楽天トラベルは、2月22日の猫の日に合わせ、「楽天トラベル 2024年 全国の宿 自慢の看板猫ランキング」を発表した。このランキングは2015年から開始され、今年で10回目を迎える。全国の宿泊施設からエントリーされた自慢の看板猫34匹に対し、楽天会員が3,200を超える投票を行い、ランキングが決定された。
1位に輝いたのは、大分県別府温泉の新玉旅館が誇る「おもち」であり、これは2年連続の快挙である。おもちの人懐っこい性格や、宿泊客のお出迎えとお見送りをするおもてなし、さらには施設内のドアを自ら開ける特技が人気の理由となっている。新玉旅館では、保護猫を含む約80匹の猫が生活しており、その様子をオンラインで24時間ライブ配信している点も注目された。
2位には、同数の票を獲得した大分県の鉄輪温泉かんなわゆの香の「あまなつ」と長野県の野沢温泉桐屋旅館の「ショースケ」が名を連ねた。あまなつはハチワレ柄の子猫で、看板猫として宿泊客を出迎える役割を果たしている。一方、ショースケは他の猫たちからもお客様からも人気の看板猫であり、その貫禄あるたたずまいが印象的である。
このランキングの開催は、猫と人とのふれあいを通じて、宿泊施設の魅力を伝え、訪れる人々に楽しい思い出を提供することを目的としている。エントリーされた看板猫たちは、それぞれに個性と魅力があり、投票に参加した楽天会員からは、猫たちの可愛らしさや接客への取り組みを評価する声が多数寄せられた。楽天トラベルは、今後もこのようなイベントを通じて、宿泊施設とその看板猫たちの魅力を広く紹介していく予定である。