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広島の10月三連休、完売施設率51.6%と1.1%の落差 — 直前期に残る在庫をどう売るか

投稿日 : 2026.09.20

広島県

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広島の10月三連休、完売施設率51.6%と1.1%の落差 — 直前期に残る在庫をどう売るか

広島県の10月三連休(10月10日〜12日)は、3日間が同じ顔をしていない。初日10/10(土)のビジネスホテルは宿泊23日前(2026年9月17日観測)時点で推定OCC 84.4%・完売施設率 51.6%と、コホートの半数で掲載在庫が確認できない状態にある。一方、最終日10/12(月・祝)は同25日前(同じく2026年9月17日観測)時点で推定OCC 58.7%・完売施設率 1.1%。稼働で25.7ポイント、完売施設率では50.5ポイントの差が開いた。残っている在庫が「どこに、どれだけ、誰の手元に」あるかが真逆なので、同じ三連休でも打ち手は分けるしかない。本稿は宿泊45日前から直近までの観測をもとに、広島県のシティホテル・ビジネスホテルの直前期の現在地を整理する。

対象: 広島県のシティホテル(推定OCCコホート 16施設・1,799室)およびビジネスホテル(同 94〜95施設・約11,100室)。推定成約ADRの対象は N=31施設(シティ)/N=187施設(ビジネス、いずれも2026年8月確定月)。本記事の価格指標は推定成約ADR(OTA等の販売データから推定される成約価格水準・税抜相当)、稼働率はOTA掲載在庫ベースの推定値。いずれも定義は記事末尾。データ時点: 2026年9月18日。

本記事のデータについて
• ADR(平均客室単価)=各施設がOTA上で公開する最安プラン水準(2名1室利用時・1室あたり料金・税込)に業態別の補正係数を適用して算出した推定成約単価(税抜相当)。上場ホテルREITが開示する物件別実績との照合(91施設・直近3ヶ月間)で誤差中央値は約7%。推定値であり、各施設の実際の成約価格・会計数値とは異なります。
• エリア(都道府県・市区町村)単位のADRは、対象施設の推定成約単価の中央値(エリアの標準的な施設の水準)です。
• 掲載価格に言及する箇所は、2名1室利用時の1室あたり料金(税込)です。
• OCC(稼働率)=エリア内の総客室数に対する販売済み客室数の割合(OTA販売在庫に基づく推定値)。
• 出典:メトロエンジンリサーチ(国内約168,000施設のOTA公開価格を継続追跡、うち稼働確認済み約27,000施設)
Key Takeaways
  • — 完売施設率51.6%対1.1%:広島県ビジネスホテル(95施設・11,118室)の10/10(土)と10/12(月・祝)。推定OCCも84.4%と58.7%で25.7ポイントの差(2026年9月17日観測、宿泊23・25日前)。
  • — 10/17(土)が三連休初日を上回る:シティ91.8%・ビジネス90.1%(宿泊30日前)、ビジネスの完売施設率は56.8%。同日はHIROSHIMAじゃズ2026の開催日。
  • — 最終日の在庫は価格より滞在設計:10/12はシティ0.0%・ビジネス1.1%と完売施設がほぼなく、値下げは相殺されやすい。連泊条件・LOS設定の点検を先に。

三連休の3日間は、45日前からすでに別の曲線を描いていた

まずブッキングカーブから。広島県のビジネスホテル(94〜95施設・約11,100室)について、三連休の3日間と比較用の通常土曜10/3(土)の推定OCCを、宿泊45日前から直近まで並べたのが下のチャートである。

目を引くのは、3本の線が交わらないことだ。10/10(土)は45日前の時点ですでに71.6%で走り出しており、最終日10/12(月・祝)の49.5%とは22.1ポイント離れている。そして直近までの推移でもこの序列は一度も入れ替わらない。つまり三連休の需要配分は、直前期に入る前の段階でほぼ決まっていた。平常期の広島における45日前・30日前・直前の進み方は、広島のブッキングカーブ定点分析で詳しく分析している。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

