眠っていたデータから新たな付加価値を
大阪府
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
大阪府のシティホテルの推定成約ADRは、2026年7月が12,582円(N=97施設)。前年同月の16,798円(N=90施設)に対して−25.1%という大きな下落幅です。ビジネスホテルはさらに深く、2026年7月8,429円(N=497施設)対2025年7月12,380円(N=502施設)で−31.9%。数字だけを見れば市場崩壊のように見えます。ところが同じ7月を2024年と比べると、シティは1...
三重県
三重県のホテルで「朝食を付ける」ことの値づけは、2026年9月の宿泊分で ビジネスホテル +9.0%(N=59施設)、シティホテル +15.5%(N=13施設)、リゾートホテル +19.0%(N=7施設) の差として観測されている。さらに夕食まで付けた2食付は、朝食付を基準にしてもリゾート +39.2%(N=8施設)、ビジネス +38.2%(N=17施設)、シティ +36.6%(N=8施設)と、朝...
長野県
長野県の宿泊市場で、2026年に入ってからの推定成約ADRは「冬に強く、初夏に失速する」という極端な形を描いた。確定値が出そろった2026年1〜8月を前年同月と突き合わせると、旅館は1月が+21.9%、リゾートホテルは+22.9%という二桁の伸びで始まったのに、6月は旅館が−0.1%(¥11,556、N=501施設)、リゾートホテルが−7.3%(¥13,558、N=112施設)と前年を下回った。7...
香川県
香川県のビジネスホテルで、朝食付プランと素泊まりプランの差は+9.1%(差額 約¥1,400・対象28施設)、2食付と朝食付の差は+29.1%(同9施設)だった(2026年9月宿泊分)。シティホテルでは朝食付と素泊まりの差が+17.6%(同9施設)と、ビジネスホテルの約2倍の開きがある。いずれも同一ホテルの中で、食事条件だけが異なる商品同士を突き合わせた差分であり、施設間の価格差やグレード差は入っ...
新潟県
新潟県のシティホテルでは、同一ホテル内で朝食付プランと2食付プランの両方を売っている施設(N=11)の差額が +¥11,600・+42.7% に達する。一方、同じ施設群で朝食付と食事なしの差額(N=16)は +¥2,600・+12.2% にとどまる。朝食の段より夕食の段のほうが4.4倍厚いということだ。ビジネスホテルでも夕食の段は朝食の段の4.9倍(+¥3,900/+¥800)だが、率で見ると夕食...
熊本県
九州ふっこう応援割の熊本県分は、10月1日(木)〜12月25日(金)の宿泊が対象で、予約受付は9月15日(火)10時に始まる。一方、熊本県内では10市町村が独自の宿泊支援を実施している(トラベルWatch、9月11日)。各市町村の公式ページで宿泊対象期間を確かめると、10月以降の宿泊も対象にしているのは天草市(12月28日宿泊分まで)と水俣市(11月30日宿泊分まで)の2市で、残る8市町村は9月末...
東京都
2026年7月の実績が出そろった。上場ホテルREIT3本の公表稼働率は83.1〜86.3%、一方でOTA等の掲載在庫から推定した同月の稼働率は東京のビジネスホテルで93.2%(N=862施設)、大阪のビジネスホテルで84.7%(N=449施設)だった。両者は最大で10.1ポイント離れているが、これは「どちらかが間違っている」という話ではない。分母の定義が違う二つの物差しであり、レベニューマネージャ...
岐阜県
岐阜県の宿泊価格は、ひとつの平均値で語れる市場ではない。飛騨の国際観光地、飛騨川沿いの温泉地、季節でお客様が集中する小規模市場、そして濃尾平野の業務需要帯——同じ県内でありながら、価格の水準も、季節の動き方も別々である。メトロエンジンリサーチの月次データで岐阜県16市町村の推定成約ADR(平均客室単価)を2025年9月から2026年11月まで並べると、紅葉期(10〜11月)に8月比で+28.0%ま...
鹿児島県
鹿児島県のビジネスホテル140〜142施設(客室12,761室)の2026年8月実績を曜日別に集計すると、推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は水曜77.4%に対して日曜60.8%。最高曜日と最低曜日のレンジは16.6ポイントで、月平均は71.1%だった。同じ県のシティホテル(N=24)はレンジ9.6ポイント、リゾートホテル(N=43)は6.3ポイントで、谷はいずれもビジネスホテルより浅い。さらに、...
愛知県
愛知県のホテル市場は、県全体の平均値を見ているだけでは輪郭がつかめない。メトロエンジンリサーチのデータで市町村別の推定成約ADRを直近12か月(2025年8月〜2026年7月の確定月)で集計すると、最も高い南知多町が約¥16,900、最も低い刈谷市が約¥6,100と、同一県内で2.8倍の開きがあった。しかもこの差は「都心が高く郊外が安い」という一般的な構図とは逆で、県全体の客室ストックの約半分を抱...