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東京オートサロン2027と幕張のホテル料金 — 前回は金曜+75%・土曜+27%、共通テスト重複の1月15〜17日

投稿日 : 2026.11.04

千葉県

季節・イベント

東京オートサロン2027と幕張のホテル料金 — 前回は金曜+75%・土曜+27%、共通テスト重複の1月15〜17日

東京オートサロン事務局は2026年9月1日、第45回となる東京オートサロン2027を2027年1月15日(金)〜17日(日)に幕張メッセ全館で開催すると発表し、入場券は10月1日から一般販売が始まっている。前回の2026年会期(1月9〜11日)は成人の日の3連休に重なり、3日間で272,383人が来場したが、今回は通常の週末であるうえ、土日の16・17日は大学入学共通テストの本試験日と重なる。本稿では、幕張メッセ周辺(千葉市美浜区)のホテルが前回・前々回の会期にどのような価格の山を描いたかを日別の掲載価格で振り返り、会場3km圏の客室ストック、周辺エリアの1月単価、そして会期80日前時点の2027年1月の掲載断面を整理したうえで、金曜(一般特別公開日)と土日で値付けを分ける考え方を示す。

本記事のデータについて
• ADR(平均客室単価)=各施設がOTA上で公開する最安プラン水準(2名1室利用時・1室あたり料金・税込)に業態別の補正係数を適用して算出した推定成約単価(税抜相当)。上場ホテルREITが開示する物件別実績との照合(91施設・直近3ヶ月間)で誤差中央値は約7%。推定値であり、各施設の実際の成約価格・会計数値とは異なります。
• エリア(都道府県・市区町村)単位のADRは、対象施設の推定成約単価の中央値(エリアの標準的な施設の水準)です。
• 掲載価格に言及する箇所は、2名1室利用時の1室あたり料金(税込)です。
• OCC(稼働率)=エリア内の総客室数に対する販売済み客室数の割合(OTA販売在庫に基づく推定値)。
• 出典:メトロエンジンリサーチ(国内約168,000施設のOTA公開価格を継続追跡、うち稼働確認済み約27,000施設)
Key Takeaways
  • — 前回2026年会期、幕張メッセ3km圏10施設の掲載価格は金曜¥47,700(平常金曜比+75%)、土曜¥48,900(+27%)で、日曜は平常週末並み。2025年も+59%・+21%と同じ形だった。
  • — 2027年会期は1月15〜17日の通常週末で、土日の16・17日は大学入学共通テストの本試験日と重なる。
  • — 会場3km圏の稼働中客室は11軒4,376室。87%が海浜幕張駅1km圏、89%が201室以上の大型施設に集まる。
  • — 美浜区の2026年1月の推定成約ADRは¥15,700(N=13施設)で2月比+40.8%。千葉市中央区・船橋市は美浜区の6割前後の水準。
  • — 2026年10月27日時点の2027年1月掲載断面では金曜¥53,400(+91%)・土曜¥52,000(+32%)と、すでに金曜を頂点とする値付けが組まれている(会期80日前の途中経過)。

東京オートサロン2027の開催概要 — 金曜は14時開場の一般特別公開、土日は共通テスト本試験と同日

まずは会期の骨格を確認しておきたい。公式チケットページによると、1月15日(金)は14:00〜19:00の一般特別公開で入場料4,000円、16日(土)9:00〜19:00と17日(日)9:00〜18:00は一般入場3,000円(いずれも税込)で、実券の販売はなくデジタルチケットのみである。前回2026年会期は1月9日(金)〜11日(日)で、翌12日(月)が成人の日だったため、来場者の多くが3連休の初日・2日目として会場を訪れた。事務局発表の来場者数は2026年が272,383人、2025年(1月10〜12日、やはり成人の日連休)が258,406人で、2年続けて前年を上回っている。

一方で2027年会期は、成人の日連休(1月9〜11日)の翌週にあたる通常の金土日である。さらに大学入学共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されるため、会期の土日は受験生とその家族が全国で前泊・連泊する日程と完全に重なる。千葉湾岸のホテルにとっては「車好きの来場者」と「受験生の前泊」という性格の異なる2つの需要が同じ2夜に重なる構図といえる。