上積み幅(45日前から直近までの推定OCCの増分)を見ると、ビジネスホテルでは10/3(土)が+14.7ポイントで最も大きく、10/10(土)+12.8ポイント、10/11(日)+11.1ポイント、10/12(月・祝)+9.2ポイントと続く。三連休の日ほど直前期の伸びが小さい、という順序になっている点は押さえておきたい。連休のピーク日は早い段階で積み上がるぶん直前の伸びしろが限られ、最終日は水準が低いまま伸びも鈍いという、両端で異なる理由の伸び悩みが起きている。

シティホテル(16施設・1,799室)も形は同じだが水準が一段高い。10/10(土)は45日前83.5%→30日前90.9%→直近(23日前)94.4%。10/12(月・祝)は66.2%→70.0%→74.4%。カテゴリをまたいでも、ピーク日と最終日の落差という構図は共通している。

三連休前後の宿泊日別 推定OCCと完売施設率(広島県、2026年9月17日観測)
宿泊日 カテゴリ 45日前 30日前 直近 上積み幅 完売施設率(直近)
10/3(土)シティ71.1%77.2%83.8%+12.7pt6.2%
10/3(土)ビジネス57.9%62.8%72.6%+14.7pt10.6%
10/10(土)シティ83.5%90.9%94.4%+10.9pt37.5%
10/10(土)ビジネス71.6%80.3%84.4%+12.8pt51.6%
10/11(日)シティ78.2%86.2%86.7%+8.5pt31.2%
10/11(日)ビジネス58.2%65.4%69.3%+11.1pt10.5%
10/12(月・祝)シティ66.2%70.0%74.4%+8.2pt0.0%
10/12(月・祝)ビジネス49.5%55.2%58.7%+9.2pt1.1%
10/17(土)シティ89.9%91.8%91.8%+1.9pt43.8%
10/17(土)ビジネス86.7%90.1%90.1%+3.4pt56.8%

直近断面のリードタイムは 10/3=16日前、10/10=23日前、10/11=24日前、10/12=25日前、10/17=30日前。対象はシティ16施設・1,799室/ビジネス94〜95施設・約11,100室(主要予約サイト掲載ベース)。
出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

比較用に入れた10/17(土)にも触れておきたい。この日は三連休のピーク日10/10(土)を上回り、シティ91.8%・ビジネス90.1%(いずれも宿泊30日前時点)。完売施設率もビジネスで56.8%と、三連休初日より高い。広島市内では10月17日(土)・18日(日)に「HIROSHIMAじゃズ2026」が開催される(ひろしまゲートパーク/minamoa 9階ソラモア広場、入場無料)。三連休だから需要が強い、という前提で10月のカレンダーを組んでいると、その翌週のほうが厳しい売り切れ局面になっている可能性がある。

完売施設率と推定OCCのギャップ — 「売り切れているのは誰か」を読む

推定OCCだけを見ていると、直前期の判断を誤りやすい。同じ「残り15%」でも、それが全施設に薄く散っているのか、半数の施設がゼロで残り半数に厚く溜まっているのかで、市場の性格はまったく違うからだ。そこで完売施設率(対象コホートのうち掲載在庫が確認できない施設の割合・推定)を重ねてみる(2つの指標の読み分けは推定OCCと完売率は何が違うのかを参照)。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

数字で押さえる。10/10(土)のビジネスホテルは、直近(宿泊23日前)で残る掲載在庫が1,736室/11,118室、完売施設率51.6%。コホートの半数強が掲載在庫ゼロなので、残る1,736室は実質的に半数以下の施設に集中している。売り切れていないのは「まだ売る余地を持っている側」ではなく、単に人気日に選ばれていない施設だ、という読み方ができる局面である。

対して10/12(月・祝)のビジネスホテルは、残り4,591室/11,118室に対して完売施設率わずか1.1%。ほぼ全施設が在庫を抱えたまま直前期に入っている。シティホテルではこの対比がさらに鮮明で、10/10(土)は残り100室/1,799室・完売率37.5%、10/12(月・祝)は残り460室/1,799室・完売率0.0%。16施設のうち1施設も掲載在庫が切れていない。

