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旭川のホテル数は駅5km圏で40軒・4,426室|2月の単価は4月の1.85倍、冬が高い理由と12月の伸びしろ

投稿日 : 2026.11.02

北海道

エリア・施設分析

旭川のホテル数は駅5km圏で40軒・4,426室|2月の単価は4月の1.85倍、冬が高い理由と12月の伸びしろ

旭川駅を中心に当社が集計すると、半径5km圏で直近3か月に販売が確認できたホテル・旅館は40軒・4,426室、そのうち35軒・4,293室(97.0%)が駅から2km以内に集まっていた。推定成約ADRは2026年2月に10,500円まで上がり、4月の5,700円の約1.85倍になっている。本稿では、旭川のホテルの数と客室数を示したうえで、冬に単価が上がる理由と、宿泊者は多いのに単価が伸び切っていない月を、旭川市の宿泊統計と照らして読み解く。

本記事のデータについて
• ADR(平均客室単価)=各施設がOTA上で公開する最安プラン水準(2名1室利用時・1室あたり料金・税込)に業態別の補正係数を適用して算出した推定成約単価(税抜相当)。上場ホテルREITが開示する物件別実績との照合(91施設・直近3ヶ月間)で誤差中央値は約7%。推定値であり、各施設の実際の成約価格・会計数値とは異なります。
• エリア(都道府県・市区町村)単位のADRは、対象施設の推定成約単価の中央値(エリアの標準的な施設の水準)です。
• 掲載価格に言及する箇所は、2名1室利用時の1室あたり料金(税込)です。
• OCC(稼働率)=エリア内の総客室数に対する販売済み客室数の割合(OTA販売在庫に基づく推定値)。
• 出典:メトロエンジンリサーチ(国内約168,000施設のOTA公開価格を継続追跡、うち稼働確認済み約27,000施設)
Key Takeaways
  • — 駅5km圏に稼働中40軒・4,426室:うち35軒・4,293室(97.0%)が駅2km圏に集中。ビジネスホテルが客室の76.4%、101室以上の18軒が79.6%を持つ(2026年10月27日時点)。
  • — 2026年2月の推定成約ADR 10,500円は4月の1.85倍:山は7月(12,100円)と1〜2月の二つ。前年同月比は1月+32.7%・2月+7.6%、7月−10.6%・8月−24.0%。
  • — 1月12.9万泊・2月12.5万泊が年間の上位2か月:2025年度の宿泊延数は117万5,400泊で過去最高、冬は外国人が4〜5割弱を占める(旭川市公表)。
  • — 伸びしろは12月と日曜泊:12月は宿泊延数が年間5番目なのにADR 6,800円で年度内2番目の低さ。日曜のLT1稼働率(推定、2026年9〜10月)は74.5%と土曜を約21pt下回る。
  • — 供給は約384室が計画中:FAV LUX 旭川64室(2027年2月)とJR北海道の320室程度(2029年度)で、駅5km圏の稼働中客室に対し+8.7%。

旭川のホテルは何軒・何室か — 駅5km圏に40軒・4,426室

まずは数から確認したい。メトロエンジンリサーチが追跡する施設のうち、旭川駅から半径5km圏にある客室10室以上の宿泊施設は51軒・5,242室が掲載されていた。直近3か月(2026年8〜10月)に販売価格が確認できた「稼働中」に絞ると40軒・4,426室になる。半径を2kmに狭めても35軒・4,293室が残るため、旭川の客室は駅前と買物公園周辺にほぼ集中しているといえる。

本記事の客室ストックは、旭川駅から半径5,000m圏内にある客室数10室以上の宿泊施設(レジャーホテルを除く)を対象とし、「稼働中」は直近3か月(2026年8月〜2026年10月)に主要予約サイトで販売価格が確認できた施設を指す(2026年10月27日時点、メトロエンジンリサーチ集計)。

表1 旭川駅からの距離別の客室ストック(2026年10月27日時点)と公的統計
集計の範囲施設数客室数基準
旭川駅から半径2km(稼働中)35軒4,293室主要予約サイト掲載ベース・2026年10月27日時点
旭川駅から半径5km(稼働中)40軒4,426室同上
旭川駅から半径5km(掲載ストック)51軒5,242室同上・直近の販売確認の有無を問わない
旭川市 旅館・ホテル営業(許可施設)102施設5,356室厚生労働省「衛生行政報告例」2021年度末

