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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2026年7月13日 – 7月19日】

配信日 : 2026.07.20

“宿泊市場で広がる新たなビジネスモデルに着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2026年7月13日 – 7月19日】

1位 【取材】別府駅近くに和モダンな無人ホテル「別府 夕凪」開業

株式会社Next STAYは7月3日、大分県別府市野口中町に無人アパートメントホテル「別府 夕凪」を開業した。JR別府駅から徒歩4分の住宅街に位置し、全12室を備える。
客室は障子や木素材を取り入れた和モダンの空間で、カップルから最大8名のグループまで利用可能。セルフチェックイン方式を採用し、リビングやキッチンを備え、中長期滞在や家族・友人同士の旅行にも対応する。徒歩圏内には別府八湯・別府温泉エリアにある野口温泉もあり、温泉観光の拠点としての利用も見込まれる。
「暮らすように滞在する」体験をどう形にしたのか。施設名に込めた思いや空間づくりの狙いを、株式会社Next STAYに聞いた。

2位 【取材】伊豆高原に3つの湯を備えた一棟貸しヴィラ「CHILLYU」開業

伊豆高原の空き地を活用した一棟貸し宿泊施設「CHILLYU(ちりゅ)」が、2026年7月18日にグランドオープンする。運営するのは、温泉供給事業などを手がける株式会社伊豆急コミュニティー。
1日1組限定、定員6名のプライベートヴィラで、内湯、露天湯、テラス湯という3つの温泉かけ流しの湯を備えるのが特徴だ。バレルサウナや分棟型の建物構成により、家族や仲間と過ごす時間と、静かに心身を整える時間の双方を楽しめる。
人口減少や高齢化で増える遊休不動産を地域資源として再生しようとする試みでもある同施設は、どのような発想から生まれたのか。温泉供給事業を手がける同社ならではの強みを中心に聞いた。

3位 TSMC第2工場ラインで見る菊陽・合志・大津のADR動向 — 2024-2026年32か月データ

熊本県菊陽町・合志市・大津町・熊本市東区の「半導体回廊」で、宿泊需要は今どのステージにあるのか。TSMC第1工場が2024年12月末に本格量産へ入り、2025年6月には第2工場の本体工事も着手された。この2年間の建設・稼働ピークを、OTA公開データからホテル1室あたりの平均販売価格(ADR)で追いかけると、需要のカーブが極めて明瞭に浮かび上がる。本稿では2024年1月から2026年8月までの32か月分を月次で集計し、TSMC第2工場稼働見込み(2029年前半)に向けた次の需要局面を、実データから読み解く。

4位 医療滞在ホテル投資の成立条件|都市クリニック近接型とリゾート療養型

円安の定着と医療滞在ビザの拡充を背景に、日本の高度検診・先端医療を目的とした「医療滞在ホテル(メディカルツーリズム宿泊)」への投資関心が高まっている。本稿では、都市クリニック近接型とリゾート療養型という二つの類型を、OTA公開価格・周辺商圏・推定稼働率の実データで解剖し、ファミリーオフィス・ヘルスケアREIT・デベロッパー・DMCが投資成立条件を判断するための定量的な材料を提示する。実在事例としてリゾートトラストグループ・三菱商事による合弁事業を参照する。

5位 REIT開示ADRと市場推定ADRの突合で読む2026年上期の実勢

上場ホテルREITが月次開示する物件別ADRは、実際の宿泊料収入を客室販売数で割った「成約」ベースの数値であり、市場全体の実勢を映す数少ない公開データである。一方、メトロエンジンリサーチはOTA上の公開価格から業態別の補正係数を用いて推定成約ADRを算出している。両者はいずれも税抜相当の成約水準を指すため、水準そのものを直接比較できる。本稿では、2026年上期(1〜6月)を対象に、REIT開示のper-property ADRと当社推定成約ADRをエリア別に突合し、どこまで整合するか、どこで乖離するかを定量的に読み解く。

