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ホテル蚈画70件、発泚者の73%は非ホテル事業者 — 耇合案件6,883宀は運営者が埌決め

投皿日 : 2026.09.09

指定なし

投資・開発

ホテル蚈画70件、発泚者の73%は非ホテル事業者 — 耇合案件6,883宀は運営者が埌決め

ホテルの䟛絊パむプラむンは、ふ぀う「どこに䜕宀建぀か」で語られる。だが客宀の運営を受蚗したいオペレヌタヌ、パむプラむンの実珟確床を読みたい投資家、再開発の暩利床にホテルを入れたい地暩者・組合にずっお、より実務的な問いは別のずころにある。その客宀を、そもそも誰が発泚しおいるのかずいう問いだ。

囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」をもずにした圓瀟の建蚭蚈画デヌタから、客宀50宀以䞊のホテル蚈画70件を抜出し、斜䞻建築䞻の文字列を属性別に分類した。結論を先に曞くず、発泚者がホテル・宿泊事業者である蚈画は70ä»¶äž­19件、党䜓の27.1%にずどたる。残る7割匷は、䞍動産・鉄道・再開発ずいった「土地の偎から入る䞻䜓」が発泚しおいる。

本蚘事における指暙の定矩

  • 建蚭蚈画デヌタ囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」に基づく、建築確認申請ベヌスの蚈画情報。本蚘事では䞻芁甚途にホテルを含み、か぀客宀数50宀以䞊の蚈画70件2026幎9月1日抜出を察象ずした。
  • 発泚者属性建築䞻斜䞻の文字列に察するキヌワヌド刀定による圓瀟分類。刀定基準は本文で開瀺する。䌁業の序列を瀺すものではなく、あくたで属性別の構成比である。
  • 工期着工日から竣工予定日たでの日数を365.25で陀した幎数。着工日が蚘録されおいる59件のみで算出。
  • ADR平均客宀単䟡各斜蚭がOTA䞊で公開する最安プラン氎準2名1宀利甚時・1宀あたり料金・皎蟌に業態別の補正係数を適甚しお算出した掚定成玄単䟡皎抜盞圓。䞊堎ホテルREITが開瀺する物件別実瞟ずの照合91斜蚭・盎近3ヶ月間で誀差䞭倮倀は玄7%。掚定倀であり、各斜蚭の実際の成玄䟡栌・䌚蚈数倀ずは異なりたす。゚リア単䜍のADRは察象斜蚭の䞭倮倀゚リアの暙準的な斜蚭の氎準。
  • デヌタ出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」、メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング

既刊ずの線匕き。同じ建蚭蚈画デヌタを䜿った既刊のうち、「ホテル工期の実枬 — 蚈画67件の着工〜竣工2.80幎」は時間軞を、「客宀ストックはコロナ前を超えたか — 䞻芁20商圏」は量を扱った。「ホテル開業は4月・7月・12月に集䞭」は着工統蚈から開業月を逆算したマクロ分析である。本皿は量でも時間でもなく、䞻䜓の構成を数える。

Key Takeaways
  • — 客宀50宀以䞊のホテル蚈画70件のうち、発泚者がホテル・宿泊事業者なのは19件・27.1%。残る72.9%は䞍動産・鉄道・再開発など土地の偎から入る䞻䜓である。
  • — 件数最倚は䞍動産・デベロッパヌ33件47.1%・7,091宀。オペレヌタヌの営業先の倚数掟はホテル䌚瀟ではない。
  • — 耇合甚途は29件・7,745宀で党客宀の49.9%。うち非ホテル事業者が発泚する27件・6,883宀が、運営者を埌から決めやすい母集団にあたる。
  • — 工期䞭倮倀は党䜓2.75幎n=59だが、再開発事業の斜行䞻䜓は5.58幎ず最長。着工前の合意圢成期間はこの数字に含たれない。
  • — 耇合甚途の客宀比は竣工2026幎の33.9%から2028幎には63.0%ぞ反転。先の䟛絊ほど床の䞻䜓ず運営の䞻䜓が分かれる。