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(2026年10月時点)/厚生労働省「衛生行政報告例」(e-Stat)

公的統計の許可ベースでは、旭川市の旅館・ホテル営業は2021年度末に102施設・5,356室だった(このほか簡易宿所営業が68施設)。許可ベースには客室10室未満の小規模施設や、予約サイトで販売していない施設も含まれるため、当社の掲載ベースより施設数が多くなる。両者は母集団が異なるので、市場の規模感は「許可ベースで約5,400室、予約サイトで日常的に販売されている客室が約4,400室」と二つの物差しで押さえておくのが実務的だろう。

出典:メトロエンジンリサーチ(旭川駅5km圏・稼働中40軒、2026年10月27日時点)

業態別に見ると、客室の76.4%(28軒・3,382室)をビジネスホテルが占める。規模では101室以上の18軒が3,522室と全体の79.6%を持ち、大型の宿泊特化型が駅前に並ぶ構造である。旅館は4軒・89室にとどまり、温泉旅館の受け皿は大雪山側の町に広がっている点が、隣接する観光地との役割分担を考えるうえでの前提になる。

表2 業態別の施設数・客室数(旭川駅5km圏・稼働中40軒)
業態施設数客室数客室構成比
ビジネスホテル283,38276.4%
シティホテル365314.8%
リゾートホテル12375.4%
旅館4892.0%
ホステル2390.9%
ゲストハウス2260.6%
表3 客室規模別の施設数・客室数(旭川駅5km圏・稼働中40軒)
客室規模施設数客室数客室構成比
50室以下143327.5%
51〜100室857212.9%
101〜200室121,84241.6%
201室以上61,68038.0%

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(旭川駅5km圏・稼働中、2026年10月27日時点)

旭川のホテルが高い月 — 夏の山と冬の山、4月の底

では、単価はいつ上がるのか。旭川市の推定成約ADR(N=34〜38施設)を暦年で重ねると、山は二つある。ひとつは7月で、2026年は12,100円、2025年は13,500円だった。もうひとつが1〜2月で、2026年2月は10,500円と、同年4月の5,700円の約1.85倍に達した。底は4月と、冬の山の前後にあたる12月・3月である。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(旭川市・推定成約ADR、2024年10月〜2026年9月、N=34〜38施設)

前年同月と比べると、冬は伸び、夏は譲った一年だったと読める。2026年1月は前年同月比+32.7%、2月は+7.6%と上昇した一方で、2026年7月は−10.6%、8月は−24.0%だった。冬の上昇は後段で見る外国人宿泊の伸びと重なっており、夏の下げは前年の高い水準との比較になっている点も押さえておきたい。

冬が高い理由 — 1月・2月は宿泊延数でも年間の上位2か月

単価の背景にあるのは宿泊の量である。旭川市が2026年5月に公表した2025年度の観光入込客数調査によると、市内の宿泊延数は117万5,400泊(前年度比113.9%)、外国人宿泊延数は39万8,200泊(同127.2%)で、いずれも過去最高だった。月別では1月の12.9万泊、2月の12.5万泊が年間の上位2か月で、8月(12.5万泊)や7月(12.2万泊)を上回る。冬の宿泊のうち外国人は1月6.1万泊・2月5.6万泊と、4〜5割弱を占めた。

出典:旭川市「令和7年度観光入込客数等について」(2026年5月26日)、メトロエンジンリサーチ(推定成約ADR、N=34〜38施設)よりホテルバンク編集部作成

この図で目を引くのは12月である。宿泊延数は11.1万泊と年間5番目の多さで、外国人だけを見れば5.4万泊と1月・2月に次ぐ3番目だった。ところが同じ月の推定成約ADRは6,800円と、2025年度の12か月で2番目に低い。宿泊者数の統計は市内の全宿泊施設、ADRは当社が推定できる施設の中央値と、母集団は異なる。それでも、量の割に単価が上がっていない月として、12月は価格設計を見直す余地が最も大きい月といえるだろう。

