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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2026年6月1日 – 6月7日】

配信日 : 2026.06.08

“宿泊市場の供給拡大と投資戦略の行方に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2026年6月1日 – 6月7日】

1位 【取材】徳島・鳴門に新リゾート誕生!大型グランピングと海辺ホテル7月同時開業

徳島県鳴門市で7月31日、グランピング施設「GLAMPREMIER Naruto」とライフスタイルホテル「Hotel O. Naruto」が同時にグランドオープンする。運営は、四国・瀬戸内を中心に宿泊施設や観光関連事業を展開する讃岐煉瓦株式会社。
海沿いの立地を生かし、グランピングとホテルという異なる宿泊形態を並べて展開する。施設内には、オーシャンビューの客室やバレルサウナ、BBQ、ドッグラン付き客室、SUPやサイクリングなどのアクティビティを備える。鳴門エリアにおける滞在型観光の受け皿として、今後の利用動向が注目される。

2位 【取材】千葉・御宿海岸に温泉サウナ付きの里海リトリート「御宿 五氣里 -Onjuku Itsukiri-」誕生

2026年7月、千葉県御宿町の御宿海岸沿いに、全10室のラグジュアリーリゾートホテル「御宿 五氣里 -Onjuku Itsukiri-」が開業する。三日月興業株式会社がいすみ市で展開する「五氣里」の思想を海辺へと広げた施設で、白砂の浜と太平洋を望む立地を生かし、“里海リトリート”を掲げる。
全室に天然温泉、プライベートサウナ、水風呂を備え、8室にはプライベートプール、5室には愛犬同伴可能な客室が用意されている。房総の海と里山の食材を取り入れた食体験も打ち出し、地域の自然や文化を滞在価値へと結び直す新たな観光拠点となりそうだ。

3位 渋谷ハンズ跡地ホテル再開発の投資ケース分析 — ヒューリック「ザ・ゲートホテル」展開の事業性

2026年11月のハンズ渋谷店閉店を受け、ヒューリックが同店跡地(西渋谷東急ビル、敷地約1,800㎡)に高価格帯ホテル「ザ・ゲートホテル」を開発し、2030年以降に開業する方針が報じられた。同社は2013年に土地建物を取得して以降、再開発を検討してきた。2033年頃までにグループのホテル運営規模を「11棟・約1,700室」に拡大する計画の中核を担う案件となる。本記事では、メトロエンジンリサーチが追跡する渋谷駅半径1km圏内のホテル29施設・4,195室の公開価格データ、既存「ザ・ゲートホテル」8物件のADR実績、そして競合となる「TRUNK(HOTEL)道玄坂」(2027年)、「ザ・ハウス・コレクティブ」(東急本店跡地、2027年度)の開発計画を踏まえ、本投資ケースの事業性を多角的に検証する。

4位 特定技能『宿泊』2号創設秒読み — 外国人材5年制限撤廃が変える人手不足構造

宿泊業の人手不足は、もはや「景気循環で解消する問題」ではなくなった。インバウンドの回復で客室単価(ADR)が上昇を続ける一方、現場を回す人材の確保は構造的な制約として残り続けている。その出口戦略として注目されるのが、在留期間に上限のない在留資格「特定技能2号」の宿泊分野での本格活用だ。実は宿泊分野の2号は2023年8月にすでに制度として創設されており、いま業界が直面しているのは「制度を作る段階」ではなく「1号で受け入れた人材を2号へどう移行させ、定着させるか」という実装フェーズである。本記事では、出入国在留管理庁・観光庁・宿泊業技能試験センターの公表データと、メトロエンジンリサーチが集計したOTA公開価格データ、上場ホテルREITの月次運営実績を組み合わせ、外国人材の5年制限撤廃が業界の人手不足構造をどう変えるのかを定量的に整理する。

5位 中国-58%の穴は非中国インバウンドで埋まったか — 2026年4月宿泊統計と地方ADRの再検証

観光庁が2026年5月29日に公表した宿泊旅行統計2026年4月分(第1次速報)によれば、外国人延べ宿泊者数は1,573万人泊・前年同月比-9.0%と、3月までの上昇基調から一転して大幅マイナスに振れた。客室稼働率は59.7%、前月比+0.3ptとほぼ横ばいだが、前年同月比は-1.9ptと弱含む。一方JNTOが先行公表した2026年3月推計値は362万人で、1-3月累計が1,000万人を突破。9市場が単月過去最高を更新し、特に韓国・台湾・米国・ベトナム・マレーシアが牽引役となった。問題は、中国市場が前年比-55.9%(3月)・-56.8%(4月)と半減するなか、この巨大な穴を非中国インバウンドがどこまで埋め、地方ADRをどこまで押し上げられているかである。本稿ではメトロエンジンリサーチが集計した2026年4月OTA公開価格データをもとに、地方22都道府県のADR動向を最新値で再検証する(市場別の訪日数推移はJNTO4月369万人で-5.5%(2026年4月推計値の詳細分析)で詳しく分析している)。

