駿河湾と富士山の雄姿を一望できる露天風呂とサウナを備えたスイートルーム全5室のスモールラグジュアリーホテル「富士青藍(ふじせいらん)」(所在地:静岡県沼津市戸田3878-61)が、2025年5月23日(金)にプレオープンを迎える。
同ホテルは富士山・海・夕陽という三位一体の絶景を独占できる立地が魅力。全室に開放的な露天風呂・屋外サウナを全室に備えており、雄大な自然が織りなす絶景を贅沢に味わうことができるという。
本記事では、富士青藍の魅力や特徴などについて、株式会社ウエストクリエイティブに取材を行った。
▷ 富士青藍公式サイト:https://www.fujiseiran.jp(2025年5月19日(月)公開)
―――富士山・駿河湾・夕陽”という三位一体の眺望が本施設の大きな特長かと思いますが、この立地の魅力を最大限に活かすために、施設設計やサービスで工夫された点を教えてください。

宿名の通り、孤峰「富士山」と駿河湾の「深い青」を湛える水面が目に見える景色のすべてを占有する唯一無二の立地が大きな魅力です。この絶景そのものがすでに贅沢ですが、時間帯によって移ろう風景の表情もお楽しみいただけるよう、設計段階から細かく工夫を凝らしています。
具体的には、眺望を遮らない大きな窓の配置や、露天風呂・サウナを含む館内外の設計を通じて、どこにいても景色を感じていただける構造にしています。特に、夕陽が沈むひとときを心ゆくまで堪能していただけるような空間づくりを意識しました。
―――全5室のスモールラグジュアリーホテルという形態を選ばれた背景や狙いを教えてください。

この形態を選んだのは、「プライベート空間の確保」と「お客様に合わせたサービスホスピタリティの担保」という2点を両立させるためです。
日本の観光地ではホテルが密集していることも多く、十分な敷地を確保するのが難しいケースが少なくありません。そんな中でも、当ホテルの最大の魅力であるダイナミックな景観を満喫していただくために、これらの2点は欠かせないと考えていた背景がございました。
また、全5室というハードが限られた中でのサービス提供のため、それぞれの部屋で異なったコンセプトを表現できるだけの余白ができ、ソフトの細部にこだわり抜くことも叶いました。上質で洗練された漆(うるし)の質感に満ちた現代アート等も活用し、戸田と土肥の空や海の色、情景や雰囲気をコンセプチュアルに楽しんでいただけるかと思います。
―――全室に備えられた屋外サウナの設計・仕様面で特にこだわった点や、他施設と差別化できるポイントは何でしょうか?

まず、仕様面では最高110°Cまで温度設定が可能で、ロウリュ用のアロマもご用意しています。これだけでも十分ご満足いただけるサウナになっておりますが、最大の特徴はやはりその眺望です。
サウナ室内からも富士山や駿河湾の絶景を望むことができ、外気浴スペースでは、まるで空と富士山と海に溶け込んでいくような感覚を味わっていただけます。サウナという体験の中に、風景との一体感をもたらすことで、他にはない没入感をご提供しています。
―――ターゲット層はどのような属性を想定されていますか? 特にラグジュアリー需要の中でも、国内外のどのような客層を意識されていますか?

まずは、富士山の魅力が直感的に伝わりやすい国内のお客様をメインターゲットとしております。中長期的には、インバウンド需要にも応え、海外のお客様にも「富士青藍(ふじせいらん)」の魅力を体感していただきたいと考えています。

想定しているのは、高品質なサービスへの感度が高い富裕層やビジネスエグゼクティブ層、また記念日などの特別な旅を求めるご夫婦やカップルの方々です。
―――最後に今後のプレオープン・グランドオープンに向けた展望や意気込みを教えてください。

現在、オープンに向けて準備を進めております。
この最高のロケーションが持つポテンシャルを最大限に引き出し、お客様に心から感動していただけるような、唯一無二の滞在体験を提供することを目指しております。
■施設概要
施設名称:「富士青藍(ふじせいらん)」
住所:静岡県沼津市戸田3878-61
プレオープン日:2025年5月23日(金)
グランドオープン日:2025年11月(予定)
客室:全5室(全室150平米以上のスイートルーム、露天風呂・サウナ完備)
宿泊料金:1室あたり¥360,000〜(1-2名様料金、3名以上の場合はお一人様あたり+¥180,000)[税込] ※夕食・朝食のご提供含む
HP:https://www.fujiseiran.jp (2025年5月19日公開予定)