眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
新規開業・供給
環境省が公表する「温泉利用状況」は、日本の温泉ストックを都道府県単位で数え上げた唯一の全数統計である。最新の令和6年度版(2025年3月末現在)によると、全国の温泉地は2,839か所、源泉総数は27,899本、温泉を利用する宿泊施設は13,425軒だった。温泉地の数は5年で95か所減った一方、宿泊施設は501軒増え、年度延べ宿泊利用人員は7,659万人から1億2,541万人へと1.6倍に伸びている...
沖縄県
取材
新規ホテル情報
沖縄県石垣市の名蔵湾に、全5棟のプライベートヴィラ「エーマ石垣島ムリカブシ」が2026年9月1日に開業する。手がけるのは、石垣島市街地で「エーマ石垣島タビシカ」を運営するマーズ株式会社だ。 第2シリーズとなる今回は、「海と暮らすように滞在する」をコンセプトに、名蔵湾の海や夕日、星空など、その土地がもともと持つ自然を滞在価値として打ち出す。 観光地を巡るだけではなく、一つの場所に身を置き、地域の風景...
東京都
大阪府
北海道
ライフスタイル
「5月はホテルが高い」「連休は取れない」という実感は正しいのか。東京都と大阪府の直近12ヶ月(2025年8月〜2026年7月)のOTA掲載価格を月別に並べると、答えは「5月は高めだが最高ではない」だった。東京都で最も高いのは11月(月平均29,331円)、次いで4月(29,018円)。最も安いのは6月(22,022円)で、高低差は1.33倍ある。5月は26,678円で、年平均(25,591円)より...
東京で1週間から1ヶ月弱の滞在先を探すとき、ウィークリーマンションとホテルのどちらが安いのか。結論から言うと、総額では7泊以上ならウィークリーマンションが安くなりやすい。東京都内ホテルの実勢価格と大手運営会社の公表料金から計算すると、価格が逆転する分岐点は約4泊。ただしウィークリーマンションは週単位の契約が基本のため、実務上は「6泊以下はホテル、7泊以上はウィークリーマンション」が目安になる。本記...
鹿児島県
鹿児島県が、県内での宿泊費を最大6割補助する独自の宿泊割を始める方向で調整していることが分かった。国の「九州ふっこう応援割」が10月1日宿泊分からのスタートであるのに対し、県独自の施策は2026年のシルバーウィーク(9月19日〜23日の5連休)に間に合わせる方針だという。本稿では、この動きの中身を整理したうえで、鹿児島県内の宿泊在庫と掲載価格の実測データから「5連休のどこがまだ取れるのか」「6割補...
季節・イベント
2026年10月1日から始まる「九州ふっこう応援割」をめぐって、開始月にあたる10月の宿泊料金が9月より大きく上がって見える、という指摘がSNSやまとめサイトで広がっている。本記事は、その指摘の当否を断じるものではない。鹿児島の掲載価格の実データを月次・日次・プラン単位まで分解して、「価格が上がって見える」という現象が、どの数字を見たときに、どのくらいの大きさで発生しているのかだけを示す。読者が自...
奈良県
佐賀県
和歌山県
茨城県
山梨県
群馬県
滋賀県
島根県
三重県
栃木県
宿泊市場動向
観光庁が2026年4月30日に公表した「旅行・観光消費動向調査」2025年年間値(確報)によれば、日本人の国内旅行のうち45.8%が日帰りである。そして日帰り旅行の1人1回あたり単価は約2万円、宿泊旅行は72,412円。同じ1人が訪れても、泊まるか帰るかで地域に落ちる金額は約5万2,400円違う。本稿では、この「泊まらずに帰っている需要」が都道府県ごとにどれだけ厚いのかを2025年の確報値で定量化...
愛知県
福岡県
宮城県
静岡県
長野県
投資・開発
ホテルの取得検討で、エンジニアリング・レポートの地震リスク評価と、火災保険の見積書は、たいてい別々のフォルダに入っている。前者は「工事がいくらかかるか」の話として読まれ、後者は「経費のうちの小さい行」として一度だけ見られる。ところがこの2つは、1円も防災投資をしなくても、立地が決まった瞬間から毎年のP/Lと、借入の組み方そのものを静かに動かし続ける。本稿では防災改修(Capex)の話を一切せず、同...
大分県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
別府・由布院を擁する大分県で、秋の繁忙期入りを前にした予約の積み上がりに業態差が出ている。宿泊日の45日前断面でみると、10月3日(土)の推定OCCは旅館65.9%(観測258施設)、リゾート74.8%(同34施設)、ビジネス77.6%(同77施設)。9月26日(土)の同じ45日前断面(旅館65.9%・リゾート78.3%・ビジネス76.6%)と比べると、旅館は土曜同士でほぼ横ばい、リゾートは3.5...
愛知県西三河は、トヨタ自動車と主要サプライヤーの本社・工場が半径20km圏に集積する、国内屈指の業務出張マーケットである。ところが宿泊市場としての西三河は、名古屋の陰に隠れて単独で語られることがほとんどない。本稿では、豊田・岡崎・安城・刈谷・知立・西尾・碧南の7市に立地する66施設・6,525室を「推定成約ADR」と「残室消化スピード(リードタイム別の稼働率)」の2軸でマッピングし、どの価格帯が空...