6位 ヒルトン日本倍増+外資5社パイプライン徹底分析 — マリオット・ハイアット・IHG・アコー全比較

2024年の日本ホテル投資額が1兆613億円に達し、調査開始以来初の1兆円超を記録した(JLL調べ)。この資金フローを背景に、外資ホテルチェーン5社(ヒルトン・マリオット・ハイアット・IHG・アコー)は日本市場でかつてないペースの拡大を仕掛けている。本記事では、5社のパイプライン軒数を新規開業/既存リブランド/コンバージョンに分解し、ADRポジショニング・空白都市・REIT取得競合まで踏み込んで分析する。

7位 高松×直島マンダリンオリエンタル開発を起点とした瀬戸内エリア投資分析|1室3億円事業費の利回り構造とエリア波及効果

2027年夏、瀬戸内に2軒のラグジュアリーホテル「マンダリンオリエンタル瀬戸内」が同時開業する。高松サンポートの92室タワー型と、直島本村地区の22室古民家リゾート。当初250億円とされた建設費は340億円に膨張し、香川県は3年間で最大80億円のふるさと融資による無利子支援を決めた。一方、高松駅前ではJRクレメントイン高松兵庫町(191室)が2026年7月開業、ハイクラス供給が積み上がる。瀬戸内国際芸術祭2025の経済効果が前回比+89%の195億円と過去最高を記録するなど追い風は強いが、1室3.7億円の建設投資は何ADR・何OCCで成立するのか。約60施設のOTA公開価格データ(2024年4月〜2026年12月)と公示地価2026、瀬戸内国際芸術祭の集客実績を組み合わせ、四国・瀬戸内エリア投資の成立条件を定量化する。

8位 病院跡地ホテル転用は成立するか — 近大病院移転とPRE活用の事業性

多死社会と医療機能再編が同時進行する日本で、病院跡地が新たな投資テーマとして浮上している。2025年11月1日に近畿大学病院が大阪狭山市から堺市泉ヶ丘に移転し、跡地約14ヘクタールの開発事業者には大和ハウス工業が選定された。一方、訪日客回復と建築費高騰の二重圧力で新規ホテル供給が抑制される中、既存建築物のコンバージョン(用途変更)が再評価されている。本稿では、病院転用ホテルの事業性を建築規制・コスト・市場ポテンシャルの三軸から検証する。

9位  ホテル建設コスト比較 — 工法別単価・耐用年数・IRR成立境界線分析

ホテル建設費はこの数年で急騰し、新規開業計画の採算判断を大きく揺さぶっている。建設費高騰がもたらす中期的な供給縮退については建設費高騰でホテル新規供給が縮退する2027-2029年でマクロ供給インパクトを分析した。国土交通省「建築着工統計」によると、2024年の全国ホテル建築費は構造別で鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)324.5万円/坪、鉄筋コンクリート造(RC造)173.5万円/坪、鉄骨造(S造)164.8万円/坪、木造123.2万円/坪と、構造選定が事業性を左右する重要な要素となっている。本稿では、SRC造・プレキャストRC造・CLT木造・モジュラー工法の4工法を、100室型ビジネスホテルを前提に建設費総額・工期・税法上の耐用年数の3軸で比較し、ADR12,000円・Cap Rate 5%固定でIRRシナリオを試算する。さらに、地方郊外でCLT木造が成立する地価境界線についても考察する。

10位 2026年7-8月 地方政令市に大型ビジホ6軒同時参入|供給ショックを評価

2026年の夏、岡山・松山・松江・千歳・熊本・霧島・浜松といった地方都市で、客室数100室以上の大規模ビジネスホテルが相次いで開業する。とりわけ8月6日に開業するアパホテル&リゾート〈岡山駅新幹線口〉は単独で600室を擁し、地方政令市の宿泊市場に対する供給インパクトとして近年でも突出した規模となる。本記事では、メトロエンジンリサーチのOTA公開価格データと推定稼働率(OCC)をもとに、各開業エリアの既存ストックに対する供給増の度合い(供給ショック度)を定量化し、夏季需要との相殺関係や既存ホテルが取り得る対応の方向性を整理する。