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エリア・施設分析

  • 愛知のホテル単価は市町村で2.8倍差 — 南知多¥16,900・刈谷¥6,100、23市町村の通年ADR構造

    愛知県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.11

    愛知県のホテル市場は、県全体の平均値を見ているだけでは輪郭がつかめない。メトロエンジンリサーチのデータで市町村別の推定成約ADRを直近12か月(2025年8月〜2026年7月の確定月)で集計すると、最も高い南知多町が約¥16,900、最も低い刈谷市が約¥6,100と、同一県内で2.8倍の開きがあった。しかもこの差は「都心が高く郊外が安い」という一般的な構図とは逆で、県全体の客室ストックの約半分を抱...

  • 広島のブッキングカーブ定点分析 — 45日前72.2%・30日前76.3%・直前91.8%で読むビジネス/シティホテル

    広島県のビジネスホテル・シティホテルについて、宿泊日の45日前・30日前・直前という3つの定点でブッキングカーブを揃えて読み直した。すでに宿泊日を通過した4日付の平均で見ると、ビジネスホテルは45日前の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)が72.2%、30日前が76.3%、直前が91.8%で、45日前から直前までの上積みは19.6ポイント。うち15.5ポイント(全体の79%)が30日前より内側で積み...

  • 熊本のビジネスホテル、2年で1,619室の新規供給に単価はどう応えたか

    熊本県のビジネスホテルには、2025年と2026年の2年間で14施設・1,619室が新たに加わった。掲載在庫ベースの客室母数(2026年8月平均12,742室・109.1施設)に対して約12.7%に相当する厚みである。ところが、この供給が積み上がった局面で推定成約ADRは崩れていない。確定値ベースで2026年7月は¥6,574(N=119施設)、前年同月の¥6,634(N=115施設)に対して−0...

  • 神奈川のADRは業態で割れた — シティ+14.7%、ビジネス+2.3%。伸びが止まった6月の折り返しをどう読むか

    神奈川県の推定成約ADRを、確定値が揃っている月だけで並べると、業態間の差がはっきり出た。2026年1〜8月の平均は、シティホテルが¥15,600(N=40〜42施設)で前年同期比+14.7%、ビジネスホテルが¥9,300(N=207〜213施設)で同+2.3%。両業態の水準差は前年同期の約¥4,500から約¥6,300へ広がっている。ただし内訳を月別に見ると話はもう一段複雑で、シティ側の二桁成長...

  • 和歌山の宿泊料金2026秋、熊野側が白浜を上回る — 田辺15,900円・白浜14,700円

    和歌山県の宿泊単価は、いま県内で重心が動いている。メトロエンジンリサーチの集計によると、2026年10月時点の推定成約ADRは田辺市が約15,900円、那智勝浦町が約14,800円で、これまで県内リゾートの基準値だった白浜町(約14,700円)と並ぶ、あるいは上回る水準に達している。一方で白浜町は掲載施設数が1年で127軒から151軒へ約2割増え、直近12ヶ月の平均単価も前年同期間比+8.5%と上...

  • 長崎のホテル相場2026 — 20市町の推定成約ADRを3層で比較、離島は口コミ4.29で県内最高

    長崎県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.09

    長崎県の宿泊単価を県平均ひとつで語ると、市場の形はほとんど見えない。メトロエンジンリサーチの集計で県内20市町を並べると、掲載価格はもっとも高い市町ともっとも低い市町で3倍近く開き、その差は「観光地かどうか」だけでは説明がつかないためだ。本稿では長崎県を都市業務帯・温泉沿岸リゾート帯・離島帯の3つの価格レイヤーに分けて、推定成約ADR・在庫の埋まり方・宿の構成・口コミ評価の4つの軸で比較する。結論...

  • 沖縄のシーズン逆算カレンダー — T-45で決め、T-30で動かし、T-14で諦めるを業態別に切り分ける

    沖縄県の宿泊需要を「宿泊日の45日前(T-45)」から観測すると、10月の土曜のリゾートホテルはすでに推定OCC84.6%(2026年10月3日・T-45時点・観測232施設)に達している。ビジネスホテルは同じ日で74.9%、シティホテルは89.6%(N=14施設)。つまりT-45の時点で、業態によって「残っている枠」が10%台から20%台まで15ポイント近くひらいている。同じ島の同じ日付でありな...

  • インバウンド比率44.5%→38.2%でも推定成約ADRは上昇 — 客層構成と確定月ADRを突合するRMフレーム

    OTA等の公開レビューを全国集計すると、レビュー投稿者に占めるインバウンド比率は2024年の44.5%(n=4,915,858件)をピークに、2025年は38.2%(n=4,278,974件)へ低下している。ところが同じ期間、全国47都道府県を集計した推定成約ADR(税抜相当・確定値)は、ビジネスホテルが2024年通年¥8,200から2025年通年¥8,802へ+7.3%、シティホテルが¥12,5...

  • 日本一高いホテルは?高さ300m・客室55階|全国TOP15と高層階の価格差

    「日本一高いホテル」を調べると、料金の話と建物の高さの話が混ざったまま出てくることが多い。本稿は後者、つまり物理的な高さに絞って整理する。結論から言えば、現在国内で最も高いビルに入るホテルは大阪・あべのハルカス(高さ300m)の大阪マリオット都ホテルで、客室は38〜55階にある。そのうえで、「高い場所にある宿は本当に単価も高いのか」を自社の宿泊価格データで検証した。答えは、想像とはかなり違うところ...

  • 福岡のホテル単価、年初+28.8%から7月+3.1%へ — 推定成約ADRのYoY鈍化が示す2026年後半のRM論点

    福岡県のシティホテルの推定成約ADRは、2026年1月に前年同月比+28.8%(¥19,571 / N=38施設 vs ¥15,198 / N=36施設)と急伸したのち、6月+1.2%、7月+3.1%まで伸び率が縮小した。ビジネスホテルも4月の+18.9%をピークに、7月は+3.6%(¥10,382 / N=340施設 vs ¥10,023 / N=329施設)となっている。単価の水準そのものは前...