トップ > 検索結果

検索結果

  • 旅館・ホテル取得3スキーム比較 — 事業譲渡は許可承継可、営業停止60日でNOI1,764万円減

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    ホテル・旅館の買収で、意向表明から実際に自分の名義で客を迎えるまでに何日かかるか。この問いの答えは、価格でもデューデリジェンスの厚さでもなく、どのスキームで買うかでほぼ決まる。買い方は大きく3つある。運営会社の株式を買う、事業を丸ごと譲り受ける、不動産だけを買って自分か別のオペレーターが営業する。この3つで旅館業の営業許可の扱いが変わり、クロージング日と営業停止日数、そして初年度のNOIが変わる。...

  • 上水道がない用地にホテルは建つか — 井戸の20年コストと山間立地2,120施設

    山間・離島・温泉地の用地を検討していると、事業性の議論に入る前に潰れる案件がある。上水道が来ていないケースだ。給水区域の外にある土地では、いくら地価が安く景観が良くても、まず「水をどこから引くか」を決めないと客室数も工期も決まらない。そして水源の選択は、水道法という別の規制の入口でもある。本稿は、上水道が来ていない用地で何を建てるのかという水源の選択を、制度・地理・コストの三層で整理する。

  • 景観規制の外装コストは1室6万〜51万円 — 京都・金沢・倉敷など6市町の基準比較

    ホテル用地の事業計画では、用途地域・容積率・高さといった「量」の規制は早い段階で織り込まれる。一方で、外壁の色・屋根の形・看板の照明といった「意匠」の規制は、基本設計が固まったあとの意匠審査で顕在化しやすく、外装費の見積りに乗ってくるのが遅い。景観法に基づく景観計画区域と景観地区は、この意匠側を正面から規律する制度である。本稿では、両者の拘束力の違いを制度として整理したうえで、京都市東山区・金沢市...

  • ホテルの償却資産税は1室あたり年2.1万〜6.6万円 — 第3の固定資産税を3モデル試算

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    ホテルの保有ランニングコストを積み上げるとき、固定資産税は「土地」と「家屋」の2本で捉えられがちだ。しかし地方税法上の固定資産は3つある。土地・家屋・償却資産である(地方税法第341条第1号)。客室家具、ベッド、寝具、業務用厨房機器、ランドリー機器、屋外の受変電設備、看板、外構舗装——ホテルはこの第3の課税客体の塊であり、家屋の固定資産税とは別に毎年コストが乗る。しかも償却資産だけは、所有者が毎年...

  • 群馬県4業態のブッキングカーブ比較|10月三連休は45日前に8割到達、完売施設率が示す旅館の別ロジック

    群馬県の宿泊需要を、シティホテル・ビジネスホテル・旅館・リゾートホテルの4業態に分けて、宿泊日の45日前から直近までの観測だけで並べてみた。結論から言うと、2026年10月10日(土)― スポーツの日3連休の初日 ― は、45日前の時点ですでにシティホテルが推定OCC 87.8%(N=10施設)、旅館が82.0%(N=186施設)に到達していた。直近断面(残り26日)ではシティホテル97.1%、旅...

  • シルバーウィーク2027は3連休だけ|2027年の祝日カレンダーと値付けすべき「祝前日の夜」

    指定なし

    季節・イベント

    投稿 : 2026.09.17

    2027年の国民の祝日は17日。内閣府が確定公表している暦を確認すると、9月の敬老の日(9月20日・月)と秋分の日(9月23日・木)のあいだが2日空くため、祝日法の「国民の休日」が成立しない。2026年に11年ぶりで実現した9月の5連休は、2027年には戻らず、シルバーウィークは9月18日〜20日の3連休のみとなる。一方でゴールデンウィークは有休ゼロで5連休、4月30日(金)を1日休むだけで7連休...

  • 熊本地震のホテル避難、宿泊費は1人1泊1万円以内が公費上限 — 宿側の実務と線引き

    熊本県

    投稿 : 2026.09.17

    2026年7月28日16時27分に発生した令和8年熊本地震(気象庁マグニチュード7.1、宇城市・氷川町で最大震度7)を受け、熊本県は8月3日からホテル・旅館への「ホテル等避難」(二次避難)の申込受付を開始した。宿泊事業者にとっては、通常の宿泊販売とは異なる枠組みで客室を提供する場面である。本稿では、公費でまかなわれる範囲、自己負担との線引き、請求と現場運用の実務、そして平時から準備できることを、内...

  • 岐阜の宿泊単価、秋のピークは高山10月・下呂11月 — 郡上・白川郷は12月以降にずれる

    岐阜県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.17

    岐阜県の宿泊市場を一本の平均値で語ると、いちばん重要な情報が消えてしまう。飛騨の山あいと濃尾平野では価格の水準が二倍以上ちがい、さらに「一年でいつ価格が立ち上がるか」まで別々だからである。メトロエンジンリサーチの市町村別データで推定成約ADR(平均客室単価)を月次に並べると、秋の価格ピークは高山市が10月、下呂市が11月、郡上市と白川村は12月以降と、同じ県内で最大3か月ずれていた。本稿では県内9...

  • 夢洲IR2,500室は湾岸4区9,559室の26% — 大阪ベイの価格帯ホワイトスペース

    大阪府

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.17

    2030年秋の開業を目指す大阪IR(夢洲)は、ホテル3棟・客室合計約2,500室と、収容人員6,000人超のグランドボールルームを核とする国際会議場を備える。本稿では、この計画値を公表資料で確認したうえで、大阪ベイの既存宿泊ストックを施設数・客室数・推定成約ADRで定量化し、2,500室が既存ストックの何倍に当たるのか、そして現在どの価格帯が薄いのかを整理する。

  • 温泉旅館の大浴場、設備更新は1室年2.1万〜9.0万円 — 循環ろ過の条例基準とCapexサイクル

    温泉宿の設備投資を語るとき、議論はたいてい客室と食事処で止まる。だが宿泊料を成立させている装置のうち、客室と並ぶもう一つのエンジンが浴場である。そしてこのエンジンは、客室と違って「法令が求める最低水準」が外から与えられている。循環ろ過器を回す以上、浴槽水の消毒濃度も、逆洗浄の頻度も、水質検査の回数も、事業者の裁量ではなく条例で決まる。 本稿は、浴槽から先の設備 — 循環ろ過器・消毒装置・循環配管・...