この2つの局面が示す意味は正反対である。完売施設率が高い日(10/10、10/17)は、市場全体として代替先が減っている状態で、価格を下げても取り切れる量に上限がある。逆に完売施設率がほぼゼロの日(10/12)は、すべての競合が在庫を持ったまま同じ需要を取り合う状態で、単純な値下げは相互に相殺されやすい。最終日の在庫は「価格の問題」ではなく「滞在設計の問題」として扱ったほうが筋がよい、というのが現在地から読み取れる仮説だ。

広島は「日曜が谷」の市場 — 三連休の後半2日が抱える構造

なぜ10/11(日)・10/12(月・祝)がここまで置いていかれるのか。広島県の曜日形状を見ると背景が見えてくる。下表は経過月として観測が揃っている2026年9月1日〜18日(18日間、国民の祝日を含まない期間)の日別推定OCCを曜日別に平均したものである。

広島県の曜日別 推定OCC(2026年9月1日〜18日)
曜日 シティ 推定OCC ビジネス 推定OCC 対象日数
月80.3%86.7%2日
火84.3%91.2%3日
水91.7%95.6%3日
木92.4%95.4%3日
金86.3%86.5%3日
土89.4%88.6%2日
日74.3%72.4%2日

対象期間 2026年9月1日〜18日の日別推定OCCを曜日平均。対象はシティ14〜16施設、ビジネス93〜95施設(主要予約サイト掲載ベース)。曜日あたりの対象日数が2〜3日と少ないため参考値。
出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

広島県は水曜・木曜がピークでビジネス95%台、土曜は88〜89%とそれをやや下回り、日曜が72〜74%で明確な谷になる。平日出張が主導する市場構造がはっきり出ている。日曜の谷の読み方については、愛知・広島のビジネスホテル 曜日別稼働の形も参考になる。三連休はこの「日曜の谷」「月曜の谷」を一時的に持ち上げるイベントだが、今回の10/11・10/12はその持ち上げが限定的で、10/12(月・祝)にいたってはビジネス58.7%(宿泊25日前時点)にとどまる。もっとも、これは到達水準ではなく途中経過であり、残り3週間強でどこまで積み上がるかは今後の観測次第である点は付け加えておきたい。

もう一点。10/3(土)と10/10(土)を比べると、通常土曜のビジネス72.6%(16日前)に対し三連休初日は84.4%(23日前)と、より早い段階でより高い水準にある。連休の恩恵は実質的に初日(土)に集中しており、3日間を一律に「連休料金」で束ねる設計は、後半2日で機会を失いやすい。

価格の現在地 — 推定成約ADRは確定月で読む

次に価格軸。広島県の推定成約ADR(税抜相当)を確定月同士の前年同月比で見ると、直近2ヶ月は次のとおりである。

広島県の推定成約ADR — 確定月の前年同月比と2026年10月の現時点推定
カテゴリ 対象月 推定成約ADR 前年同月 前年同月比 基準
シティ2026年7月¥11,337(N=31)¥11,821(N=29)−4.1%確定
シティ2026年8月¥15,237(N=31)¥14,056(N=29)+8.4%確定
ビジネス2026年7月¥7,732(N=187)¥7,603(N=187)+1.7%確定
ビジネス2026年8月¥8,826(N=187)¥8,757(N=188)+0.8%確定
シティ2026年10月¥16,208(N=31)——現時点推定
ビジネス2026年10月¥11,248(N=175)——現時点推定

2026年10月は現在の販売状況に基づく推定値(変動し得る)。確定月とは算出基準が異なるため、確定値との単純比較や前年同月比は月末の確定を待つ。
出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

確定月で読める事実は2つ。ひとつは、8月にシティが前年同月比+8.4%(¥14,100→¥15,200)と大きく伸びた一方、ビジネスは+0.8%(¥8,757→¥8,826)とほぼ横ばいだったこと。もうひとつは、7月にはシティが−4.1%(¥11,800→¥11,300)と前年割れしており、シティの単価は月によって方向が入れ替わる振れの大きい系列だということだ。2ヶ月の連続で見ると、シティは「取れる月に大きく取る」形、ビジネスは「年間を通じて小刻みに上げる」形になっている。