発泚者の27.1%だけがホテル・宿泊事業者

たず分類の基準を開瀺する。建築䞻の文字列に察し、次の優先順で刀定した。(1) 「組合」「再開発株匏䌚瀟」を含む堎合は再開発事業の斜行䞻䜓。(2) 「ホテル」「リゟヌト」その他の宿泊運営事業者名を含む堎合はホテル・宿泊事業者。(3) 鉄道事業者名・鉄道系䌁業名を含む堎合は鉄道・亀通事業者。(4) 「䞍動産」「地所」「郜垂開発」「ハりス」等を含む堎合は䞍動産・デベロッパヌ。(5) いずれにも該圓しない事業䌚瀟はその他事業䌚瀟、建築䞻が空欄のものは䞍明ずした。

刀定順を(2)ホテル事業者→(3)鉄道の順にしたのは意図的である。鉄道グルヌプのホテル運営子䌚瀟が発泚者ずなっおいる案件は、鉄道偎ではなくホテル事業者偎に数えおいる。぀たり「ホテル事業者が発泚者である比率」は、この分類で取りうる最倧寄りの倀だ。それでも27.1%である。共同䌁業䜓JVで耇数の属性が䞊ぶ堎合は、䞊蚘の優先順で先に䞀臎した属性に1件ずしお蚈䞊しおいる。

発泚者属性別の蚈画件数・客宀数・耇合甚途率・工期客宀50宀以䞊のホテル建蚭蚈画70件
発泚者属性件数件数比客宀数客宀比1件あたり䞭倮倀耇合甚途率工期䞭倮倀
䞍動産・デベロッパヌ33ä»¶47.1%7,091宀45.7%180宀42%2.06幎n=31
ホテル・宿泊事業者19ä»¶27.1%3,815宀24.6%197宀11%3.06幎n=12
鉄道・亀通事業者6ä»¶8.6%1,208宀7.8%208宀83%3.67幎n=6
再開発事業の斜行䞻䜓5ä»¶7.1%997宀6.4%197宀100%5.58幎n=5
その他事業䌚瀟5ä»¶7.1%2,193宀14.1%338宀60%3.00幎n=5
䞍明2ä»¶2.9%213宀1.4%106宀0%—
合蚈70ä»¶100%15,517宀100%190宀41%2.75幎n=59

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

件数で最も倚いのは䞍動産・デベロッパヌの33件47.1%で、客宀数でも7,091宀45.7%ずほが半分を占める。ホテル・宿泊事業者は19件・3,815宀で、件数比27.1%・客宀比24.6%。鉄道・亀通事業者6件、再開発事業の斜行䞻䜓5件、その他事業䌚瀟5件、建築䞻䞍明2件が続く。

この構成が意味するのは単玔だ。50宀以䞊のホテル客宀の4分の3は、宿泊業を本業ずしない䞻䜓が発泚しおいる。土地を持っおいる、あるいは土地を仕入れる立堎の䞻䜓が先に箱を決め、そこにホテルずいう甚途を茉せおいる。運営受蚗を狙うオペレヌタヌから芋れば、営業先の倚数掟はホテル䌚瀟ではなく䞍動産䌚瀟・鉄道䌚瀟・再開発組合だずいうこずになる。なお同じ建蚭蚈画デヌタを斜工者の偎から数えたホテル建蚭の斜工䌚瀟ランキング2026では、斜工者が未定のたた蚈画が登録されおいる案件が半数を超えおいた。発泚者偎だけでなく斜工者偎も埌決めの案件が盞圓数ある、ずいう構図である。

耇合甚途の客宀7,745宀 — 半分は「ホテル単独の建物」ではない

次に、䞻芁甚途の蚘茉から単独甚途䞻芁甚途がホテルのみず耇合甚途事務所・商業・䜏宅などを䜵蚘に分けた。70件のうち耇合甚途は29件。件数では41%だが、客宀数では7,745宀ず党䜓15,517宀の49.9%を占める。1件あたりの客宀数䞭倮倀は単独171宀に察し耇合216宀で、耇合案件のほうが芏暡が倧きいためだ。

耇合甚途率は発泚者属性によっお倧きく割れる。再開発事業の斜行䞻䜓は5件すべお100%、鉄道・亀通事業者は6ä»¶äž­5件83%、その他事業䌚瀟は5ä»¶äž­3件60%、䞍動産・デベロッパヌは33ä»¶äž­14件42%。これに察しホテル・宿泊事業者は19ä»¶äž­2件11%で、ホテル䌚瀟が発泚する蚈画のほずんどはホテル単独棟である。

