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インバウンド

  • 「観戦・ライブ聖地」神宮外苑エリアの通年立地価値 — 訪日需要で読む国立競技場・神宮球場一帯

    東京都

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.18

    東京・神宮外苑。国立競技場(MUFGスタジアム)、明治神宮野球場、秩父宮ラグビー場、そして明治神宮が半径1kmに凝縮するこの一帯は、花火大会や単発ライブのたびに宿泊需要が語られてきた。しかし本質は「単発イベント」ではない。プロ野球のシーズン、ラグビー・サッカーの試合、スタジアム級の大型公演、いちょう並木の紅葉、桜——一年を通じて人が集まり続ける「観戦・ライブ聖地」としての通年立地こそが、この一帯の...

  • 欧米ロングホール紅葉需要の先取り価格2026 — 京都・高山・日光のフォワードADR

    京都府

    栃木県

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.14

    秋の日本は、欧米ロングホール(欧州・北米などの長距離市場)にとって最も人気の高い旅行シーズンのひとつである。滞在日数がアジア近距離市場のおよそ2倍に及ぶこの層は、紅葉の名所とその周辺の宿を数か月前から押さえる傾向が強く、その予約行動は宿泊価格の「先取り」として現れる。本稿では、京都市・岐阜県高山市・栃木県日光市の3エリアについて、2026年10〜11月のフォワードADR(推定成約ADR)を前年同月...

  • 中国依存度の代理指標で読む19市場 — 訪日ADR耐性マップ

    2026年上半期、訪日中国人客数は前年同期比マイナス55.1%と急減した。高市早苗首相の台湾関連発言に対する中国政府の渡航自粛呼びかけを契機に、団体旅行のキャンセルが相次いだ結果である。JNTO推計値によれば1〜4月累計で中国は140.4万人、前年の314万人から半減した。一方で韓国は22.0%増、台湾は24.2%増と全体を牽引しており、市場全体としては1,400万人を突破している。この単一市場の...

  • 中国客のFIT化と高単価宿シフト — 団体30%→FIT95%超で見える地方リゾート選好の構造変化

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.07

    訪日中国人市場は、コロナ禍を挟んで構造的に変質した。2019年10-12月期に約30%を占めていた団体ツアー比率は、2023年10-12月期には5%未満まで縮小し、95%以上が個別手配(FIT)に置き換わったという観光庁データがある。さらに2024年12月に外相が表明した「富裕層向け10年マルチビザ」「団体ビザの滞在30日化」は、2025年春以降の高所得層FITの流入を加速させる施策として位置づけ...

  • 空港3km圏のホテル148軒・14,827室 — LCC増便とFITインバウンドが選ぶ「翌朝発」の構造

    福岡県

    沖縄県

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.06

    2026年夏ダイヤでLCC国際線の新規就航・増便が福岡・関西・那覇・中部国際の4空港で相次いだ。台湾は2026年4月単月で643,500人(過去最高)、韓国は878,600人(同じく単月最高)の訪日を記録し、ASEAN各国もそれぞれ単月最高を更新した。フライト時間が短く、空港アクセスを最重要視するFIT(個人旅行)層の動きは、空港に近接するホテル群に最も明瞭な形で現れる。本稿では、各空港の3km圏...

  • LCC就航ネットワークで読む訪日新興3市場 — マレーシア・ベトナム・インドネシアの地方吸収余地

    2026年春、訪日インバウンドの牽引役は欧米でも東アジアでもなく、東南アジアの新興3市場へと明確にシフトしている。マレーシア・ベトナム・インドネシアがそろって過去最高を更新する一方、その伸びを地理的に支えているのは「どこに飛行機が着くか」という供給側の変化、すなわちLCC(格安航空会社)の就航都市ネットワークの広がりである。本稿では、JNTOの国別最新データとLCC増便路線を重ね合わせ、地方就航空...

  • ASEAN+インド5市場が2026年5月に過去最高 — ハラル・ベジタリアン対応の地方分散戦略

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.05

    2026年5月の訪日外客数3,559,900人は前年同月比3.6%減と2カ月連続のマイナスとなった。中国が60.4%減と大幅落ち込みを記録した一方、ASEAN5市場(シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン)とインドの計5市場は揃って5月の過去最高を記録し、特にインドは単月過去最高を更新した。本稿では、この構成変化を起点に、訪日インバウンドの地方分散に向けて地方DMO・自治体観光担当・運...

  • 韓国客超リピーター化が選ぶ宿の細分タグ偏在 — 過去最高95万人客層の食×立地×言語評価マップ

    調査

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.04

    2026年5月、訪日韓国人客は過去最高の95万1,300人を記録した。前年同月比+15.2%。日本観光庁・JNTOの速報値だが、注目すべきは数の伸びだけではない。仁川-関西、金浦-関西の航空便増加、大学生層の早期休暇取得、そして「日常化フェーズ」に入ったとされる訪問パターンの変化が同時に進行している。5月のJNTO推計の全体トレンドと中国・夏休み需要との関係はJNTO 5月推計プレビュー — 中国...

  • 貸切風呂が拓くインバウンド温泉需要 — 裸の共同入浴ハードルを下げる地方の成長余地

    インバウンド

    投稿 : 2026.07.02

    温泉は訪日旅行の主要な目的のひとつでありながら、「他人と裸で湯に入る」という共同入浴の作法は、欧米やASEANからの旅行者にとって心理的なハードルになりやすい。この壁を下げる鍵として注目されるのが、衣服を脱ぐ場面を他者と共有せずに済む「貸切風呂・プライベート湯」である。本稿では、宿泊者の口コミと国別の温泉需要を重ね合わせ、貸切風呂が訪日客の温泉体験を後押しする可能性と、その供給が薄い地方エリアに残...

  • 夕食でご当地が主役の宿 — 訪日355万人時代の郷土料理ホワイトスペース

    インバウンド

    投稿 : 2026.06.30

    2026年5月の訪日外客数は355万9,900人。前年同月比では3.6%減となったものの、韓国・台湾・米国・マレーシアなど19市場が「5月として過去最高」を記録し、特に地方部での宿泊需要の伸びが続いている。こうした訪日客が地方の宿に求めるものの一つが「その土地でしか食べられない食事」だ。本稿では、宿泊者口コミから抽出した「夕食でご当地・郷土料理が主役」というタグの肯定的な評価を全国・エリア別に集計...