年内の季節形状も確認しておきたい。下は広島県シティホテルの推定成約ADRを年重ねで並べたものである。確定値で見ると、2024年・2025年はいずれも8月に山をつくった後、9月に大きく落ち、10月・11月にかけて再び持ち上がるという同じ形を描く(2026年9月以降は現時点推定のため、確定値と並べて形を比べない)。10月は「夏のピークの後に戻ってくる月」であり、9月の谷を引きずった価格設定のまま突入しやすい月でもある。

2026年9月以降は現時点の販売状況に基づく推定値(点線)。確定値(実線)とは算出基準が異なるため、両者を直接比較しない。対象 N=29〜31施設。
出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

なお2026年10月の推定成約ADRは、シティ¥16,200(N=31)、ビジネス¥11,200(N=175)。これは現在の販売状況から推定した水準であり、月が終わって確定するまで動く。ここでは「10月の市場の売値がどのあたりのレンジにあるか」を掴む用途に限って使いたい。

広島県のシティ・ビジネスホテルを運営するレベニューマネージャーへ — 示唆とアクションプラン

1. 三連休は「1つの需要」ではなく「3つの別日」として点検する。 ビジネスホテル市場では10/10(土)84.4%に対し10/12(月・祝)58.7%と25.7ポイント開いている(それぞれ宿泊23日前・25日前時点)。自館の三連休3日間の予約進捗を1本の数字で見ていると、初日の好調が後半2日の不振を隠す。日別に切って、どの日が市場の曲線に対して先行しているか/遅れているかを確認したい。

2. 推定OCCの水準だけでなく「完売施設率」で局面を分ける。 10/10(土)はビジネスで完売施設率51.6%、10/12(月・祝)は1.1%。前者は代替先が減っている局面、後者は全競合が在庫を持ったまま同じ需要を取り合う局面である。前者で価格を下げる効果は限定的で、後者で価格だけを下げても相互に打ち消し合いやすい。自館の打ち手を選ぶ前に、その日がどちらの局面かを先に判定する順序にしたい。

3. 最終日の在庫は「滞在日数」の問題として設計する。 10/12(月・祝)はシティで完売施設率0.0%、ビジネスで1.1%。単日販売の取り合いでは差がつきにくい一方、10/10・10/11が高稼働であることは、その2日を押さえた客が3日目も泊まる余地があることを意味する。連泊での取り込み、および最終日の1泊を妨げている設定がないかの点検が、価格の上下より先に来る。

4. 三連休の翌週を見落とさない。 10/17(土)はシティ91.8%・ビジネス90.1%(いずれも宿泊30日前時点)で、三連休のピーク日10/10(土)を上回る。完売施設率もビジネスで56.8%と高い。「連休が10月の山」という思い込みで価格カレンダーを組んでいないか、10月の土曜を横並びで確認する価値がある。

5. 価格は確定月の系列で判断する。 確定月ベースでは、8月にシティ前年同月比+8.4%・ビジネス+0.8%、7月はシティ−4.1%・ビジネス+1.7%。シティは月によって方向が変わる振れの大きい系列で、単月の結果を恒常的なトレンドと読むと設定を外しやすい。2026年10月の推定成約ADR(シティ¥16,200/ビジネス¥11,200)は現時点の推定であり、確定値との比較は月末を待つ前提で扱いたい。

