眠っていたデータから新たな付加価値を
大阪府
投資・開発
2026年5月11日、クボタは大阪市浪速区の旧本社跡地について、三井不動産・関電不動産開発の企業連合を再開発の優先交渉権者に選定したと発表した。約2.4万㎡の敷地に収容人数1万2,500人規模のアリーナ、ホテル、商業施設を建設し、開業は2032年以降の予定である。産経新聞報道でも示されているとおり、大阪・ミナミの中心部に新たな大型集客拠点が誕生する。 本記事では、「もし開発計画のうちホテル部分に当...
2022年2月、シンガポール政府投資公社(GIC)は西武ホールディングスからプリンスホテル31施設を約1,500億円で取得することで合意した。この取引は、日本のホテル不動産市場に対するソブリンウェルスファンド(SWF=政府系投資ファンド)の長期姿勢を象徴する事案として、その後の市場構造に大きな影響を与えている。本稿ではメトロエンジンリサーチ&コンサルティングが集計するOTA公開価格データとREIT...
静岡県
取材
新規ホテル情報
大江戸温泉物語グループを展開するGENSEN HOLDINGS株式会社は、静岡県熱海市の「大江戸温泉物語 ホテル水葉亭」を「TAOYA熱海」として2026年7月18日にリブランドオープンする。予約受付は4月21日に開始した。 TAOYAブランドとしては静岡県内初出店で、東日本初の“海のTAOYA”となる。高台から相模灘を望む立地を生かし、新設のインフィニティ露天風呂やラウンジ、海鮮料理を楽しめるレ...
建設費の急騰と土地取得競争の激化を受け、新築ホテル開発の投資ハードルは過去最高水準にある。一方で、地方都市では閉店した総合スーパー(GMS)や築古モール、用途を終えた郊外型物流倉庫が「価格のついた箱」として残されている。本稿では、商業・物流という非住宅築古資産を客室へ転用するコンバージョン投資について、建設費・用途変更コスト・想定NOIの三軸から成立条件を検証する。既存記事ではオフィス→ホテル転用...
滋賀県
客層・セグメント分析
滋賀県守山市の琵琶湖岸エリアに、プライベートサウナ付きの貸別荘「IZA moriyama 響・霞」が4月10日、グランドオープンした。大阪を中心に民泊・貸別荘を展開する株式会社LDKプロジェクトによる新施設で、ログ材を生かした空間に、サウナ、ジャグジー、水風呂、外気浴スペースを備える。 和の趣を取り入れた「響」は最大14人、洋の軽やかなデザインが特徴の「霞」は最大10人まで宿泊可能。大阪市内から車...
業界トレンド
最低賃金1,500円目標と社会保険の適用拡大が同時進行する2026年、ビジネスホテルのフロント業務は最も重い人件費負担を抱える領域となる。スーパーホテルが顔認証「Face Key」を全国展開し、東急ホテルズが39施設にWebチェックインを導入し、変なホテルがフロントスタッフ実質ゼロ運営を継続するなか、省人化は中小ビジネスホテルの経営選択肢ではなく生存条件へと変わりつつある。本稿では、観光庁の省人化...
和歌山県
エリア・施設分析
熊野古道(田辺市・本宮町・新宮市)と高野山——和歌山県の二大世界遺産は、いずれも「文化観光型宿泊」の代表的事例として国内外から注目されている。しかし両エリアの宿泊単価とインバウンド構成を実データで重ねてみると、一見似た存在に見える両者の間には明確に異なるビジネスモデルが存在することが浮かび上がる。本稿ではメトロエンジンリサーチの公開価格データと8.1万件超の宿泊者口コミを用い、3エリア計70軒の宿...
沖縄県
熊本県
新規開業・供給
2026年7月、九州から山陰まで個性の異なる5つの新規ホテルが立て続けに開業する。星野リゾートの福岡県初進出となるBEB5門司港、大江戸温泉物語グループ初のTAOYAブランド九州展開となるTAOYA阿蘇、沖縄恩納村のラグジュアリーレジデンス型BLISSTIA SUITES&RESORT沖縄恩納村、宇部市中心市街地最大規模となる東横INN宇部新川駅、そして鳥取県倉吉市の伝統的建造物群を再生し...
東京都
季節・イベント
2026年5月10日(日)から24日(日)まで、両国国技館で大相撲五月場所が開催される。15日間連続の大型イベントは、宿泊需要にどのような影響を与えるのか。両国・錦糸町・浅草橋・秋葉原の徒歩圏ホテル群を対象に、メトロエンジンリサーチが集計したOTA公開価格データを日次で検証した。さらに同期間に重なる三社祭(5/15-17)の浅草、訪日インバウンドの相撲ツーリズム拡大、そして観戦パック付きプランの希...
宮城県
兵庫県
インバウンド
2025年から2026年にかけて、神戸・仙台・那覇・中部の各空港では国際線の新規就航・運航再開が相次いでいる。神戸〜仁川(大韓航空)、仙台〜バンコク(タイ・エアアジアX)、中部〜清州(エアロK)など、これまで首都圏や関西国際空港に集中していたインバウンド需要が地方空港に分散し始めている。本稿ではメトロエンジンリサーチが追跡する空港圏内ホテルの公開価格データをもとに、各空港圏15km圏内のADR推移...