冬の集客要因のうち、日程を公式に確認できたものは二つある。旭山動物園は、公式の開園カレンダーで2026年11月11日〜12月29日、2027年1月2日〜4月7日を10時30分〜15時30分の開園期間としている。旭川冬まつりは、2027年の第68回が2月6日(土)〜11日(木・祝)の6日間と報じられ、北海道の公式観光サイトも同じ会期を掲載している。2027年は旭山動物園の開園60周年にあたり、冬まつりの雪像もこれにちなんだテーマで募集された。

周辺3市町との並び — 富良野・美瑛は夏が高く、旭川は冬の比率が高い

旭川は富良野・美瑛方面への周遊の起点でもある。直近12か月の推定成約ADRを並べると、富良野市は7月に24,500円、美瑛町は7月に24,700円と、夏の山が旭川の約2倍の高さにある(ラベンダー期の3市町の需給は夏のラベンダー最盛期 富良野・美瑛・旭川の宿泊需給2026で詳しく分析している)。一方で、2月の単価を4月で割った「冬の倍率」は旭川が1.85倍、富良野が1.94倍、美瑛は1.06倍で、美瑛の冬の山は1月(17,300円)に寄っている。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(推定成約ADR、旭川市N=35〜38・富良野市N=11〜13・美瑛町N=5〜6施設)

表4 旭川市と周辺3市町の推定成約ADR(円)と冬の倍率
市町2026年2月2026年4月2026年7月2025年12月2月÷4月N(施設)
旭川市10,5085,67912,0926,8141.85倍35〜38
富良野市19,0159,77824,45815,4671.94倍11〜13
美瑛町12,34411,67924,65214,3431.06倍5〜6
東川町(参考)20,84216,50328,15322,7481.26倍4

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(推定成約ADR・円)。東川町は対象4施設のため参考値

美瑛町(5〜6施設)と東川町(4施設)は対象が10施設に満たないため、ここでの数値は傾向として参照するにとどめたい。旭川は単価の絶対水準こそ周辺の観光地より低いが、40軒・4,426室という客室の厚みで周遊客を受け止める位置にある。冬の倍率が富良野と同程度であることは、旭川が冬の周遊需要の宿泊拠点として機能していることを示していると読める。

供給の動き — 2027年2月に64室、2029年度に約320室の計画

次に、これから加わる客室を確認する。公表されている計画は二つある。ひとつはFHG HOTELSブランドの「FAV LUX 旭川」で、旭川市二条通七丁目に全64室で2027年2月1日の開業が発表されている。もうひとつはJR北海道が2026年5月20日に公表した新ブランドホテルの2店目で、旭川駅から徒歩4分の自社用地(旭川市宮下通6丁目1)に地上16階・320室程度、2029年度の開業を予定している。同社は富良野・美瑛を周遊する旅行者の拠点にもなるホテルを目指すとしている。北見・札幌を含む同社の駅前ホテル計画の所有形態と必要ADRについては、JR北海道の駅前ホテル3件・約806室が背景を掘り下げている。

表5 旭川市内の公表済みホテル計画
計画所在地客室数開業予定出典
FAV LUX 旭川旭川市二条通七丁目64室2027年2月1日運営会社の発表
(仮称)旭川市宮下通6丁目ホテル旭川市宮下通6丁目1320室程度2029年度JR北海道(2026年5月20日)

出典:JR北海道「新規ホテルの出店計画について」(2026年5月20日)、FHG HOTELS 発表資料(2026年8月)よりホテルバンク編集部作成。JR北海道の計画は検討中の内容で今後変更となる場合がある

二つを合わせると約384室で、駅5km圏の稼働中4,426室に対して+8.7%にあたる。JR北海道の計画だけでも+7.2%で、2029年度までの数年間で客室は1割弱増える計算になる。なお、国土交通省「建築物動態統計調査」の確認申請ベースの計画データでは、調査時点で旭川市内の住所を持つホテル案件は確認できなかった。周辺では富良野市内で客室200室規模のホテル新築(完了予定2027年末)が記録されている。※調査時点での確認申請ベース。今後の申請追加で件数は増加する見込みであり、現時点での確定パイプラインの下限値として参照されたい。