直前期のアクションプラン(時間軸別)
時間軸 打ち手 判断トリガー 狙い
今日〜今週 10/10・10/11・10/12を日別に分解し、自館の進捗を市場曲線に重ねる 10/12の自館稼働が市場のビジネス58.7%/シティ74.4%を下回っているなら、最終日を独立の課題として切り出す 初日の好調に隠れた後半2日の穴を可視化する
今日〜今週 10/12にかかる最低宿泊日数(LOS)や連泊限定条件の解除可否を点検する 10/12の市場完売施設率がシティ0.0%・ビジネス1.1%と、ほぼ全施設に在庫が残っている状況が続いているなら 単日需要と2泊目・3泊目の受け皿を同時に開ける
2週間以内 10/10(土)の残枠は数量を絞り、価格より配分(部屋タイプ・滞在日数)で調整する 市場のビジネス完売施設率が51.6%前後で高止まりし、自館にもまだ枠が残っている場合 代替先が少ない局面での単価維持
2週間以内 10/11(日)を「連休中日」ではなく広島の日曜として再評価する 直近の広島県の日曜平均がシティ74.3%・ビジネス72.4%(2026年9月1〜18日の実績)であることを基準線に置く 連休プレミアムの過大評価を避ける
来月に向けて 10月の土曜を横並びで再点検し、10/17など連休外の強い日を取りこぼしていないか確認する 市場が10/17でシティ91.8%・ビジネス90.1%と10/10を上回っているのに、自館の設定が連休日と同等以下にとどまっている場合 イベント起因の需要日を価格カレンダーに反映する
来月に向けて 自館の10月設定レンジを市場の推定成約ADRと突き合わせ、確定月の系列で妥当性を検証する 自館の10月単価が市場の現時点推定(シティ¥16,208/ビジネス¥11,248)から大きく外れている、または確定月の方向(8月シティ+8.4%・ビジネス+0.8%)と逆行している場合 単月の振れに引きずられない価格改定の物差しを持つ

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

まとめ — 直前期に持っておきたい3つの物差し

物差し1: 連休は日別に割る。 広島県の10月三連休は、ビジネスホテル市場で初日84.4%・中日69.3%・最終日58.7%(宿泊23〜25日前時点)と、3日間で25.7ポイントの幅がある。連休をひとまとまりの需要として扱うほど、後半2日の手当てが遅れる。

物差し2: 推定OCCと完売施設率はセットで見る。 同じ「在庫が残っている」でも、10/10(土)の残り1,736室(完売施設率51.6%)と10/12(月・祝)の残り4,591室(同1.1%)では、競合環境がまるで違う。完売施設率が高い日は数量の問題、低い日は滞在設計の問題として切り分けたい。

物差し3: 価格は確定月、稼働は観測窓。 推定成約ADRは確定月同士でのみ比較し(2026年8月はシティ前年同月比+8.4%、ビジネス+0.8%)、稼働は宿泊45日前から直近までの観測窓の中で読む。基準の違うものを混ぜないことが、直前期に慌てないための最低条件になる。

データについて

推定OCC(OTA掲載在庫ベース)の定義: OTA掲載在庫ベース稼働率 = 100 − 100 × OTA掲載残室数 ÷ 総客室数。対象は総客室の30%以上をOTAに掲載する施設で構成した固定コホート(各宿泊日で同じ施設集合。本記事では対象施設数を併記)。OTA上で販売される在庫の消化状況に基づく推定値であり、実客室稼働率とは定義が異なる(掲載外の客室を消化済み側に数えるため高めに出る)。

ブッキングカーブ: 宿泊日の45日前から直近までの観測に基づく。

完売施設率: 対象コホートのうち、調査時点でOTA等に掲載在庫が確認できない施設の割合(推定)。館内すべての客室が満室であることを意味するものではない。

推定成約ADRの定義: OTA等の販売データ(最安プラン水準×業態別係数・複数チャネルのアンサンブル)から推定した成約価格水準(税抜相当)。過去月は確定値、現在・未来月は現時点の販売状況に基づく推定値。公表運営実績との照合で誤差中央値6.6%。

対象Nの内訳: 推定OCC/完売施設率=広島県のシティホテル16施設・1,799室、ビジネスホテル94〜95施設・約11,100室(いずれも固定コホート、主要予約サイト掲載ベース)。曜日別推定OCC=2026年9月1〜18日、シティ14〜16施設・ビジネス93〜95施設。推定成約ADR=広島県のシティホテル N=29〜31施設、ビジネスホテル N=175〜189施設(月により変動)。対象カテゴリはシティホテルおよびビジネスホテルのみで、旅館・リゾートホテル等は含まない。

データ時点: 2026年9月18日。 販売状況・在庫は日々変動するため、本記事の数値は取得時点のスナップショットである。

参考資料・出典一覧

・HIROSHIMAじゃズ2026 groove,harmony,peace,(広島ホームテレビ) — 開催日程・会場の確認
・広島県のイベント一覧(ウォーカープラス) — 10月の広島県内イベント動向の確認

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