6位 富士山吉田ルート閉山9/10後の反動谷とSW需要曲線 — 河口湖・富士吉田9月ADR実勢

富士山吉田ルートは2026年9月10日に閉山する(山梨県公式)。登山特需が消えた直後の1週間(9/11〜9/17)は、麓の宿泊需要にとって”反動谷”となるのか — この検証仮説を、河口湖・富士吉田・山中湖の宿泊在庫データ(N=223施設)で読み解く。結論から言えば、閉山直後の反動は驚くほど小さく、真の需要ドライバーは翌週のシルバーウィーク本番にある。SW本番の掲載価格水準は閉山直後比+21.4%、前年同期比+26.6%と大幅に伸びており、麓エリアは「登山特需の終わり」より「行楽需要の伸長」で価格を作っていることが確認できる。

7位 大阪府のシティホテルで“埋まっている宿”のプラン名は何が違うのか——上位群と下位群、実例で読む命名の差

同じ大阪の、同じシティホテルというカテゴリ。立地も価格帯も近い宿どうしでも、売れ行きには差がつく。その差の大半は、部屋そのものの魅力や価格、立地といった「商品の力」で説明できる。では、宿がコントロールできる最後の一区間——予約サイトに並ぶプラン名の付け方——には、売れている宿と伸び悩む宿で違いがあるのだろうか。本稿は、大阪府のシティホテル93軒の公開プラン名を集計し、売れ行き指数の上位1/4と下位1/4で、名前の付け方がどう違うかを実例で読み解いた記述ベンチマークである。

8位 学生寮⇄ホテル・ハイブリッド投資の実像──2026年問題と留学生40万人が生むNOI平準化

2026年6月、米投資会社ウォーバーグ・ピンカスが学生寮最大手のジェイ・エス・ビー(JSB、「UniLife」ブランド)を約2,000億円で買収すると発表した。国内の学生向け住宅としては過去最大級の案件であり、少子化で縮小するはずの学生寮が、なぜグローバルPEの投資対象になるのか。その答えは「2026年問題」で細る日本人学生市場と、40万人を突破した留学生市場という、二つの相反する潮流の交点にある。本稿では、大学が集積する京都・東京・福岡・仙台の宿泊市場データと大学周辺の商圏データを重ね合わせ、学生寮の取得と繁忙期のホテル転用を組み合わせた「ハイブリッド運用」が、収益(NOI)をどのように平準化しうるかを投資試算として定量化する。

9位 予約時点で見える秋の価格地図2026|9〜11月フォワードADRを前年比で読む

秋の宿泊需要は、春に次ぐ日本のハイシーズンである。紅葉の名所を抱える地域はもちろん、9月下旬の中秋節から10月の国慶節にかけてアジア圏の連休が密集し、訪日客の予約が前倒しで積み上がる。本稿では、メトロエンジンリサーチが集計した2026年9〜11月の「フォワードADR(推定成約ADR)」を、都道府県別に前年同期(2025年9〜11月)の実績と突き合わせ、いま予約画面に見えている秋の価格地図を定量的に読み解く。データは全国44都道府県(サンプル数が十分でない3県を除外)を対象とする。

10位 『値段以上』と評価される宿の共通項 — 口コミ2万件から探る価格の納得感

宿泊料の水準が上がり続けている。総務省の消費者物価指数(宿泊料、2020年=100)は2026年5月に172.3と、前年同月の164.4から約5%上振れした。単価を引き上げる経営が「普通の状態」になりつつあるいま、宿泊者は価格そのものよりも「その金額に納得できるか」を厳しく見るようになっている。それでも、単価が上がってなお「値段以上だった」と評価される宿は確かに存在する。本稿では、宿泊者口コミを意味解析したタグデータを使い、価値評価の高い宿を全国から抽出し、その共通項を宿運営者(RM・満足度担当)の視点から読み解く。