眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
投資・開発
公有地の二段階入札、廃校1,951校、漁港施設等活用事業、Park-PFI 203公園、道の駅ホテル。当社がこれまで扱ってきた一次供給シリーズは、いずれも「遊休地・遊休建物をどう宿に変えるか」という論点だった。本稿が扱うのはそこではない。すでに宿として営業している自治体所有ストック——更地でも廃校でもなく、客室があり、浴場があり、厨房が動き、指定管理者が張り付いている物件を、ファンド・地銀・運営会...
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
業界トレンド
九州ふっこう応援割の既存予約は、熊本・佐賀・長崎・大分の4県が県の公式ページで「割引の対象外」と明記している(2026年9月11日時点)。販売開始前に売れた10月の客室は、割引を受けたい宿泊者が取り直せばキャンセルとして一度戻ってくる。本稿では、各県の販売開始日を前にどれだけの在庫がすでに消化されているかを10月の土曜3日で実測し、付け替え率を5%・10%・20%と仮置きした場合に戻りうる室数の上...
客室改装の投資判断は、ふつう「1室いくらの工事費か」で始まる。ところが実際に資金を出す側で効いてくるのは、工事費そのものより工事のあいだ売れなかった客室のほうであることが少なくない。100室・1室300万円の改装モデルで検算すると、全館休館なら逸失分は工事費の32.6%に相当し、1室あたりの実質的な投資額は300万円ではなく約398万円になる。 本稿では、全館休館・フロア(ウイング)単位・ローリン...
新潟県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
新潟県のシティホテルでは、同一ホテル内で朝食付プランと2食付プランの両方を売っている施設(N=11)の差額が +¥11,600・+42.7% に達する。一方、同じ施設群で朝食付と食事なしの差額(N=16)は +¥2,600・+12.2% にとどまる。朝食の段より夕食の段のほうが4.4倍厚いということだ。ビジネスホテルでも夕食の段は朝食の段の4.9倍(+¥3,900/+¥800)だが、率で見ると夕食...
ホテル取得の稟議で、金利は必ず議論される。LTVも議論される。ところが成立価格を最も大きく動かす変数は、そのどちらでもないことがある。融資年限(テナー)——何年で貸してもらえるか、である。金利が1.5%から3.0%へ倍になっても、返済期間20年を維持できるなら成立価格の下落は13%台にとどまる。一方、金利を2.0%に固定したまま返済期間が30年から15年に半減すると、同じNOI・同じLTV・同じD...
岐阜県
季節・イベント
日付が毎年固定されている祭は、宿泊需要の観点では「毎年同じ日に同じ山が立つ」ことを意味する。2026年の長崎くんち(10月7日〜9日)、秋の高山祭・八幡祭(10月9日〜10日)、唐津くんち(11月2日〜4日)を対象に、開催都市の残室推移を市単位で追跡した。県単位の集計では祭の需要は周辺に希釈されて消えるため、本稿はすべて市(長崎市・高山市・唐津市)を集計単位としている。
東京都
ライフスタイル
都内で2〜6泊の連泊を安く組む鍵は、順に「曜日」「エリア」「プランの選び方」の3つだ。ホテルバンク編集部が都内ビジネスホテルの日別最安掲載価格654件(2026年9月7日〜10月4日・1室2名・税込)を集計すると、日曜〜木曜の平均は約10,500円なのに対し、土曜は平均約15,200円と約4割高い。つまり同じ4連泊でも、土曜を含めるかどうかで支払額は大きく変わる。本記事では、OTA公開データに基づ...
愛知県
「カプセルホテルに1ヶ月4万円で住める」——検索でよく見かけるこの数字は、2021年7月に発表された長期滞在プランの当時の価格です。豪華カプセルホテル「安心お宿」(運営:株式会社サンザ)が2021年6月に始めた「定住プラン」の都内3店舗・30日使い放題が4万円でした。では2026年の今はどうか。公式サイトを確認したところ(2026年9月時点)、後継にあたる長期滞在プラン「カプ住プラン」が提供されて...
九州ふっこう応援割(10月1日〜12月25日宿泊分)で、佐賀県は販売窓口ごとに開始日を分けた。予約サイト(OTA等)は9月24日(木)、旅行会社は10月2日(金)からで、その間の8日間は予約サイトだけが割引付きの商品を売ることになる。この8日間に宿が割引付きで出せる室数は、ふだん総客室の何割をOTA等に出しているか、つまり在庫配分率でほぼ決まる。本稿では九州7県1,919施設・総客室139,326...
九州ふっこう応援割の熊本県分は、10月1日(木)〜12月25日(金)の宿泊が対象で、予約受付は9月15日(火)10時に始まる。一方、熊本県内では10市町村が独自の宿泊支援を実施している(トラベルWatch、9月11日)。各市町村の公式ページで宿泊対象期間を確かめると、10月以降の宿泊も対象にしているのは天草市(12月28日宿泊分まで)と水俣市(11月30日宿泊分まで)の2市で、残る8市町村は9月末...