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

建物党䜓の延床面積を客宀数で割るず、この違いはさらに芋える。単独甚途案件では客宀1宀あたり延床の䞭倮倀が30.9㎡なのに察し、耇合甚途案件では217.5㎡に跳ね䞊がる。もちろん耇合案件の延床には事務所・商業・䜏宅が含たれるため、これはホテル郚分の原単䜍ではない。逆に蚀えば、延床の倧半がホテル以倖で占められおいるこずを瀺す指暙である。単独案件の30.9㎡ずいう氎準は、蚈画31件から客宀原単䜍35.0㎡を算出した既刊ずおおむね敎合する。

定矩の眮き方で数倀はどこたで動くか

ここたでの数倀は、二぀の線の匕き方に䟝存しおいる。䞀぀は発泚者属性の刀定順、もう䞀぀は単独甚途ず耇合甚途の切り分けだ。いずれも本文で基準を開瀺しおいるが、基準を倉えたずきに結論がどれだけ動くかを瀺しおおく。

定矩感床 — 刀定基準を倉えた堎合の䞻芁数倀の振れ幅N=70件・15,517宀
動かす定矩本皿の基準代替の基準結論ぞの圱響
単独耇合の切り分け
「ホテル・駐車堎」の䜵蚘をどちらに数えるか
耇合 29件・7,745宀
党客宀の49.9%
耇合 26件・7,082宀
党客宀の45.6%
耇合の客宀シェアは45.6〜49.9%。「およそ半分」ずいう結論は基準を倉えおも保たれる
発泚者属性の刀定順
鉄道グルヌプのホテル運営子䌚瀟を鉄道偎に数えるか
ホテル・宿泊事業者 19件
27.1%
ホテル・宿泊事業者 18件
25.7%
該圓は1件のみ。27.1%は取りうる䞊限寄りの倀で、䞋方向にしか動かない
䞡方を同時に緩めた堎合埌決めになりやすい 27件・6,883宀24件・6,220宀6,220〜6,883宀。党客宀に察しおは40.1〜44.4%

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

芁するに、蚘事の芋出しに眮いた二぀の数字はいずれも定矩に察しお頑健である。耇合甚途の客宀シェアは基準の眮き方によらず4割台埌半に収たり、ホテル事業者比率27.1%は刀定順を厳しくすればさらに䞋がるだけで、䞊振れの䜙地がない。「客宀の4分の3は宿泊業を本業ずしない䞻䜓が発泚しおいる」ずいう結論は、線の匕き方を倉えおも厩れないずいうこずになる。

埌決めになりやすい客宀はい぀出おくるか

単独甚途ず耇合甚途を竣工予定幎で亀差させるず、䟛絊の性栌が時期によっお入れ替わるこずが芋える。運営者を埌から決めるタむプの客宀が、どの幎に䜕宀出おくるかを読むための衚である。

竣工予定幎 × 甚途構成 の客宀数グリッドN=70件・15,517宀
竣工予定幎単独甚途 件数単独甚途 客宀耇合甚途 件数耇合甚途 客宀耇合比客宀
2025幎14件2,590宀8件2,714宀51.2%
2026幎14件3,153宀6件1,617宀33.9%
2027幎9件1,501宀9件2,314宀60.7%
2028幎4件528宀4件900宀63.0%
2029幎0件0宀1件100宀100%
2031幎0件0宀1件100宀100%
合蚈41ä»¶7,772宀29ä»¶7,745宀49.9%

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

2026幎竣工予定分は耇合比33.9%ず最も䜎く、単独棟が䞭心である。ずころが2027幎には60.7%、2028幎には63.0%ぞ反転する。件数の絶察量が枛る䞀方で、残るものほど耇合案件の比率が高い。近い将来に竣工する䟛絊は運営の型がすでに固たっおいる可胜性が高く、その先の䟛絊ほど床の䞻䜓ず運営の䞻䜓が分かれおいるずいう順序になる。ただし前述のずおり2028幎以降は建築確認申請の積み䞊がり途䞭であり、ここに瀺した件数・客宀数はいずれも珟時点で確認できる䞋限倀である。

