眠っていたデータから新たな付加価値を
群馬県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
群馬県の2026年6月の推定成約ADR(確定値)は、業態によって前年同月比の符号が割れた。ビジネスホテルが¥6,227(N=103施設、前年同月比+2.9%)と前年を上回った一方、シティホテルは¥8,612(N=13施設、−9.0%)、旅館は¥13,539(N=285施設、−3.9%)、リゾートホテルは¥11,894(N=34施設、−6.0%)といずれも前年同月を下回った。ところが同じ4業態を20...
指定なし
全国のレビュー投稿者属性で見る同行者ミックスは、この5年で重心が動いた。2021年は1人利用46.5%に対し家族利用38.6%で、その差は7.9pt。2025年は1人利用44.7%・家族利用44.4%で、差は0.3ptまで縮んだ(N=407,873件)。出張目的の滞在を除いて推計すると、家族利用は2021年の49.0%から2025年は55.4%へ動き、すでに過半を占める(推計、N=324,159件...
宿泊市場動向
医学系の学術集会は、そのほとんどが木曜と金曜に始まる。つまり参加者が泊まるのは水曜・木曜・金曜の夜であり、これは多くの都市型ホテルが週末より低い稼働で通過している曜日帯と重なる。しかも学会の会期は1年以上前から公表され、会場も決まっている。予測できる平日需要としてこれほど扱いやすい材料は多くない。本稿では、UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)に登録された2026年度の学術集会493件の会期カレ...
インバウンド
訪日客の国籍構成が、静かに、しかし決定的に入れ替わっている。観光庁が2026年7月31日に公表した「宿泊旅行統計調査」2026年5月・第2次速報によれば、5月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は第1位が米国(1,721,740人泊)、第2位が台湾(1,698,370人泊)、第3位が韓国(1,596,820人泊)となった。長く首位を占めてきた中国は第4位(1,127,660人泊、前年同月比−53....
山形県
新潟県
長野県
宮城県
静岡県
兵庫県
三重県
和歌山県
栃木県
大阪府
季節・イベント
七五三は、家族三世代がひとつのテーブルを囲む数少ない行事のひとつである。参拝のあとに祖父母を交えて食事をし、そのまま一泊する——この過ごし方を受け止められるかどうかは、客室ではなく「客室の外」、すなわち食事処のつくりに大きく左右される。本稿では、宿泊者の口コミから個室・半個室での夕食が繰り返し語られている宿を全国から抽出し、あわせて2026年11月中旬週末の宿泊単価がいまどう立ち上がっているかを確...
北海道
愛知県
福岡県
「上半期末は出張が増えるから、9月末の平日は強気に置いていい」——ホテルの現場で長く共有されてきた経験則である。決算期末に予算消化の出張が動き、期末処理で本社と拠点の往来が増える、という理屈だ。だが、この経験則を日別データで検証した例は多くない。本稿では、札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の出張5都市について、9月の最終営業日3日間に実際の需給の山が立つのかを、2024年・2025年の実測と2026年...
山梨県
山梨県のお盆(2026年8月13日〜16日)と、お盆明けの土曜(8月22日)を対象に、宿泊日の45日前から直近までのブッキングカーブを業態別に並べたところ、旅館・リゾートホテル・ビジネスホテルで直前の動き方がはっきり分かれた。お盆の中日にあたる8月15日(土)の推定OCC(対象:2026年8月泊・観測時点2026年7月31日)は、旅館が45日前70.4%→30日前71.7%→直近(16日前)71....
客層・セグメント分析
愛犬・愛猫と一緒に泊まれる宿は、いまや「あれば選ばれる」設備から「それがなければ旅行そのものを控える」層を動かす要素へと位置づけが変わりつつある。一般社団法人ペットフード協会の2025年全国犬猫飼育実態調査では、犬の飼育頭数は682万頭と前年(679万6,000頭)から増加に転じ、直近1年の新規飼育も45万1,000頭と前年を上回った。本稿では、宿泊者口コミのうちペット同伴・ドッグラン・ペット用設...
岩手県
業界トレンド
2026年10月1日、栃木県那須町と岩手県盛岡市で宿泊税の課税が同時に始まる。両自治体はいずれも県内初の宿泊税導入だが、税額の決め方は正反対だ。那須町は宿泊料金に応じた6区分の段階制(100円〜3,000円)、盛岡市は年齢も料金も問わない1人1泊200円の定額制である。同じ日に走り出す2つの制度を、メトロエンジンリサーチの推定成約ADRに重ねて「実勢単価に対して何%の税が乗るのか」を月別・施設別に...
福井県
投資・開発
北陸新幹線が敦賀まで延伸してから2年余りが経過した。福井県の宿泊市場は「新幹線効果」というひと括りの言葉で語られがちだが、メトロエンジンリサーチのデータを県内の市町単位まで分解すると、まったく性格の異なる三つの需要核が並存していることが見えてくる。業務と新幹線駅前需要を担う福井市、古くからの温泉旅館集積であるあわら市、そして恐竜博物館という単一の観光核に依存する勝山市である。本稿ではこの3クラスタ...