眠っていたデータから新たな付加価値を
石川県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
石川県のビジネスホテルを、宿泊者の口コミ評価の分位で3つの層に分け、施設ごとの推定成約ADRを並べた。客室評価が県の基準値で上位25%ライン(4.402)以上の上位帯(N=34施設)は、2026年2〜8月の推定成約ADRの中央値が12,900円である。下位25%ライン(3.769)以下の下位帯(N=14施設)は6,300円で、差は約2.0倍になる。評価と価格はおおむね連動している。ただし上位帯34...
奈良県
奈良県は年間4,000万人を超える観光客が訪れる一方、県内で宿泊する人は実人数の1割に満たない。本稿では、メトロエンジンリサーチが追跡する県内308施設・8,496室の客室ストックと市町村別の推定成約ADRを軸に、京都・大阪との単価差、口コミ評価の高い施設が集まる価格帯、そして秋(10〜11月)の平日と週末の単価差を読み解く。「訪れる人は多いのに泊まる人が少ない」構造は、裏返せば宿泊単価と泊数を伸...
群馬県
群馬県のシティホテルで、2026年7月の推定成約ADR(確定値)は¥8,350(N=13施設)となり、前年同月の確定値¥10,535(N=11施設)から20.7%低下した。6月の前年比−9.0%から下げ幅が広がり、8月の確定値も¥10,262(N=13施設)で前年比−10.9%と、夏の繁忙月でマイナスが続いている。一方、同じ県のビジネスホテルは7月が¥6,464(N=100施設)で前年比+2.0%...
新潟県
新潟県のビジネスホテルでは、同じホテルが販売する素泊まりと朝食付きの差額は1室あたり¥800・+5.4%(N=66)にとどまる。一方、朝食付きから2食付きへの差額は¥3,900・+22.5%(N=23)で、夕食側の段差は朝食側のおよそ5倍に当たる。シティホテルでも同じ形で、朝食の上乗せ+12.2%(N=16)に対し、2食付きは朝食付き比+42.7%(N=11)。新潟でプランの段差を付けやすいのは朝...
山梨県
山梨県の宿泊市場は、富士山の北麓に施設が集中する一方で、客室数では甲府盆地のビジネスホテル・温泉旅館が厚みを持つという「二つの重心」で成り立っている。本稿では、メトロエンジンリサーチの市町村別データをもとに、山梨県内27市町村の施設分布・推定成約ADR・2026年の新規開業・10〜11月の在庫消化・外国語口コミ比率を一枚の地図と表に整理する。結論を先に述べると、施設数の約6割は富士北麓5市町村に集...
香川県
香川県のビジネスホテル(推定OCCの対象コホート40〜42施設)では、2026年8月の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)が月平均82.9%だった。曜日別に見ると木曜91.0%が最も高く、日曜は76.0%、月曜は77.0%にとどまる。連休とお盆を除いた6〜8月の「通常週」80日で平均すると、日曜は67.1%で、通常週全体の平均77.7%を10.6pt下回る。一方、祝日前の日曜(7月19日・8月9日)...
大阪府
宿泊市場動向
大阪府の推定成約ADRは、2026年10月が11,300円(N=642施設)。前年同月の13,400円に対して−15.6%である。ところが同じ10月を万博前の2024年と比べると9,400円→11,300円で+19.8%。片方を見れば大幅な下落、もう片方を見れば二桁の上昇で、どちらも同じ系列から出てきた数字である。前年同月比という物差しは、比較の相手が普通の年であることを暗黙の前提にしている。20...
京都府
京都府のホテル市場で、推定成約ADR(税抜相当)の前年割れが2026年6月を境に二桁へ広がった。確定値同士の前年同月比で見ると、シティホテルは6月−14.6%・7月−16.8%・8月−10.2%、ビジネスホテルは6月−9.8%・7月−13.0%・8月−15.6%。一方で3〜5月はビジネスホテルが3か月とも前年を上回り、シティホテルも3月・5月はプラスだった。夏の下落は一部施設だけの話ではなく、同じ...
北海道
北海道のホテルで、同じ施設が売っている素泊まり・朝食付・2食付の価格差を比べた(2026年9月宿泊分・旅館を除く)。朝食付の上乗せ率は素泊まりに対してシティホテル+18.0%(N=50)、ビジネスホテル+10.0%(N=194)、リゾートホテル+7.8%(N=50)だった。2名利用時の1室あたり差額にすると約¥2,000〜¥5,300で、業態による差は¥3,300ほどにとどまる。夕食の段差(2食付...
福岡県
神奈川県
沖縄県
長崎県
兵庫県
鹿児島県
広島県
静岡県
国土交通省が2026年2月20日に公表した「訪日クルーズ旅客数及びクルーズ船の寄港回数(2025年速報値)」によると、2025年に日本の港湾へ寄港したクルーズ船は3,117回に達した。これはコロナ前のピークだった2018年の2,930回を上回る、過去最多の水準である。港湾別の第1位は博多港と横浜港がともに209回、第3位は那覇港205回、第4位は長崎港198回、第5位は神戸港142回。では、これら...