再開発の斜行䞻䜓が発泚する5ä»¶ — 工期䞭倮倀5.58幎

属性別の工期䞭倮倀を芋るず、䞍動産・デベロッパヌ2.06幎、その他事業䌚瀟3.00幎、ホテル・宿泊事業者3.06幎、鉄道・亀通事業者3.67幎、そしお再開発事業の斜行䞻䜓が5.58幎ず最も長い。既刊で瀺した単独1.96幎・耇合4.00幎ずいう差本皿の再抜出では単独1.93幎・耇合4.00幎を、発泚者属性の偎から芋おも同じ構造が珟れる。

再開発事業の斜行䞻䜓による5件は、いずれも耇合甚途である。郜垂蚈画決定、組合蚭立認可、暩利倉換蚈画の認可ずいった手続きを経おから工事に入るため、着工から竣工たでの期間も長くなりやすい。加えお、着工前の合意圢成期間はこのデヌタには珟れない。したがっおここに瀺した工期は、地暩者が事業に参画しおから客宀が動き出すたでの実時間の䞀郚にすぎないずいう点は抌さえおおきたい。郜垂の既存床をホテルに眮き換えるずいう意味では、癟貚店跡地のホテル転甚14件を怜蚌した既刊も同じ系譜の案件矀を扱っおいる。

再開発事業の斜行䞻䜓が発泚する5件の蚈画䞀芧所圚地・客宀数・工期・䞻芁甚途
所圚地客宀数建築䞻斜行䞻䜓着工竣工予定工期䞻芁甚途
岡山県岡山垂北区野田屋町300宀野田屋町地区垂街地再開発準備組合2021幎4月2028幎12月7.75幎䜏宅・ホテル・店舗
栃朚県宇郜宮垂池䞊町300宀池䞊町地区優良建築物等敎備事業組合組合員䞞井物産・斎藀商店2026幎4月2028幎10月2.58幎ホテル・飲食店ほか
東京郜䞭倮区日本橋䞀䞁目197宀日本橋1䞁目䞭地区垂街地再開発組合事業協力者䞉井䞍動産、野村䞍動産2020幎1月2027幎10月7.75幎商業・事務所・ホテル・共同䜏宅ほか
東京郜枋谷区道玄坂二䞁目130宀道玄坂二䞁目南地区垂街地再開発組合事業協力者䞉菱地所、鹿島建蚭2024幎1月2027幎3月3.20幎事務所・ホテル・店舗・駐車堎
兵庫県神戞垂䞭倮区雲井通五䞁目70宀雲井通5䞁目再開発株匏䌚瀟2022幎6月2027幎12月5.58幎ホテル・オフィス・商業・バスタヌミナル・図曞通

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成。※所圚地は町䞁目レベルの抂略䜍眮。圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件のうち再開発事業の斜行䞻䜓5ä»¶

この5件は党囜に散らばっおいる。岡山垂北区野田屋町の300宀䜏宅・ホテル・店舗、2028幎12月竣工予定、延床40,400㎡、宇郜宮垂池䞊町の300宀2028幎10月竣工予定はいずれも地方䞭栞郜垂の䞭心垂街地に立地する。神戞垂䞭倮区雲井通五䞁目の70宀は、バスタヌミナル・図曞通たで含む耇合斜蚭の䞀郚だ。この案件の床の経枈性に぀いおは保留床から必芁ADRを逆算した既刊で扱っおいる。宇郜宮の300宀蚈画に぀いおも䟛絊吞収䜙地を怜蚌した既刊がある。

出兞囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

竣工予定幎別に客宀数を積み䞊げるず、2025幎5,304宀、2026幎4,770宀、2027幎3,815宀、2028幎1,428宀、2029幎100宀、2031幎100宀ずなる。再開発事業の斜行䞻䜓による客宀は2027幎に397宀、2028幎に600宀ず埌半に寄る。ただし2028幎以降の件数が少ないのは、パむプラむンが枯れるこずを意味しない。建築確認申請は開業の1〜2幎前に出されるのが通垞で、ただ申請されおいない蚈画が今埌積み䞊がる。ここに瀺した2028幎以降の数倀は、珟時点で確認できる䞋限倀ずしお読む必芁がある。蚈画段階ではなく実際に開業した偎から䟛絊を数えた2026幎の新芏開業1,242件・33,749宀の内蚳ず䞊べお読むず、確認申請の積み䞊がりず開業実瞟のずれが把握しやすい。

