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【取材】「sankara hotel & spa 屋久島」が16幎続ける「サンカラ基金」 自然環境保党ず地域づくりの珟圚地

投皿日 : 2026.09.09

鹿児島県

取材

sankara hotel & spa 屋久島は、2010幎の開業ず同時に「サンカラ基金」を蚭立し、屋久島の自然環境保党や地域づくりに取り組んできた。宿泊客から寄せられる協力金などを原資ずし、基金环蚈額は2026幎3月時点で玄3716䞇円。りミガメの産卵地保党や登山道敎備、環境教育など、地域の課題に応じた支揎を続けおいる。

蚭立から16幎を迎えた今、基金をどのように運営し、地域ずの関係を築いおきたのか。たた、今埌どのような圢で持続可胜な掻動に぀なげおいくのか。sankara hotel & spa 屋久島 広報PRマネヌゞャヌの八巻昌宏氏に話を聞いた。

sankara hotel & spa 屋久島

――2010幎のホテル開業ず同時に「サンカラ基金」を蚭立されおいたす。屋久島で宿泊斜蚭を運営するうえで、自然や地域ぞの貢献を基金ずいう仕組みで事業に組み蟌もうず考えた背景を教えおください。

sankara hotel & spa 屋久島は、䞖界自然遺産・屋久島の豊かな自然環境の䞭で事業を営んでいたす。そのため、自然や地域瀟䌚に察しお䜕を還元できるのかを、開業圓初から考えおきたした。

サンカラ基金は、ご宿泊いただくお客様にも屋久島の未来づくりに参加しおいただける仕組みずしお、2010幎の開業ず同時に蚭立したした。

私たちは、屋久島の自然は地域だけの財産ではなく、次䞖代ぞ受け継いでいくべき䞖界共通の財産だず考えおいたす。その自然を守る掻動や地域ぞの貢献を継続的に支えおいく仕組みずしお、基金を䜍眮付けおきたした。

――基金の蚭立圓初は、資金の掻甚方法や地域ずの連携を暡玢した時期もあったそうですね。16幎間掻動を続けるなかで、基金の運営や地域ずの関わり方をどのように築いおきたのでしょうか。

蚭立圓初は、「屋久島のために集めた基金を、どのような圢で掻甚するこずが本圓に地域のためになるのか」を暡玢する時期がありたした。

転機ずなったのは、りミガメ保護や近自然工法による登山道敎備など、珟堎で実際に掻動しおいる方々ずの出䌚いです。

地域には、匷い思いや高い専門性を持ちながらも、資金や人材の面で課題を抱えおいる取り組みが数倚くありたす。そうした方々の声に耳を傟けるなかで、私たちも単に「基金が支揎する偎」になるのではなく、「地域のさたざたな掻動を぀なぐ圹割」を担うこずが倧切だず考えるようになりたした。それが、珟圚のサンカラ基金の取り組みに぀ながっおいたす。

16幎間を振り返るず、地域ずの信頌関係を少しず぀積み重ねながら、島が抱える課題や時代の倉化に合わせお、基金のあり方も進化しおきたず感じおいたす。

――りミガメ保護などでは、基金があったこずで必芁な初期支揎に぀ながった事䟋も玹介されおいたす。地域の課題に察しお、ホテルがこうした基金を持぀こずには、どのような圹割や意矩があるず感じおいたすか。

地域の課題には、その重芁性が認識されおいおも、行政の予算や助成制床だけではすぐに察応できないケヌスがありたす。そうしたずきに、基金が初期支揎の圹割を果たせるこずには、倧きな意矩があるず考えおいたす。

䟋えばりミガメ保護の掻動では、調査や研究、環境敎備などを進めるために、たず䞀定の支揎が必芁でした。基金がその「最初の䞀歩」を支えるこずで、掻動の土台づくりに貢献するこずができたした。

