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エリア・施設分析

  • ホテル駐車場が評価される街、されない街|東京2.0%・高知11.2%を分ける鉄道結節の強さ

    宿泊者の口コミを自然言語解析で分類すると、「駐車場」が評価の対象として語られる度合いは地域によって大きく異なる。全国18,344施設・489万件の口コミを集計したところ、駐車場に触れた口コミの割合は高知県11.2%に対して東京都1.99%で、5.6倍の開きがあった。本稿では、この差がどこから生まれるのかを鉄道の結節規模・自家用車保有・都市類型の三方向から検証し、駐車場という設備が価格に乗っているの...

  • 北海道シティホテルの推定成約ADRが4か月連続の前年割れ、7月-5.7% — ビジネスホテルは+4.1%で明暗

    北海道のシティホテルの推定成約ADRが、2026年4月から7月まで4か月連続で前年同月を下回った。2026年7月は¥17,819(N=75施設)で、前年同月の¥18,891(N=74施設)に対し-5.7%。2025年は4月を除く11か月が前年比プラス、月平均+17.2%という急上昇局面にあったカテゴリが、1年で符号を反転させた形になる。一方、同じ北海道のビジネスホテルは2026年7月が¥11,15...

  • 千葉県の朝食プレミアムは+11.9%、2食付きは+32.0% — 同一ホテル内ペア比較で読む食事プランの出し分け

    千葉県のホテルについて、同一ホテル内で食事条件だけが異なるプランを突き合わせた「ペア比較」で食事プレミアムの差率を集計した。2026年9月分では、朝食付きが食事なしを上回る比率はシティホテルで+11.9%(N=35施設)、ビジネスホテルで+11.0%(N=53施設)と、業態が違っても11%台に収れんする。一方で1泊2食付きが朝食付きを上回る比率はシティ+32.0%(N=21施設)、ビジネス+23....

  • 三本松ロイヤルホテルは2020年閉業→2024年に35室で再生|東かがわ市の価格・在庫実測

    香川県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.07

    香川県東かがわ市三本松の「三本松ロイヤルホテル」は、2020年6月末に閉業した。その建物は東京のダイブが全面改装し、2024年3月1日に「クラフトホテル瀬戸内」として全35室で再開している。客室数は35室のまま据え置かれ、中庭にあったチャペルはフィンランドサウナに転用された。宴会場を抱えた地域ホテルから、サウナとアウトドアを軸にした滞在型ホテルへ、建物の用途が組み替えられた事例である。 本稿では、...

  • 長崎のシティホテル、推定成約ADRが6-7月に二桁マイナス — ビジネスホテルは7か月連続プラスを維持した構造差

    長崎県のシティホテルの推定成約ADRは、2026年7月に10,409円(N=24施設)となり、前年同月の11,916円(N=25施設)から−12.6%下落した。6月も−12.9%で、2か月続けて二桁のマイナスである。ところが同じ長崎県のビジネスホテルは、2026年7月が6,562円(N=127施設)で前年同月比+2.1%。1〜7月はすべての月がプラスで、幅は+0.2%〜+5.9%の狭いレンジに収ま...

  • 秋田県のADRは業態で逆行 — ビジネス+9.9%・シティ−2.7%(2026年7月確定)

    秋田県の推定成約ADRは、2026年に入って業態ごとに真逆の動きを見せている。ビジネスホテルは2026年1月から7月まで7ヶ月連続で前年同月を上回り、7月は¥8,348(2025年7月 ¥7,596/+9.9%)まで伸びた。一方でシティホテルは1〜4月こそプラスだったものの、5月に−2.1%とマイナスへ反転し、6月 −1.2%、7月 −2.7%(¥9,388 vs ¥9,646)と3ヶ月連続で前年...

  • 岡山のホテル、口コミ「分位」で読む値上げ余地 — 推定成約ADRと突き合わせる3ステップ

    岡山県のビジネスホテルの口コミ評価を項目別に分解すると、県内の分布は項目ごとにまったく違う形をしている。『従業員』は平均4.079に対して中位50%が3.927〜4.333の幅(0.406)に収まる一方、『清潔感』は3.621〜4.324(0.703)と幅が1.7倍近く広い。前者は差がつきにくい項目、後者は差がつく項目である。同じ0.1の改善でも、県内順位の動き方が違う。 そして価格側。推定成約A...

  • 夕食の上乗せ幅は全国中央値+28.3%・¥4,451 — ビジネスホテル2食プランの都道府県別ペア比較

    同じホテルが売る「朝食付き」と「夕食付き(2食付き)」の差額を、全国47都道府県のビジネスホテル区分で集計した。全国の中央値は+28.3%・差額¥4,451(2026年5〜9月の月次平均、各セル N=5以上)。ところが県別に並べると上位は高知県+49.7%(¥8,610・N=11〜13)、下位は福井県+8.9%(¥1,306・N=8〜9)で、上乗せ率にして5倍以上の開きがある。同じ「夕食を付ける」...

  • 長野県の推定成約ADR、6月にシティホテルだけ−9.2%へ反転 — 2026年上期の確定月YoY分析

    長野県の2026年上期(1〜7月)の推定成約ADRを確定月同士の前年同月比で並べると、業態によって形が大きく違う。ビジネスホテルは1月+10.4%から7月+5.6%まで7ヶ月連続でプラスを維持したのに対し、シティホテルは1月+25.4%という強いスタートを切りながら6月に−9.2%(¥8,988、N=16施設)へ反転し、7月も−2.1%(¥10,564)とマイナス圏に留まった。同じ6月にビジネスホ...

  • 茨城県ホテル市場マップ2026|単価は4層構造、空白は1万円台前半

    茨城県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.05

    茨城県は、水戸・つくばの業務需要、大洗・北茨城の海浜と温泉、大子町の袋田の滝という性格の違う宿泊マーケットが、ひとつの県の中に併存している。県全体を一本の平均値で語ると、この差は見えなくなる。本稿では、メトロエンジンリサーチが把握する県内35市町村の推定成約ADRを層別に整理し、供給規模・秋の月次カーブ・平日と土曜の価格差・紅葉期の在庫状況までを一枚の市場マップとして描き出す。