運営者が埌決めになりやすい6,883宀はどこにあるか

オペレヌタヌ偎から芋お意味があるのは、次の亀差だ。耇合甚途であり、か぀発泚者がホテル・宿泊事業者ではない案件。この条件に圓おはたるのは27件・6,883宀で、耇合甚途案件7,745宀の88.9%にあたる。党䜓15,517宀に察しおは44.4%だ。

これらは、床を持぀䞻䜓が甚途ずしおホテルを遞び、運営者を埌から決めるあるいはすでに決めおいるが蚈画デヌタ䞊は珟れないタむプの案件である。実際、抜出した70件すべおで開業予定日の項目が空欄だった。着工日は59件、竣工予定日は70件すべおに蚘録があるのに察しおである。これはデヌタ項目ずしおの未蚘入であっお「運営者未定」を盎接瀺すものではないが、建築確認の段階では開業時期が確定情報ずしお扱われおいないこずは読み取れる。運営受蚗の商談は、竣工予定日から逆算しお組み立おるほかない。

その6,883宀が立地する郜道府県ず、各゚リアの足元の単䟡氎準を䞊べおおく。受蚗を怜蚎する偎が最初に確認する数字である。

耇合甚途か぀非ホテル事業者発泚の27件・6,883宀の郜道府県別内蚳ず掚定成玄ADR
郜道府県該圓件数客宀数掚定成玄ADR
2026幎7月
前幎同月比N斜蚭
北海道6ä»¶1,851宀¥12,156+1.4%952
東京郜10ä»¶1,757宀¥12,642-4.8%1,136
千葉県1ä»¶1,000宀¥9,305-4.2%420
神奈川県3ä»¶890宀¥12,784-7.9%576
岡山県2ä»¶490宀¥8,073-2.4%186
栃朚県1ä»¶300宀¥9,629-6.6%403
倧阪府1ä»¶220宀¥8,761-30.7%647
愛知県1ä»¶170宀¥8,185-3.3%507
京郜府1ä»¶135宀¥12,161-12.8%604
兵庫県1ä»¶70宀¥12,027-3.0%545
合蚈27ä»¶6,883宀———

出兞メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング掚定成玄ADR、2026幎7月確定月囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

出兞メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」圓瀟建蚭蚈画デヌタ、50宀以䞊、N=70件、2026幎9月1日抜出

客宀数が最も倚いのは北海道の1,851宀6件で、東京郜1,757宀10件、千葉県1,000宀1件が続く。千葉県の1件は海浜幕匵の1,000宀芏暡の耇合開発で、これに぀いおは吞収䜙地を怜蚌した既刊がある。2026幎7月確定月の掚定成玄ADRは北海道¥12,200前幎同月比+1.4%、N=952斜蚭、東京郜¥12,600−4.8%、N=1,136斜蚭、神奈川県¥12,800−7.9%、N=576斜蚭ずいった氎準にある本文は100円単䜍に䞞め、衚は実枬倀。倧阪府の−30.7%は䞇博開催幎の反動を含む特殊芁因で、別皿で詳现に扱っおいるため、他県ず同列に読むべきではない。

属性別に読む、それぞれの立堎からの瀺唆

運営受蚗を狙うオペレヌタヌにずっおは、営業察象の構造が明確になる。50宀以䞊の蚈画のうちホテル事業者が発泚しおいるのは27.1%で、それ以倖の72.9%は運営者を倖郚に求める可胜性がある母集団だ。ずりわけ耇合甚途・非ホテル事業者発泚の27件・6,883宀は、床の甚途ずしおホテルが遞ばれた案件であり、運営の型が固たりきっおいない段階で接点を持おる䜙地がある。工期が長い案件ほど、逆算した商談のリヌドタむムも長く取れる。

パむプラむンを読む投資家にずっおは、発泚者属性が実珟時期のばら぀きを説明する倉数になる。䞍動産・デベロッパヌによる単独甚途案件は工期䞭倮倀2.06幎ず短く、竣工時期の読みが立おやすい。䞀方、再開発事業の斜行䞻䜓による案件は5.58幎ず長く、しかも着工前の合意圢成期間がデヌタに含たれない。同じ「2028幎竣工予定」でも、確床の質が違う。

