眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
業界トレンド
厚生労働省の令和8年度業務改善助成金は、2026年9月1日に申請受付が始まった。締切は「申請事業場のある都道府県の地域別最低賃金の発効日の前日」か「2026年11月30日」のいずれか早い日で、最低賃金が10月1日に発効する15都道府県では9月30日が申請期限となる。本稿では、公式の交付要綱・要領から宿泊施設が押さえるべき制度の骨格を整理し、47都道府県の締切カレンダー、宿が対象にできる設備投資5類...
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
本稿は、九州ふっこう割(2026年の制度名は「九州ふっこう応援割」)を宿の実務目線でまとめたページである。制度の配り方を2016年と比べたうえで、県別の開始日・補助率・対象期間の一覧(2026年10月8日時点)と、既存予約・12/25打ち切り・県別配分・完売後の在庫など角度別の分析記事を末尾に束ねる。2026年は予約サイトでの販売が始まった県から順に、当日から翌日のうちに受付停止の告知が相次ぎ、長...
東京都
大阪府
京都府
「長期滞在型ホテル」という言葉は、いま一つの業態名として使われているが、その内側では契約の根拠となる法律が二つに割れている。旅館業法の許可を取って1泊単位で売る施設と、借地借家法の定期建物賃貸借で月単位に貸す施設が、同じ「長期滞在」の看板を掲げて並んでいる。この違いは料金の決まり方、販売チャネル、費用構造、そして投資判断に必要な前提のすべてを分ける。本稿では投資家・運営者に向けて、日本の長期滞在型...
健康保険・厚生年金保険の短時間労働者に課されてきた「月額賃金8.8万円以上」という賃金要件、いわゆる「106万円の壁」が2026年10月1日に撤廃される。施行期日を定める政令(令和8年政令第275号)は9月11日に公布された。同じ10月からは2026年度の地域別最低賃金も順次発効する。本稿では、この2つが重なる10月の節目で、宿泊事業者の法定福利費が実際にどれだけ動くのかを、100室ビジネスホテル...
2026年度の地域別最低賃金は、47都道府県すべてで引き上げられ、答申ベースの全国加重平均は1,177円(前年比+56円)となった。発効は10月1日から12月2日にかけて順次進む。客室清掃は宿泊事業のなかで最も人時(マンアワー)を積み上げる工程であり、この改定は1室あたりのコスト構造に直接効いてくる。本稿では、地域別最低賃金と1室あたり清掃所要時間を組み合わせ、47都道府県それぞれの「1室あたり清...
「亀の井ホテル」は、旧「かんぽの宿」を引き継ぎ、アイコニア・ホスピタリティ(旧マイステイズ・ホテル・マネジメント)が運営する温泉ホテルブランドである。2022年7月1日のブランド統一から4年、2026年9月時点で公式サイトに掲載されている施設は24都府県39軒、合計2,952室。本稿では、ブランド転換の経緯を公式発表・報道で年表化したうえで、39施設を都道府県別・客室規模別・立地類型別に集計し、自...
賃上げの話は、たいてい「いくら払うか」から始まる。だが払う側の原資は、売上ではなく付加価値から出る。財務省「法人企業統計調査」によれば、宿泊業の従業者1人あたり付加価値は2025年度に644万円。そのうち人件費に配分されたのは326万円で、付加価値に占める割合(労働分配率)は50.7%だった。本稿ではこの644万円を実額で分解し、メトロエンジンリサーチの全国ADRと接続して、時給を100円上げるに...
北海道
青森県
岩手県
宮城県
新潟県
富山県
石川県
福井県
鳥取県
島根県
秋は、宿の夕食がもっとも強い商品になる季節である。サンマ、秋鮭、イクラ、ホタテ、スルメイカ — 献立の主役が入れ替わり、同じ客室でも「2食付き」の価値が跳ね上がる。その一方で、主役になる魚種の卸値は年ごとに大きく動く。本稿は、東京都中央卸売市場の水産物卸値の推移と、同一ホテル内で素泊まり/朝食付き/2食付きを比べた食事プレミアムの実測値を突き合わせ、「卸値が何%上がったら、2食付きプレミアムを何ポ...
秋のドライブシーズンに入り、車で移動する旅行者の受け皿が全国で増えている。日本RV協会が認定する車中泊施設「RVパーク」は2026年8月末時点で全国686件(2026年9月4日発表)、国土交通省が登録する「道の駅」は令和8年9月4日現在で1,234駅にのぼる。この数字は通常、宿泊施設にとって「客室の外に流れていく需要」として語られてきた。 だが、見方を変えれば別の読み方ができる。車中泊の旅行者が対...
ホテルを「泊まる場所」ではなく「一定期間住まう場所」として売る業態が、国内でも供給側の選択肢として定着しつつある。2026年に入ってからだけでも、三菱地所ホテルズ&リゾーツが新ブランド「WAYPOINT」の1号物件を東京・築地に開業し、アパートメントホテル「MIMARU」は28施設目の開業で総客室数1,500室に到達した。一方で、この領域は「長期滞在型ホテル」「アパートメントホテル」「サー...