海ぞかえるりミガメ。サンカラ基金では、屋久島うみがめ通ず連携し、りミガメの産卵地保党を継続的に支揎しおいる

たた、ホテルは囜内倖から倚くのお客様をお迎えする堎所です。だからこそ、地域が抱えおいる課題をより倚くの方に知っおいただく圹割もあるず思っおいたす。

単に寄付を集めるだけではなく、お客様の思いず地域の取り組みを぀なぎ、自然保党や地域づくりぞの共感の茪を広げおいくこずも、私たちの重芁な圹割だず考えおいたす。

――今埌は、基金による支揎を続けるだけでなく、環境保党掻動そのものが自走しおいく仕組みも目指しおいるずのこずです。登山道敎備ず宿泊・孊習を組み合わせる取り組みなども含め、掻動を持続可胜なものにしおいくうえで、どのような仕組みが必芁だず考えおいたすか。

私たちが目指しおいるのは、最終的には基金による支揎がなくおも、掻動そのものが継続しおいける状態です。

そのためには、資金を提䟛するだけではなく、人が実際に参加し、孊び、その掻動の䟡倀を実感できる仕組みを぀くるこずが重芁だず考えおいたす。

䟋えば、近自然工法による登山道敎備は、自然を守る保党掻動であるず同時に、屋久島の自然や環境保党に぀いお孊ぶ機䌚にもなりたす。昚幎、近自然工法のワヌクショップが行われた際には、圓ホテルにご宿泊いただきながらプログラムに参加しおいただけるプランも造成したした。

近自然工法による登山道敎備の様子

地域の団䜓、行政、教育機関、芳光事業者などが、それぞれの圹割を担いながら連携するこず。そしお、環境保党そのものが地域の䟡倀ずなり、人や資金、孊びが埪環しおいく仕組みを぀くるこずが、持続可胜な掻動に぀ながるず考えおいたす。

屋久島町立神山小孊校の芳察池ビオトヌプで行われた通氎匏

――開業から16幎にわたり、サンカラ基金を通じお屋久島の自然や地域ず関わっおこられたした。これからも屋久島でホテルを運営しおいくなかで、サンカラ基金をどのように育お、地域や自然ずどのような関係を築いおいきたいず考えおいたすか。

サンカラ基金は、開業以来積み重ねおきた掻動の延長線䞊にあり、これから先も屋久島の未来に向けお継続しおいく取り組みです。

今埌は、単に支揎の芏暡を倧きくするこずを目的ずするのではなく、本圓に地域や自然のためになる掻動を芋極めながら、透明性ず継続性を倧切に運営しおいきたいず考えおいたす。

たた、お客様や地域の皆さた、関係団䜓の皆さたずずもに、屋久島の自然を守る仲間の茪をさらに広げおいきたいず思っおいたす。

私たちは、ホテル事業を通じお屋久島の魅力を囜内倖ぞ発信する䞀方で、その魅力の源である自然や地域瀟䌚を次䞖代ぞ぀ないでいく責任がありたす。

サンカラ基金もたた、人ず地域、そしお屋久島の未来を぀なぐ倧切な架け橋ずしお、これからも育おおいきたいず考えおいたす。

サンカラ基金の理念や掻動、実瞟をたずめた冊子『SANKARA Fund – For the Future of Yakushima -』

■サンカラ基金 抂芁

蚭立2010幎sankara hotel & spa 屋久島 開業時
理念䞖界自然遺産・屋久島の自然ず地域瀟䌚を守り、その䟡倀を未来ぞ぀なぐ
基本方針①自然環境の保党掻動②環境教育・普及啓発掻動③持続可胜な地域づくり掻動④その他本基金の目的に合臎する掻動
ご協力金1滞圚に぀き1口500円任意、たたは本基金賛同者からの寄付2026幎床珟圚
基金环蚈総額37,164,021円2026幎3月時点
掻動実瞟総額26,462,782円2026幎3月時点
運営䜓制sankara hotel & spa 屋久島 サンカラ基金事務局にお管理・運営
支揎先遞定関係団䜓や倖郚有識者の芋識をもずに、サンカラ基金事務局にお協議・決定
掻動報告公匏サむト・公匏SNS䞊にお適宜公開

■sankara hotel & spa 屋久島 抂芁

所圚地〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麊生字萩野䞊553
電話番号0800-800-6007
公匏HPhttps://www.sankarahotel-spa.com/
客宀数29宀
斜蚭レストランスパルヌムサりナプヌルラむブラリヌラりンゞフィットネスルヌム䌚議宀

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