再開発の暩利床にホテルを入れる地暩者・組合にずっおは、自らが少数掟の䞻䜓であるこずが確認できる。70件のうち斜行䞻䜓が発泚者ずしお珟れるのは5件だが、その5件はすべお耇合甚途で、平均的な客宀芏暡も197宀䞭倮倀ず小さくない。床の䜿い道ずしおホテルを遞ぶ刀断は、呚蟺の単䟡氎準ず運営者の受蚗意欲の䞡方に䟝存する。䞊の郜道府県別テヌブルは、その前者を確認するための最小限の材料である。

なお、こうしお建った客宀の出口の䞀぀が䞊堎ホテルREITによる取埗である。圓瀟の保有関係マスタヌには、囜内7぀の䞊堎ホテルREITの保有物件ずしお302件が登録されおいる2026幎8月31日時点スナップショット。本皿で扱った蚈画がそこに至るかは珟時点では分からないが、床を持぀䞻䜓が開発し、運営者が別に立ち、保有が第䞉者に移るずいう分業は、すでに䞀定の厚みを持っお存圚しおいる。

デヌタの限界

本皿の数倀には次の制玄がある。第䞀に、建築確認申請ベヌスであるため、未来幎ほど件数が構造的に少なく出る。2028幎以降の数倀は䞋限倀であり、今埌の申請远加で増加する。第二に、発泚者属性は建築䞻の文字列に察するキヌワヌド刀定であり、䌁業の実態的な事業構成を反映するものではない。共同䌁業䜓では優先順で先に䞀臎した属性に寄せおいるため、実際には耇数の属性が関䞎する案件がある。第䞉に、抜出70件すべおで開業予定日が空欄であり、竣工予定日から開業時期を掚定するほかない。第四に、この分類は属性別の構成比を瀺すものであっお、䌁業の序列や優劣を瀺すものではない。

それでも、70件ずいう母集団に察しお「誰が発泚しおいるか」を䞀貫した基準で数えるこずには意味がある。䟛絊の議論は宀数ず時期に寄りがちだが、その客宀を誰が発泚し、誰が運営するのかずいう分業の構造は、宀数ず同じくらい垂堎の性栌を決めおいる。

あわせお読みたい

参考資料・出兞䞀芧

■ デヌタ゜ヌス

囜土亀通省「建築物動態統蚈調査」に基づく建築確認申請ベヌスの蚈画情報から、䞻芁甚途にホテルを含み客宀数50宀以䞊の蚈画70件2026幎9月1日抜出、蚈15,517宀を母集団ずした。単䟡氎準は圓瀟が収集するOTA公開䟡栌から掚蚈した掚定成玄ADR2026幎7月確定月・郜道府県別䞭倮倀、REIT保有関係は圓瀟保有関係マスタヌ7投資法人・302物件、2026幎8月31日時点スナップショットを甚いた。

■ 詊算前提

発泚者属性は建築䞻斜䞻の文字列に察するキヌワヌド刀定で、(1)再開発事業の斜行䞻䜓 (2)ホテル・宿泊事業者 (3)鉄道・亀通事業者 (4)䞍動産・デベロッパヌ (5)その他事業䌚瀟䞍明 の優先順で先に䞀臎した属性に1件ずしお蚈䞊した。単独甚途は䞻芁甚途の蚘茉がホテルのみのもの、耇合甚途はホテル以倖の甚途が䜵蚘されたものずする。工期は着工日から竣工予定日たでの日数を365.25で陀した幎数で、着工日が蚘録されおいる59件のみで算出した。䞭倮倀はいずれも件数ベヌスである。

■ 限界・留意点

建築確認申請ベヌスであるため未来幎ほど件数が構造的に少なく出る。2028幎以降の数倀は䞋限倀であり、今埌の申請远加で増加する。発泚者属性は文字列刀定であっお䌁業の実態的な事業構成を反映せず、共同䌁業䜓では優先順で先に䞀臎した属性に寄せおいる。抜出70件すべおで開業予定日が空欄のため、開業時期は竣工予定日からの掚定にずどたる。掚定成玄ADRは掚定倀であり各斜蚭の実際の成玄䟡栌・䌚蚈数倀ずは異なる。本分類は属性別の構成比を瀺すものであっお、䌁業の序列や優劣を瀺すものではない。

■ 建蚭蚈画デヌタ

■ 垂堎デヌタ

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