東京オートサロンの会期構成と来場者数(2025〜2027年)
会期曜日構成連休・重複日程来場者数(事務局発表)
2025年1月10〜12日金・土・日翌13日(月)が成人の日の3連休258,406人
2026年1月9〜11日金・土・日翌12日(月)が成人の日の3連休272,383人
2027年1月15〜17日金・土・日通常週末。16・17日は共通テスト本試験日—

出典:東京オートサロン事務局発表(autosport web 2026年1月13日・2026年9月1日)、大学入試センター、公式チケットページよりホテルバンク編集部作成

美浜区の月次ADR — 2026年1月は2月より4割高いが、2025年は逆だった

次に、会場が立地する千葉市美浜区の推定成約ADRを月次で見る。2026年1月は¥15,700(N=13施設)で、2月の¥11,200に対して+40.8%、前年同月(2025年1月¥11,700)に対しては+34.5%と、閑散期とされる1月にしては高い水準に着地した。ただし、これを「1月はオートサロンがあるから高い」と単純化するのは早い。2025年は1月¥11,700に対して2月が¥13,000と、むしろ1月の方が約1割低かったからである。会期3日間の価格の山は両年とも同じ形で立っている(次節)ので、月全体の水準差は会期以外の27〜28日間の需要の厚みで決まっていると読むのが妥当だろう。

年間で見ると、美浜区の月次ADRの山は東京ゲームショウのある9月(2026年9月¥17,000)と、Inter BEEなど展示会が続く11月(2025年11月¥15,700)にあり、1月の¥15,700はそれに次ぐ3番目の山になる。2027年1月の現時点の掲載断面から推定した水準は¥13,100(N=13施設)で、2026年1月の実績をまだ下回っているが、これは会期80日前の掲載価格に基づく途中経過であり、会期に近づくにつれて上下する点に留意したい。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

前回会期の日別掲載価格 — 金曜+75%、土曜+27%、日曜は平常週末並み

月次では見えない会期の価格の山を、幕張メッセ3km圏で2025年・2026年ともに掲載のあった10施設(計4,075室)の日別掲載価格(全プラン平均・2名1室・税込、施設平均)で追う。3年分を「月曜始まりの3週間」に揃えて並べたのが次のチャートで、2025年・2026年は会期が第1週の金土日、2027年は第2週の金土日に入る。

2026年会期では、初日の金曜1月9日が¥47,700、2日目の土曜1月10日が¥48,900と、会期前の木曜1月8日(¥37,800)から段階的に上がり、最終日の日曜1月11日は¥27,700まで下がった。会期のない金曜(1月16日・23日の平均¥27,300)と比べると会期金曜は+75%、会期のない土曜(1月17日・24日の平均¥38,600)と比べると会期土曜は+27%である。つまり、価格の山がもっとも高く立つのは土曜ではなく金曜で、土曜は平常週末との差が3割弱にとどまる。日曜(会期最終日かつ連休中日)は¥27,700で、会期のない日曜(¥20,800)に対して+33%と、山というよりは裾野である。

この形は2025年会期でも同じだった。会期金曜1月10日は¥41,300で会期のない金曜の平均(¥26,000)に対し+59%、会期土曜1月11日は¥43,300で会期のない土曜(¥35,900)に対し+21%、日曜は¥27,400と、金曜の上乗せ幅が土曜の2倍を超える構図が2年続いている。背景にあるのは、金曜の客層の違いだろう。金曜は14時開場の一般特別公開日で、入場料も土日より1,000円高い。それでも金曜に来る来場者は遠方からの前泊・当日泊を伴う比率が高く、出展社・関係者の滞在も重なるため、幕張の客室に対する需要密度が土曜より高くなる。土曜は首都圏からの日帰り比率が上がり、宿泊需要は会場周辺よりも広域に分散すると考えられる。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(幕張メッセ3km圏・両年共通の10施設・全プラン平均・2名1室税込。2027年は2026年10月27日時点の掲載断面)

