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  • 九州ふっこう応援割、熊本68.7億円・鹿児島32.0億円 — 7県配分額と客室売上カバー率4〜44%

    九州ふっこう応援割の県別配分額が出そろった。7県の事業費上限は合計151億2598万円で、熊本県に68億6553万円(全体の45.4%)、鹿児島県に31億9612万円(21.1%)が集中する。当編集部が9月5日・6日に公表した3つの按分シナリオは、いずれも熊本県を21.6億〜27.8億円と見積もっていた。実額はその2.5〜3.2倍である。本稿はこの実額を起点に、原資を「宿の客室売上の何%に相当する...

  • 長期滞在型ホテル ブランド地図2026|国内4系統と30泊11万〜145万円の実測レンジ

    長期滞在型の宿泊需要が、単発のプラン提供から専用ブランドの開発へと移りつつある。2026年だけで、三菱地所「WAYPOINT」の築地1号、オリックス・ホテルマネジメントの新ブランド「CROSS Suites」浅草、アスコットジャパンの「オークウッド大井町トラックス東京」が相次いで開業した。本稿では、国内で稼働している長期滞在型ブランドを4つの系統に整理し、各社が公表している展開計画と、メトロエンジ...

  • 京町家の62.6%が幅員4m未満の道に面する — 43条と町家宿の出口

    京都府

    石川県

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    路地の奥にある京町家を買う。取得価格は表通りの同規模物件より明らかに安い。だがその差額は「割安」なのか、それとも建替えという出口が閉じている分の値引きなのか。判定の軸は建築基準法第43条、すなわち接道義務である。 京都市が2025年に公表した令和6年度京町家状況調査によれば、市内に残存する京町家34,580軒のうち、幅員4m未満の道に接するものが14,708軒(42.5%)、道路ではない避難通路・...

  • 旅館・ホテル取得3スキーム比較 — 事業譲渡は許可承継可、営業停止60日でNOI1,764万円減

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    ホテル・旅館の買収で、意向表明から実際に自分の名義で客を迎えるまでに何日かかるか。この問いの答えは、価格でもデューデリジェンスの厚さでもなく、どのスキームで買うかでほぼ決まる。買い方は大きく3つある。運営会社の株式を買う、事業を丸ごと譲り受ける、不動産だけを買って自分か別のオペレーターが営業する。この3つで旅館業の営業許可の扱いが変わり、クロージング日と営業停止日数、そして初年度のNOIが変わる。...

  • 上水道がない用地にホテルは建つか — 井戸の20年コストと山間立地2,120施設

    山間・離島・温泉地の用地を検討していると、事業性の議論に入る前に潰れる案件がある。上水道が来ていないケースだ。給水区域の外にある土地では、いくら地価が安く景観が良くても、まず「水をどこから引くか」を決めないと客室数も工期も決まらない。そして水源の選択は、水道法という別の規制の入口でもある。本稿は、上水道が来ていない用地で何を建てるのかという水源の選択を、制度・地理・コストの三層で整理する。

  • 景観規制の外装コストは1室6万〜51万円 — 京都・金沢・倉敷など6市町の基準比較

    ホテル用地の事業計画では、用途地域・容積率・高さといった「量」の規制は早い段階で織り込まれる。一方で、外壁の色・屋根の形・看板の照明といった「意匠」の規制は、基本設計が固まったあとの意匠審査で顕在化しやすく、外装費の見積りに乗ってくるのが遅い。景観法に基づく景観計画区域と景観地区は、この意匠側を正面から規律する制度である。本稿では、両者の拘束力の違いを制度として整理したうえで、京都市東山区・金沢市...

  • ホテルの償却資産税は1室あたり年2.1万〜6.6万円 — 第3の固定資産税を3モデル試算

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    ホテルの保有ランニングコストを積み上げるとき、固定資産税は「土地」と「家屋」の2本で捉えられがちだ。しかし地方税法上の固定資産は3つある。土地・家屋・償却資産である(地方税法第341条第1号)。客室家具、ベッド、寝具、業務用厨房機器、ランドリー機器、屋外の受変電設備、看板、外構舗装——ホテルはこの第3の課税客体の塊であり、家屋の固定資産税とは別に毎年コストが乗る。しかも償却資産だけは、所有者が毎年...

  • 温泉旅館の大浴場、設備更新は1室年2.1万〜9.0万円 — 循環ろ過の条例基準とCapexサイクル

    温泉宿の設備投資を語るとき、議論はたいてい客室と食事処で止まる。だが宿泊料を成立させている装置のうち、客室と並ぶもう一つのエンジンが浴場である。そしてこのエンジンは、客室と違って「法令が求める最低水準」が外から与えられている。循環ろ過器を回す以上、浴槽水の消毒濃度も、逆洗浄の頻度も、水質検査の回数も、事業者の裁量ではなく条例で決まる。 本稿は、浴槽から先の設備 — 循環ろ過器・消毒装置・循環配管・...

  • 夢洲IR2,500室は湾岸4区9,559室の26% — 大阪ベイの価格帯ホワイトスペース

    大阪府

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    2030年秋の開業を目指す大阪IR(夢洲)は、ホテル3棟・客室合計約2,500室と、収容人員6,000人超のグランドボールルームを核とする国際会議場を備える。本稿では、この計画値を公表資料で確認したうえで、大阪ベイの既存宿泊ストックを施設数・客室数・推定成約ADRで定量化し、2,500室が既存ストックの何倍に当たるのか、そして現在どの価格帯が薄いのかを整理する。

  • 日影規制でホテルは何階削られるか|商業地域でも10m超は対象、100室モデルで試算

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.16

    ホテル用地のボリュームチェックで最後まで残る不確実性は、容積率でも絶対高さでもない。冬至日の影が何時間、隣の敷地に落ちるかである。建築基準法第56条の2の日影規制は、敷地の形と真北方向、そして「隣がどの用途地域か」で結論が変わるため、机上の容積計算では階数が読めない。本稿は、この日影規制が想定客室数をどう削るのかを、当社が把握する計画ホテルの階数分布と推定成約ADRで定量化する。