株式会社TRASTAは、インバウンド向けホテル「STAY」の新ブランド「住亭（ステイ）」の1・2号店として、京都の御影町・大炊町に「住亭 SHIJO KARASUMA」「住亭 MARUTAMACHI」を2019年4月27日に同時オープンする。
日本の情緒を感じ、住むように泊まるホテル「住亭」
日本を旅し、日本に泊まるとき、日本を感じられて楽しめる宿を作りたいという想いから生まれたのが「住亭」。
同社は、日本文化は世界中の人々を魅了するだけの魅力を持っているが、時に日本文化の格式高い側面が、居心地のよさとは相反してしまうとも考え、いかに楽しんでもらえるか、寛いでもらえるかを追求したという。
日本を堪能し、情緒を感じつつ、住んでいるかのように寛げる空間づくり。さらにその魅力を引き出すようなサービスの提供。
そうした要素を組み合わせ、日本を感じながら楽しめる宿泊施設としてホテルブランド「住亭」を展開していきたい考え。
ホテルで顧客を真っ先に出迎えるのは、住亭オリジナルの藍染の暖簾。
藍の色は、その微妙な違いから藍色、紺色、浅葱色など異なる名前で呼ばれてきた。それらをまとめて藍四十八色と言い、明治時代に日本を訪れた外国人からはジャパンブルーと呼ばれていたという。藍色のグラデーションと同社のロゴ・コーポレートカラーをリンクさせ、TRASTAの想いをのせた暖簾に仕上げた。
布の看板とも言われる暖簾は、アメリカやヨーロッパ、他のアジアの国々では見ることのない日本独特のもの。建物に直接風や光が入るのを防いだり、外からの目隠しとして内外を柔らかく仕切るのに用いられてきた。入り口に暖簾を掲げることで「住亭」でのおもてなしの形を表現した。
住亭 SHIJO KARASUMA
同ホテルは京都の中心部四条烏丸に位置し、近辺には大手百貨店や京の台所「錦市場」がある。部屋はスタンダードツイン7室、スーペリアツイン9室、和洋室4室の全20室を用意する。
【同ホテル 概要】
ホテル名称：住亭 SHIJO KARASUMA
オープン日：2019年4月27日（土）
客室数：全20室
部屋タイプ（広さ/定員数/部屋料金）
スタンダードツイン22.58平米～/定員2名/24,000円〜
スーペリアツイン 31.78平米～/定員2名/34,000円～
和洋室 42平米～/定員4名/44,000円～
所在地：京都市下京区新町通高辻下る御影町467番地
アクセス：地下鉄烏丸線四条駅4番出口から徒歩8分
メトロエンジンリサーチによると、京都市下京区には宿泊施設が678、部屋数にして17,459室が提供されている。新規開業予定は27施設、部屋数にして4,137室が新たに供給される見込み。
住亭 MARUTAMACHI
同ホテルは静かな住宅街に囲まれ、観光地として有名な京都国際ミュージアムや京都御所へも徒歩で観光にいける。ファミリータイプの部屋を中心にゆったりとしたスペースで寛いでもらえるように部屋はスタンダードツイン4室、ファミリールーム8室の全12室を用意する。
【同ホテル 概要】
ホテル名称：住亭 MARUTAMACHI
オープン日：2019年4月27日（土）
客室数：全12室
部屋タイプ（広さ/定員数/部屋料金）：
スタンダードツイン21.9平米～/定員2名/20,000円～
ファミリールーム40.09平米～/定員4名/40,000円～
所在地：京都市中京区新町通丸太町下る大炊町215番1
アクセス：地下鉄烏丸線丸太町駅5番出口から徒歩5分
メトロエンジンリサーチによると、京都市中京区には宿泊施設が441、部屋数にして11,008室が提供されている。新規開業予定は16、部屋数にして2,535室が新たに供給される見込み。
いずれも外国人観光客が激増するなかで新規開業が相次ぐ激戦地での出店となる。
サブスクリプション家具を全室に導入
また、同社はこのたび、株式会社クラスとの業務提携により、「住亭 SHIJO KARASUMA」「住亭 MARUTAMACHI」では全客室に業界初というサブスク家具を導入する。さらに、2020年までにオープン予定の全18施設にてクラス社のサブスク家具を導入予定。
家具は定額制、定期的に家具の交換や総入れ替えが可能で、これによりホテル全体のFFE経費（家具・什器・備品）を4割削減、結果全施設にて平均客室単価減額を実現するという。
クラス社がSTAYブランドに合った家具をオリジナルデザイン・提案する。
【合わせて読みたい】
京都・四条「住亭 SHIJO KARASUMA」4月27日開業