会期前後の日別掲載価格と上乗せ幅(幕張メッセ3km圏10施設・2名1室税込)
会期会期前日(木)初日(金)2日目(土)最終日(日)金曜の上乗せ幅土曜の上乗せ幅
2025年1月9〜12日¥34,617¥41,344¥43,265¥27,357+59%+21%
2026年1月8〜11日¥37,806¥47,660¥48,891¥27,726+75%+27%
2027年1月14〜17日(掲載断面)¥42,678¥53,392¥52,028¥23,409+91%+32%

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(10施設の全プラン平均掲載価格・2名1室税込。上乗せ幅は同月の会期のない同曜日平均との比。2027年の土曜は成人の日連休を除く1月23日との比、2026年10月27日時点の掲載断面)

なお、在庫ベースの推定稼働率は2026年3月以降の宿泊日を対象としているため、前回会期の需給は上記の掲載価格の推移で読んでいる。価格は販売側の意思決定を映す指標であり、実際の稼働の高低と一対一ではない点は留意が必要である。

幕張メッセ3km圏の客室ストック — 稼働中11軒4,376室、9割弱が201室以上の大型施設

では、その需要を受け止める客室はどれだけあるのか。幕張メッセを中心とする半径3km圏の客室ストックは掲載14軒4,797室、うち稼働中は11軒4,376室である。海浜幕張駅を中心とする半径1km圏に絞っても稼働中8軒3,811室が集まっており、3km圏の客室の87%は駅徒歩圏に立地する。区分別では稼働中のシティホテルが9軒3,845室、ビジネスホテルが2軒531室で、規模別では201室以上の大型施設が8軒3,910室と全体の89%を占める。幕張メッセを含む主要展示会場の周辺供給と会期中の稼働リフトを横並びにした結果は、展示会場周辺のホテル供給を6会場で比較で詳しく分析している。

開業年代で見ると、1990年代開業の8軒3,616室が稼働中客室の83%を占め、2020年代開業は3軒760室である。幕張新都心の街開きとともに整備された大型シティホテル群が今も供給の骨格で、そこに2022年以降の新規開業が加わった構図といえる。圏内では海浜幕張駅前で約1,000室規模の複合開発も計画されており(関連記事)、中期的には供給が2割以上増える可能性がある。

本記事の客室ストックは、幕張メッセから半径3,000m圏内にある客室数10室以上の宿泊施設(レジャーホテルを除く)を対象とし、「稼働中」は直近3か月(2026年8月〜2026年10月)に主要予約サイトで販売価格が確認できた施設を指す(2026年10月28日時点、メトロエンジンリサーチ集計)。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(円の大きさ=客室数。濃い青=稼働中、薄い灰=直近3か月の販売価格観測なし)

幕張メッセ3km圏の宿泊施設(客室数10室以上・会場に近い順・2026年10月28日時点)
施設名客室数会場からの距離区分開業年状況
アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉2,007422mシティホテル1993稼働中
ホテルニューオータニ幕張418488mシティホテル1993稼働中
ホテルシュランザMAKUHARI BAY230521mビジネスホテル2022稼働中
ホテルフランクス222531mシティホテル1991稼働中
ホテルグリーンタワー幕張205537mシティホテル1991稼働中
ホテル ザ・マンハッタン130620mシティホテル1991稼働中
クロス ウェーブ 幕張98645m会社・団体の宿泊所2007—
KOKO HOTEL Premier 東京ベイ幕張301750mビジネスホテル2026稼働中
ホテルスプリングス幕張298810mシティホテル1990稼働中
幕張国際研修センター2171,271m会社・団体の宿泊所1984—
JR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂2291,327mシティホテル2024稼働中
ファミーINN幕張1842,397mシティホテル1996稼働中
メイプルイン幕張1522,711mシティホテル1992稼働中
天然温泉 湯〜ねる1062,718mカプセルホテル2019—

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(幕張メッセから半径3,000m圏・客室数10室以上、会場に近い順。2026年10月28日時点)

