駐車場法第20条にもとづく自治体条例で、全国一律の基準が存在しない。同じ設計図を別の都市に持って行くと、必要台数が2倍以上変わる。 本稿では、7都市の...
栃木県
愛媛県
石川県
青森県
富山県
宮崎県
新潟県
人口減少に向き合う地方都市は、都市計画のうえで「ここに人と機能を集める」という区域を先に決めている。都市再生特別措置法にもとづく立地適正化計画の、居住誘導区域と都市機能誘導区域である。国土交通省の集計によれば、令和8年(2026年)3月31日時点で971都市が同計画に具体的に取り組み、うち685都市がすでに計画を作成・公表している。では、その「行政が人を集めると決めた区域」の内側に、宿はどれだけ立...
奈良県
埼玉県
朝食を付けたプランと、同じホテルの食事なしプランの差額 — いわゆる「朝食プレミアム」を全国47都道府県で横並びにすると、ビジネスホテルの中央値は9.9%(47県・ペア計3,042施設)だった。上位は奈良23.0%(N=14)・京都22.0%(N=68)、下位は埼玉3.0%(N=59)・新潟3.0%(N=66)で、上下の開きは7.7倍にのぼる。ところが同じ県をシティホテルで見ると中央値は14.45...
ホテルの建設費を語るとき、日本の議論はほぼ例外なく「坪いくらか」に収束する。だが発注者が最初に決めるのは金額ではなく構造である。木造か、鉄骨造か、鉄筋コンクリート造か。この選択が、そのあとの単価も、建てられる階数も、使える敷地も規定する。本稿は建設費の水準そのものではなく、構造の違いが生む差分だけを扱う。国土交通省「建築物着工統計調査」の宿泊業用データを構造別に集計し、木造の㎡単価が鉄筋コンクリー...
業界トレンド
旅館業法は、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を許可制のもとに置く法律である。1948年(昭和23年)の制定以来、宿泊事業の入口を規定してきたが、2018年6月と2023年12月の二度の改正で、許可の要件も営業者の義務も大きく書き換わった。とりわけ2018年の改正でホテル営業と旅館営業が「旅館・ホテル営業」へ一本化され、ホテル10室・旅館5室という最低客室数の基準が撤廃されたことは、その後の小規模宿...
主要OTAに掲載されている宿泊施設が1軒だけの市町村は、2026年7月時点で227あった。掲載が2軒の「準空白」も161で、両者を合わせると掲載が確認できた1,496市町村の25.9%にあたる。ただし、この227をそのまま「泊まる場所がない自治体」と読むのは早い。半径10km圏の供給量で切り分けると3つの型に分かれ、その1軒の業態も客室規模も価格帯も、型ごとにはっきり違う。本稿では「その1軒が何な...