冬の平日に残る伸びしろ — 日曜泊と12月をどう売るか

ここまでを整理すると、旭川の冬は量も単価も上がる季節だが、日程ごとに見ると差がある。2026年1月15日〜2月25日の各宿泊日について、旭川駅5km圏の施設(34〜38施設)の最安掲載価格の中央値を並べると、冬まつり期間(2月6日〜11日)は平均14,800円、月〜木曜は12,000円、土曜は13,500円だったのに対し、日曜は10,300円と土曜を約24%下回った。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(旭川駅5km圏、各日34〜38施設の最安掲載価格の中央値・2名1室・税込)

曜日の差は稼働にも表れている。2026年9〜10月の宿泊日について、チェックイン前日(LT1)時点の稼働率(OTA掲載在庫ベース・推定)を曜日別に平均すると、土曜は95.4%、平日は84〜90%台だったが、日曜は74.5%にとどまった(祝日と連休を除く)。対象は総客室の30%以上を予約サイトに掲載する施設で、対象23〜31施設/客室2,769〜2,862室(主要予約サイト掲載ベース)である。冬の稼働はまだ観測期間に入っていないものの、秋の時点で日曜泊の谷がはっきりしていることは、冬にも同じ構造が残る可能性を示している。北海道全体のビジネスホテルで見た日曜の谷の売り方は、北海道のビジネスホテル、9月は木曜95.7%・日曜88.3%も参考になる。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部作成(旭川市・2026年9〜10月、対象23〜31施設/客室2,769〜2,862室)※OTA上で販売される在庫の消化状況に基づく推定値であり、施設全体の実稼働率とは異なります

表6 日曜泊の値下げ幅×稼働率別のRevPAR指数(現行=2026年9〜10月の日曜の稼働率74.5%・値下げなし=100、編集部試算)
ADRの変化\日曜の稼働率74.5%78.0%82.0%86.0%90.0%
−15%85.089.093.698.1102.7
−10%90.094.299.1103.9108.7
−5%95.099.5104.6109.7114.8
±0%(現行)100.0104.7110.1115.4120.8
+5%105.0109.9115.6121.2126.8

出典:ホテルバンク編集部試算(RevPAR指数=(1+ADR変化率)×稼働率÷74.5%×100。基準の74.5%は旭川市・2026年9〜10月の日曜泊のLT1稼働率(OTA掲載在庫ベース・推定)。青字は現行を上回るセル)。前提値による試算であり実績ではありません

値下げで日曜の谷を埋める場合の損益分岐を表6で確かめておきたい。ADRを10%下げて客室売上(RevPAR)を現行と同じに保つには、日曜の稼働率が82.8%(2026年9〜10月の推定値74.5%からの前提)まで上がる必要があり、5%の値下げなら78.4%で足りる。平日並みの86%まで埋まれば10%の値下げでも指数は103.9と現行を上回るが、15%の値下げでは82%でも93.6にとどまる。一律の値下げよりも、土曜からの連泊や周遊と組み合わせて単価を大きく崩さずに稼働を積む設計が、前段の示唆と整合する。

運営者にとっての示唆は三つに整理できる。一つ目は日曜泊で、土曜の前泊と組み合わせた連泊プランや、動物園・富良野方面への日帰り周遊と組み合わせた2泊目の価格を置くことで、谷を埋める余地がある。二つ目は12月で、外国人の宿泊が年間3番目に多い月でありながら単価は年間で低い側にとどまっているため、年末にかけて段階的に下限レートを引き上げる設計が有効といえる。三つ目は冬まつり期間の前後で、2027年は2月6日(土)に始まり11日(木・祝)に終わるため、前後の平日に需要が流れ込む日程を早めに読み、価格の段差をなだらかにつくっておきたい。

現時点の掲載水準からの見込み値は次のとおりである。2027年2月は14,800円、1月は12,400円と、前年の実績を上回る水準で掲載が始まっている。ただしこれは調査時点で予約サイトに公開されている販売価格に基づく推定で、宿泊日が近づくにつれて変動するため、2026年の実績と直接比べる数値ではない。

表7 旭川市の推定成約ADR見込み値(2026年10月時点の掲載水準)
宿泊月推定成約ADR(見込み値)N(施設)
2026年10月8,48936
2026年11月7,30134
2026年12月8,18034
2027年1月12,41131
2027年2月14,84632
2027年3月9,05630