溢れた需要の受け皿 — 千葉市中央区・船橋・浦安の1月単価

会場3km圏の客室が埋まったあと、需要はJR京葉線・総武線沿いに広がる。周辺3エリアの推定成約ADRを美浜区と並べると、2026年1月は美浜区¥15,700(N=13)に対し、千葉市中央区¥9,600(N=32)、船橋市¥9,300(N=13)、浦安市¥22,100(N=29)だった。中央区・船橋市は美浜区の6割前後の水準で、会場周辺が高くなった週末に価格差で選ばれる受け皿になりやすい。浦安市はテーマパーク需要で年間を通じて美浜区より高い水準にあり、1月は秋〜年末の山より低い時期にあたるものの、オートサロンの受け皿というより別の需要圏と考える方が自然だろう。

2月と比べると、美浜区が¥11,200へ-29%下がるのに対して、中央区は¥9,500(-1%)、船橋市は¥8,700(-6%)とほぼ横ばいで、1月の山が会場周辺に集中していたことが分かる。参考までに千葉県全体のビジネスホテルの2026年1月の推定成約ADRは¥8,400(N=164施設)、シティホテルは¥12,000(N=51施設)である。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

2027年1月の掲載断面 — 会期80日前の時点で金曜が土曜を上回っている

最後に、2026年10月27日時点で掲載されている2027年1月の価格を同じ10施設で確認する。会期初日の金曜1月15日は¥53,400(掲載のある9施設の平均)、土曜1月16日は¥52,000、会期前日の木曜1月14日は¥42,700、最終日の日曜1月17日は¥23,400である。会期のない金曜(1月8日・22日の平均¥28,000)との比では金曜が+91%、成人の日連休を除いた会期のない土曜(1月23日¥39,500)との比では土曜が+32%と、前回会期の実績と同じ「金曜が最も高く、土曜がそれに次ぐ」形がすでに掲載段階で組まれている。

これは会期80日前の掲載価格であり、現時点の在庫から需給の逼迫を判断することはできない。宿泊日の45日以上前の観測は、施設が販売枠を積み上げる前の状態を含むためである。読み取れるのは「販売側が前回実績に基づいて金曜を頂点とする値付けを初期設定している」という事実までで、実際の成約がこの水準で進むかどうかは、12月以降の予約進捗を待って判断する必要がある。

金曜と土日で値付けを分ける考え方 — 共通テスト重複を踏まえて

以上を踏まえ、千葉湾岸のホテルが2027年会期に向けて価格を組む際の考え方を整理する。第一に、金曜1月15日は前回・前々回とも平常金曜の1.6〜1.8倍の掲載水準にあった日であり、来場者の前泊・当日泊と出展社の滞在が重なる最も密度の高い夜である。金曜は会期に紐づく需要が主役で、現在の掲載断面でも各施設が最上位の水準を置いている。ここは前回実績を起点に、12月以降の予約進捗を見ながら段階的に上げる余地を残す設計が合う。

第二に、土曜1月16日は性格が前回と変わる。前回は3連休の中日で、オートサロンの宿泊需要に連休需要が重なっていたが、今回は通常週末である一方、共通テスト初日として受験生の前泊需要が加わる。受験生の前泊は会場(試験場となる大学)の近くに集中し、価格よりも「試験場までの移動の確実さ」で選ばれる需要である。千葉市内にも共通テストの試験場となる大学があり、船橋・浦安からも京葉線・総武線で都内の試験場に向かう動線が成り立つ。土曜は金曜より上乗せ幅を抑えつつ、連泊(15日・16日の2泊)や、朝食を早い時間帯から提供する受験生向けの条件を明示したプランを別枠で用意しておくと、2つの需要を取りこぼさずに済む。前回・前々回の日曜が平常週末並みに落ちていたことを考えると、日曜17日は共通テスト2日目の前泊として土曜に続けて泊まる需要を、連泊の形で先に取っておく方が単価より稼働に効く。

第三に、会期前日の木曜1月14日である。前回は平常木曜の1.8倍、前々回も1.7倍の掲載水準で、出展社の設営・搬入やプレスデーの滞在で金曜に次ぐ山が立っていた。今回の掲載断面でも木曜はすでに¥42,700と高く組まれており、法人需要の早期確定を狙う日として扱うのが自然である。共通テストの会場圏分析は別稿(共通テストの宿泊需要は1夜0.5〜2.3万室)にまとめているので、試験場別の客室ストックはそちらを参照されたい。

