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  • 福岡の推定成約ADR、上期6か月すべて前年超え——大阪は6月−32.8%、ミドル帯の価格レンジをどう引き直すか

    福岡県のビジネスホテルの推定成約ADR(税抜相当)は、2026年1月から6月までの確定6か月すべてで前年同月を上回った。上期平均は¥10,900台(2026年1〜6月平均¥10,943)で、前年同期の¥9,800台(同¥9,863)に対して+10.9%。直近の確定月である2026年6月は¥10,030(N=340施設)で、2025年6月の¥9,414(N=331施設)に対して+6.5%だった。同じ...

  • 観光拠点に最適な宿 全国TOP30 2026 — 「どこへも動きやすい」立地で選ばれる宿

    客層・セグメント分析

    投稿 : 2026.07.30

    「駅から近い」「横丁が目の前」「自然に囲まれている」——立地の良さにはいくつもの物差しがあります。本稿が取り上げるのは、そのどれとも少し違う「観光拠点としての使い勝手」です。複数の観光スポットへ電車でもバスでも動きやすく、朝出て夜戻る周遊型の旅で「ここを拠点にして正解だった」と感じさせる宿。宿泊者口コミのなかで、まさにこの価値を指す言及を全国から集計し、TOP30としてまとめました。

  • 群馬県の宿泊市場2026 — 草津・伊香保・四万みなかみ・前橋高崎の4層で読む秋のADR階層

    群馬県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.07.30

    群馬県は「温泉県」として一括りに語られやすい。しかし宿泊価格の分布を市町村単位で分解すると、県内には明確に分離した4つの価格層が存在する。メトロエンジンリサーチのデータで2024年11月から2026年6月までの推定成約ADRを追うと、紅葉ピークにあたる11月の市町村中央値は最上位で約¥20,900、最下位で約¥5,400と、実に4倍近い開きがある。 本稿では群馬県の宿泊市場を「高単価温泉層」「老舗...

  • 令和8年熊本地震|2016年の回復曲線を物差しに — 九州7県の発災時ベースライン

    熊本県

    投稿 : 2026.07.30

    2026年7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1(暫定値)の地震が発生し、熊本県宇城市と氷川町で震度7を観測した。被災された方々に心よりお見舞い申し上げる。本稿を執筆している7月29日時点で救助活動と被害把握が進行中であり、被害の全容は判明していない。 本稿は、この災害を「予測」する記事ではない。九州に物件を持つ運営者・投資家が今後数か月にわたって需要動向を追いかけ...

  • 熊本圏の宿泊ストックはどれだけ復旧を支えられるか — 2016年の記録と業務系1.1万室の価格帯マップ

    熊本県

    投資・開発

    投稿 : 2026.07.30

    2026年7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宇城市と八代郡氷川町で震度7が観測された。被害の全容はなお把握の途上にあり、被災された方々に心よりお見舞い申し上げる。本稿は、被害の状況そのものではなく、この先の復旧・復興を担う人々を受け入れる「宿泊機能」という地域インフラが、熊本圏にどれだけ、どのような形で存在しているのかを、公表統計と宿泊市場データ...

  • 愛知・広島のビジネスホテル 曜日別稼働の形 — 日曜の谷7.1pt・8.5ptと木曜ピークの読み方

    愛知県と広島県のビジネスホテルについて、2026年4月〜6月の経過月実績(推定OCC・OTA掲載在庫ベース)を曜日別に集計すると、両県とも「日曜が週内で最も低く、木曜が最も高い」という同じ形が出た。3ヶ月平均で愛知は日曜87.0%・木曜94.1%(差7.1pt)、広島は日曜87.1%・木曜95.6%(差8.5pt)。日曜は月曜より愛知で3.5pt、広島で3.9pt低く、週の中で唯一「土曜側にも月曜...

  • 東京のブッキングカーブは3類型 — 45日前→直前の上積みはビジネス+25.7pt、シティ+14.5pt、カプセル+1.9pt

    東京都の宿泊需要を「ブッキングカーブの形」で切ると、シティホテル・ビジネスホテル・カプセルホテルはまったく別の商売に見える。2026年7月1日〜26日を宿泊日とする26日分の観測をカテゴリ別に積み上げたところ、宿泊日の45日前から直前(残り1日)までの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)の上積み幅は、ビジネスホテルが+25.7pt(67.2%→92.9%)、シティホテルが+14.5pt(77.9%→...

  • 震度は距離で減衰し、キャンセルは減衰しない — 熊本地震と九州の宿泊需要

    2026年7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1(暫定値)の地震が発生し、熊本県宇城市および八代郡氷川町で震度7を観測した。被災された方々に心よりお見舞い申し上げる。本稿を執筆している2026年7月29日時点で救助・応急対応が続いており、被害の全容は把握されていない。 本稿の目的は、被害そのものを論じることではない。10年前の2016年、九州の宿泊需要には「揺れの物...

  • 令和8年熊本地震・災害救助法21市町村の客室ストック — 震央30km圏に13,269室

    熊本県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.07.29

    令和8年(2026年)7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宇城市豊野町と八代郡氷川町島地で震度7を観測した。政府は同日、熊本県内の10市10町1村、あわせて21市町村に災害救助法を適用している。被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、この記事では被害の描写ではなく「受け入れられる客室がどこに、どれだけあるのか」という一点に絞って、市町村粒...

  • 京都紅葉ピークの「あふれ」はどこへ2026 — 大津・草津・宇治への宿泊分散をフォワードADRで読む

    京都府

    季節・イベント

    投稿 : 2026.07.29

    京都市内の紅葉は例年11月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、この2〜3週間に宿泊需要が一気に集中する。メトロエンジンリサーチの推定成約ADR(後述)でみると、京都府の11月の水準は年内でも突出して高く、清水寺や東福寺を擁する東山区では1泊3万円台に届く。一方、JR琵琶湖線でわずか10〜20分の大津・草津、JR奈良線で結ばれる宇治は、同じ11月でも価格がほとんど跳ねない。本稿では、京都紅葉ピークの「あ...