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(旭川市、2026年10月時点の掲載水準に基づく推定)

まとめ

旭川駅5km圏には、予約サイトで日常的に販売されている客室が40軒・4,426室あり、その97%が駅2km圏に集まる。推定成約ADRは7月と1〜2月に山をつくり、2026年2月は4月の約1.85倍だった。冬の単価を支えているのは、1月・2月が年間の上位2か月となる宿泊延数と、その4〜5割弱を占める外国人の宿泊である。一方で、宿泊延数が多いのに単価が低い12月と、稼働・価格の両面で谷になる日曜泊には、まだ伸びしろが残っている。2027年2月の64室、2029年度の約320室と供給が加わる前に、冬の需要の厚みを単価に結びつける設計を整えておく意味は大きいだろう。

⚠ 将来日程のADRに関する注意:2026年10月〜2027年3月のADRは、調査時点でOTAに公開されている販売価格の水準に基づく推定(見込み値)であり、チェックイン日に近づくにつれて変動します。現時点で高く設定されている価格が直前値下げで下落する可能性がある点にご留意ください。

よくある質問

Q. 旭川市内のホテルは何軒・何室ありますか?

A. メトロエンジンリサーチが把握する主要予約サイト掲載施設のうち、旭川駅から半径5km圏で直近3か月に販売が確認できた施設は40軒・4,426室です(客室10室以上、レジャーホテル除く、2026年10月27日時点)。全数ではありません。許可ベースの公的統計では、厚生労働省「衛生行政報告例」で旭川市の旅館・ホテル営業は2021年度末時点で102施設・5,356室です。

Q. 旭川のホテルが冬に高くなるのはなぜですか?

A. 旭川市の宿泊延数は1月(12.9万泊)と2月(12.5万泊)が年間の上位2か月で、そのうち外国人の宿泊が4〜5割弱を占めます(2025年度、旭川市公表)。旭山動物園の冬期の開園や旭川冬まつり(2027年は2月6日〜11日)が重なり、推定成約ADRは2026年2月に10,500円と、4月(5,700円)の約1.85倍になりました。

Q. 旭川で比較的予約しやすい時期はいつですか?

A. 推定成約ADRが低いのは4月、12月、3月です。曜日では日曜泊の稼働率(推定)が低く、2026年9〜10月の平均で74.5%と土曜(95.4%)を約21ポイント下回りました。

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参考資料・出典一覧

■ データソース

客室ストックはメトロエンジンリサーチのOTA公開価格・在庫データ(旭川駅から半径2,000m・5,000m、客室数10室以上、レジャーホテル除く、2026年10月27日時点。5km圏は掲載51軒・5,242室/稼働中40軒・4,426室)。推定成約ADRは市町内施設の中央値(旭川市N=34〜38、富良野市N=11〜13、美瑛町N=5〜6、東川町N=4施設)。稼働率は旭川市の対象23〜31施設・客室2,769〜2,862室のLT1時点の推定値。宿泊延数は旭川市「令和7年度観光入込客数等について」、許可施設数は厚生労働省「衛生行政報告例」、計画はJR北海道・FHG HOTELSの公表資料。

■ 試算前提

「冬の倍率」は2026年2月の推定成約ADR÷同年4月。供給増加率は計画客室(64室+320室程度)÷駅5km圏の稼働中4,426室。表6のRevPAR指数は(1+ADR変化率)×日曜の稼働率÷74.5%×100で、値下げによる稼働の上積み幅は仮定値であり需要の価格弾力性を推計したものではない。見込み値(表7)は2026年10月時点の掲載価格水準に業態別係数を適用した推定。

■ 限界・留意点

掲載ベースの客室ストックは客室10室未満の施設や予約サイトで販売していない施設を含まず、許可ベースの公的統計(2021年度末)とは母集団・時点が異なる。宿泊延数は市内全施設、ADRは推定可能な施設の中央値で、両者の比較は傾向の参照にとどまる。美瑛町・東川町は対象が10施設未満で月ごとの振れが大きい。稼働率は秋(2026年9〜10月)の観測で、冬の曜日差は未観測。JR北海道の計画は検討中の内容で変更されうる。

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