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業界トレンド

  • ホテルのGOPとは|計算式・USALIの階層・100室モデル感応度(ADR±5%でGOP±10.7%)2026

    指定なし

    投稿 : 2026.10.16

    ホテルの収益力を測るとき、オーナー・投資家・運営受託会社の間で共通言語になるのがGOP(Gross Operating Profit=営業総利益)である。損益計算書の営業利益ではなく、賃借料や減価償却を引く前のこの段階で切るのは、「運営の巧拙だけで説明できる利益」を所有の条件から切り離して見るためだ。本稿ではUSALI(Uniform System of Accounts for the Lodg...

  • 「AIの中で宿の予約が完結」が米国で始動 — チャネルが1つ増えたときに動く手数料・在庫・価格の3変数

    指定なし

    投稿 : 2026.10.16

    「AIに相談して宿を決める」という入口の変化は、すでに既刊で扱った。本稿が扱うのはその次の段階、すなわちAIとの対話の中で予約そのものが成立する導線が、限定的ながら実際に動き始めたという2026年夏以降の事実である。2026年8月27日、Googleは米国の利用者を対象に、検索のAIモード内で客室の比較からキャンセル規定の確認、決済までを一つの画面で完了できる機能の提供を始めた。同時期には大手民泊...

  • 結婚式の宿泊需要はどれだけか — 11月は式場売上の14.4%、1組で8〜18人泊、仙台・広島・熊本の土曜在庫

    総務省「サービス産業動態統計調査」の参考表によると、結婚式場業の2025年の売上高は11月が870億円と年間6,055億円の14.4%を占め、10月の653億円と合わせた2か月で25.2%に達した。春の3〜5月(27.7%)と並ぶ二つ目の山であり、この秋も10月から挙式のピークに入る。本稿は婚礼そのものではなく「参列者が泊まる客室」に焦点を当て、挙式の季節波形を婚姻届の月別件数と切り分けたうえで、...

  • 災害時の多言語放送、どこから備えるか — 外国人比率27%超の7都道府県に客室41%、12商圏の客室69%がハザード区域

    2026年9月1日の「防災の日」に合わせて、宿泊施設向けの多言語通訳サービスに「防災放送」機能を加えたという発表があった。スタッフがタブレットから事前登録済みの避難・誘導アナウンスを呼び出し、日本語に加えて英語・中国語・韓国語で流せるという内容で、報道によれば7月から先行提供され、首都圏の宿泊施設の避難訓練にも使われている。館内放送に外国語を乗せる手段そのものは2017年の非常用放送設備向け付加装...

  • レピュテーションマネジメントとは|ホテルの口コミ評価を管理する方法 — 東京1,009施設の中央値4.18を基準に

    東京都

    投稿 : 2026.10.14

    レピュテーションマネジメントとは、自社に対する評判を計測・分析・改善・発信し続ける管理業務のことで、ホテルでは主に宿泊者の口コミ評価と投稿内容が対象になる。予約の前に口コミが読まれ、評価の高さが価格の受け入れられ方と結びつく宿泊業では、評判は「放っておけば自然に付いてくるもの」ではなく、売上に直結する運営指標として扱う必要がある。本稿では用語の定義と隣接概念との違いを整理したうえで、ホテルで実際に...

  • シティホテルとは|法律・統計・OTAの3つの定義と、1軒176室・推定成約ADR1.3万円の業態構造

    指定なし

    投稿 : 2026.10.06

    シティホテルとは、都市部に立地し、宿泊に加えてレストラン・宴会場・バーなどを館内に備えるフルサービス型のホテルを指す業界慣行上の呼称である。ただし旅館業法に「シティホテル」という区分は存在せず、法律上は旅館もホテルも「旅館・ホテル営業」という一つの営業種別に含まれる。公的統計では観光庁「宿泊旅行統計調査」が施設タイプの一つとして定義しており、OTA等の予約サイトは各社独自の掲載カテゴリで区分する。...

  • 入湯税+宿泊税、1万円未満の温泉宿は単価の7.2% — 温泉地19市町村を価格帯別に試算

    温泉地の宿の会計では、宿泊料金とは別に入湯税と宿泊税という2種類の税を宿泊者から預かり、自治体に納めている。2026年は北海道・長野県で道県の宿泊税が始まり、10月1日には那須町が段階制の宿泊税を施行する。倶知安町(2026年4月から3%)と野沢温泉村(同6月から3.5%)の定率型が動き出し、東京都も2027年4月1日から定率3%へ移る。1泊あたりに「預かる税」の組み合わせは、温泉地ごとに大きく異...

  • 観光庁概算要求2027は1,900億円|一般財源は要求の4〜8割に着地、宿の補助は補正で読む

    指定なし

    投稿 : 2026.10.02

    観光庁は2026年8月28日、令和9年度(2027年度)予算の概算要求を公表した。一般会計の要求額は1,899億7,600万円で、うち国際観光旅客税財源が1,800億円、一般財源が99億7,600万円を占める。東日本大震災復興特別会計の5億6,600万円を加えた総額は1,905億4,200万円となり、観光庁発足以来の最大規模である。ただし概算要求はあくまで「要求」であり、年末の予算編成で金額も中身...

  • 予約サイトに出す客室は総客室の約5割 — 旅館・ホテル1.1万施設の掲載在庫比率と、人手不足感38.5%で戻せる売上

    指定なし

    投稿 : 2026.10.02

    帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査(2026年4月)」で、旅館・ホテルの非正社員の人手不足割合は38.5%となった。2024年4月の63.8%、2025年4月の51.8%から2年続けて10pt超下がり、過去最高だった2023年1月の81.1%から見ると半分以下の水準である。現場の人員に戻りが見え始めたいま、次の論点は「その人員で、いくつの客室を売り場に戻せるか」だろう。本稿では、全...

  • 日本の長期滞在型ホテルブランド9選|東京30泊は約83万〜328万円

    東京都

    投稿 : 2026.09.28

    日本の長期滞在型(エクステンデッドステイ)ホテルには、外資系のサービスレジデンスから国内発のアパートメントホテル、洗濯乾燥機付き客室を核にしたビジネス滞在型まで、性格の異なるブランドが並ぶ。本稿では主要9ブランドを運営会社・展開エリア・長期滞在向け設備・価格帯で一覧にし、東京都内55施設の30泊料金(2026年10月19日チェックイン〜11月17日泊、2026年9月22日時点の掲載)で価格帯を揃え...