眠っていたデータから新たな付加価値を
千葉県
エリア・施設分析
2026年8月13日からの記録的な大雨を受け、千葉県内の25市町(千葉市および24市町)に災害救助法が適用された。被災された方々に心よりお見舞い申し上げる。本稿では被害の規模を数えるのではなく、この先の応急・復旧フェーズで生じる「泊まる場所」の需要を、県内の宿泊供給ストックがどこまで受け止められるのかを定量的に整理する。結論を先に置くと、災害救助法が適用された25市町の客室は901施設・32,42...
静岡県
レベニューマネジメント
季節・イベント
静岡県の宿泊需要は、8月9日(日)98.4%・8月10日(月)98.8%(旅館・推定OCC)というお盆のピークを通過した。焦点はその先の在庫進捗である。宿泊日の45日前という同じ物差しで並べると、8月22日(土)の旅館は70.0%、9月1日(火)は55.5%で14.5ptの段差がつく。ビジネスホテルは8月22日(土)88.2%から9月12日(土)71.6%へ16.6pt下がり、週を追って階段状に落...
広島県
広島県のブッキングカーブを、シティホテル・ビジネスホテル・旅館の3業態で並べると、同じ宿泊日でも「45日前の時点でどこまで積み上がっているか」がまったく違う。2026年8月13日〜9月25日着の43日分(観測施設数の少ない1断面を除く)を見ると、45日前時点の推定OCCの業態間の開きは平均16.9pt、最大で26.2pt(9月4日着)に達した。一方、すでに宿泊日を終えた6つの土曜日の平均カーブでは...
指定なし
ライフスタイル
ホテルの長期滞在割引は、多くのチェーンで「2泊」「7泊」「30泊」の3つの泊数を境に段階的に深くなる。滞在型ホテルチェーンのOTA掲載価格(税込・2026年8月時点)を同一ホテル・同一チェックイン日・同一客室で比較すると、2泊以上の連泊プランで約10%、7泊以上のウィークリー型で15%前後、30泊以上で20%前後安くなるのが実測の目安だ。7泊すれば「ほぼ1泊分が無料」に相当する差になる。本記事では...
ホテル暮らしを快適に、そして楽にできるかどうかは、突き詰めると3点で決まります。①部屋の設備(デスク・洗濯・キッチン・広さ)、②荷物の量(持ち込みを最小限にする)、③生活動線(洗濯・食事・受け取りの段取り)の3つです。ホテル側が生活のかなりの部分を肩代わりしてくれるのがホテル暮らしの本質なので、「何をホテルに任せ、何を自分で持ち込むか」を最初に決めてしまえば、暮らしは一気に楽になります。この記事で...
東京都
就職や転職で勤務地が変わるのに、賃貸契約が入社日に間に合わない——。結論から言うと、入社前後の「数週間〜1ヶ月」のつなぎ住まいとしてのホテル暮らしは十分に現実的な選択肢です。費用の目安は、東京都内のビジネスホテルで1泊あたり掲載価格の中央値が17,238円(1室2名利用時・税込、2026年8月時点)。一方で、半年以上の定住をホテルで続けるのは費用面で不利になりやすく、おすすめしません。本記事では、...
京都府
京都府の2026年5〜7月(経過月・実績)の日別データを曜日ごとに集計すると、ビジネスホテルの木曜は推定OCC90.4%(2026年5〜7月の経過月実績・N=272〜293施設)で、金曜の89.8%をわずかに上回った。シティホテルでも木曜89.3%と金曜89.9%はほぼ差がない。一方で最も低い曜日はシティが月曜・日曜の86.8%、ビジネスが月曜83.6%、旅館が木曜84.0%。曜日差の幅(最高曜日...
東京都の9月前半について、宿泊日から逆算した定点で予約進捗を並べ直すと、日程ごとの「歩幅」がはっきり分かれる。シティホテルの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は、9月5日(土)が45日前78.5%から直近観測(26日前)84.2%へ+5.7pt、9月12日(土)が45日前81.5%から直近観測(33日前)84.7%へ+3.2pt。同じ土曜でも出発水準と上積み幅は別物である。ビジネスホテルはさらに歩...
北海道
北海道の宿泊市場で、業態による値決めの結果が明確に分かれている。2026年7月の推定成約ADR(確定値)は、シティホテルが¥17,819(N=75施設)で前年同月比−5.7%、ビジネスホテルが¥11,154(N=432施設)で前年同月比+4.1%。年初はシティ・ビジネスともに前年を大きく上回っていたが、4月を境にシティが前年割れへ転じ、ビジネスは7ヶ月連続でプラスを維持した。結果として両業態の価格...
東京都で2026年に開業日が確認できる宿泊施設は68施設・合計2,055室。施設数で最も多いのは貸別荘(20施設)とホステル(19施設)だが、室数の重心はまったく別の場所にある。ビジネスホテル13施設で1,142室(全体の55.6%)、シティホテル2施設で316室(15.4%)。この2業態だけで施設数の22.1%にすぎないのに室数の70.9%を占める。一方で単価側は、東京都のビジネスホテルの推定成...