JNTOは2019年6月の訪日外客数は、前年同月比6.5%増の288万人。2018年6月の270万5千人を17万人以上上回り、6月として過去最高を記録した。
東アジア市場では全市場で前年同月を上回り、特に中国では前年同月比15.7%増で88万人と高い伸びを記録したことが訪日者数全体の増加に寄与した。また、欧米豪市場でも、前月に続き全市場で訪日外客数が前年同月を上回った。
これに対し、タイは前年同月比14.5%減の6.3万人、マレーシアが前年同月比16.4%減の3万人となるなど東南アジアの一部市場では、休日の配列による旅行需要の移動や航空座席供給量の減少の影響等により前年同月を下回る例が見られた。
市場別では、中国で単月として過去最高を記録したほか、16市場（韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン）で6月として過去最高を記録した。
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