まとめ

東京オートサロンの宿泊需要は、会場周辺で「木曜から立ち上がり、金曜に頂点、土曜に続き、日曜に落ちる」という形を2年続けて描いてきた。金曜の上乗せ幅は平常金曜比+59%(2025年)・+75%(2026年)、土曜は+21%・+27%で、2027年の掲載断面も同じ形で初期設定されている。幕張メッセ3km圏の稼働中客室は11軒4,376室で、その87%が海浜幕張駅1km圏に集中しており、会場周辺が埋まった後の需要は千葉市中央区・船橋市へ価格差で流れる。今回は成人の日連休と離れ、代わりに土日が共通テストと重なるため、金曜はオートサロン需要、土日はオートサロンと受験前泊の2層構造として値付けと商品を分けることが、前回と同じ山を今回も立てるための要点になるだろう。

⚠ 将来日程の価格に関する注意:本記事の2027年1月の数値は、2026年10月27日時点でOTA等に公開されている販売価格の平均および、それに基づく推定成約ADRの途中経過であり、チェックイン日に近づくにつれて変動する。宿泊日の45日超前の観測は販売枠が積まれる前の状態を含むため、現時点の在庫から需給の逼迫は判断していない。現時点で高く設定されている価格が直前の調整で下がる可能性がある点に留意されたい。

よくある質問

東京オートサロン2027はいつ、どこで開催されますか。
2027年1月15日(金)〜17日(日)に幕張メッセ(千葉市美浜区)の国際展示場・国際会議場・イベントホール・屋外展示場で開催され、金曜は14時開場の一般特別公開日(4,000円)、土日は一般入場(3,000円)で、チケットはデジタル形式のみです。

会期中、幕張周辺のホテル料金はどのくらい上がりますか。
前回2026年会期では、会場3km圏10施設の掲載価格(全プラン平均・2名1室税込)が金曜1月9日に¥47,700、土曜1月10日に¥48,900となり、同月の会期のない金曜・土曜と比べてそれぞれ+75%・+27%で、日曜は平常週末に近い水準に戻っています。

共通テストと重なることでホテルの需要はどう変わりますか。
2027年1月16・17日は共通テストの本試験日で、受験生の前泊需要が各試験場の近くに加わるため、幕張周辺では土曜がオートサロン来場者と受験生の前泊の2層構造になります。連泊や早朝の朝食提供など受験生向けの条件を別枠で用意しておくと取りこぼしが減ります。

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参考資料・出典一覧

■ データソース

メトロエンジンリサーチ集計の推定成約ADR(千葉市美浜区・千葉市中央区・船橋市・浦安市、市区町村単位の中央値、千葉県のビジネスホテル・シティホテル)、幕張メッセ3km圏で2025年・2026年ともに掲載のあった10施設(計4,075室)の日別掲載価格(全プラン平均・2名1室・税込)、幕張メッセ半径3km圏・海浜幕張駅1km圏の客室ストック(2026年10月28日時点)。会期・入場料・来場者数は東京オートサロン事務局発表と公式チケットページ、共通テストの日程は大学入試センターによる。

■ 試算前提

上乗せ幅は「会期の各曜日の掲載価格 ÷ 同月の会期のない同曜日の平均 − 1」で算出した。2027年の土曜は成人の日連休を除いた1月23日と比較している。3年分とも同じ10施設に揃えて比較し、2027年1月は2026年10月27日時点の掲載断面(会期金曜は掲載のある9施設の平均)を用いた。

■ 限界・留意点

掲載価格は販売側の値付けを映す指標で、実際の成約価格や稼働率とは一対一ではない。在庫ベースの推定稼働率は2026年3月以降の宿泊日が対象のため、前回・前々回会期の需給は掲載価格の推移で読んでいる。2027年1月の数値は会期80日前の途中経過で、直前の価格調整で変動しうる。推定成約ADRは推定値で、上場ホテルREITの物件別実績との照合による誤差中央値は約7%である。

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