眠っていたデータから新たな付加価値を
熊本県
ライフスタイル
【2026年8月15日時点の情報です】結論から言うと、黒川温泉(熊本県南小国町)は令和8年熊本地震の後も、温泉街として通常営業を続けている。黒川温泉観光旅館協同組合は公式サイトで「大きな被害は確認されておらず、7月29日から平常通り営業いたしております」と公表しており、8月11日には被災地支援プログラムの実施も告知された。予約済み・検討中の人がまず知りたい「行けるのか、キャンセルすべきか」に、公的...
沖縄県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
沖縄県の2026年新規開業は73施設2,842室。前年(2025年)の127施設2,074室と比べ、件数は54件減ったのに室数は768室増えた。「件数減・室数増」=1件あたりの大型化である。だがこの2,842室をそのまま「県内の供給圧」として自館の価格判断に持ち込むと、判断を誤る。業態別に割り戻すと、新規室数が同業態の販売在庫に占める比率はビジネスホテルで0.6%、シティホテルで22.1%と数十倍...
宮崎県
同じ宮崎県内の宿泊需要でも、業態が違えば「予約の入り方」はまったく別物になる。宿泊日の45日前という同一の断面で金曜と土曜を比べると、推定OCC(OTA掲載在庫ベース)の上げ幅は旅館が平均+13.8pt、ビジネスホテルが+6.5pt、シティホテルが+3.2ptと、3業態で4倍以上の開きが出た。しかもこの順序は、検証した5組の金土ペアすべてで一度も入れ替わらない。シティホテルは45日前の時点ですでに...
東京都
大阪府
愛知県
福岡県
北海道
京都府
投資・開発
「駅徒歩3分」と「駅徒歩12分」で、ホテルの客室単価はどれだけ違うのか。用地取得の現場では駅前が圧倒的に選好される一方、その価格差が実際にどこまで存在し、どこで消えるのかを距離の関数として測った例は多くない。本稿では主要8駅の半径2km圏に立地するビジネスホテル1,012施設の推定成約ADRを距離バンド別に集計し、立地プレミアムの距離減衰カーブを実測する。あわせて同一エリアの公示地価(商業地)の距...
富山県
富山県の宿泊市場は、ひとつの県のなかに性格の異なる商圏が並走している。宇奈月温泉を抱える黒部市、立山黒部アルペンルートの玄関口である立山町、世界遺産・五箇山の南砺市と寒ブリの氷見市、そして北陸新幹線で結ばれた富山市・高岡市・射水市の都市圏。メトロエンジンリサーチが集計した14市町村の月次データを並べると、推定成約ADRは最上位と最下位で3.3倍に開き、明確な4つの層に分かれることが見えてくる。本稿...
秋田県
季節・イベント
2026年8月29日(土)に開催される第98回全国花火競技大会「大曲の花火」。この日の秋田県全体の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は、宿泊日の45日前の観測時点ですでに97.8%に達していた。直近観測(16日前)でも97.2%で、45日前から直近までの変動は−0.6ptにとどまる。一方、同じ8月の平常土曜である8月22日は45日前74.2%→直近16日前81.2%と+7.0ptを積み上げた。つま...
佐賀県
長崎県
大分県
鹿児島県
兵庫県
韓国
インバウンド
2026年の9月は、日本と韓国の大型連休が「背中合わせ」で並ぶ。日本のシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水・秋分の日)までの5連休。その翌日から、韓国の秋夕(チュソク)連休が9月24日(木)〜27日(日)の4日間続く。つまり9月19日から27日までの9日間は、前半=国内需要が主導し、後半=韓国からの短距離需要が乗るという二層構造になりうる。本稿では、九州7県と関西3府県について、この9...
静岡県
新規開業・供給
メトロエンジンリサーチが把握する範囲で、2026年に日本国内でOTA等に掲載が確認された新規開業施設は1,113施設。そのうち静岡県は67施設で、北海道(109施設)、沖縄県(72施設)に次ぎ、東京都と並ぶ全国上位の水準にある。ただし件数の内訳を開くと、その姿は「大型ホテルの集中開業」ではまったくない。67施設のうち43施設が客室1室の1棟貸し型で、逆に客室数の48%はわずか2施設が占める。本稿で...
指定なし
「県庁所在地がその県で一番ホテルが多い街」——これは日本の宿泊市場では半分しか当たらない。メトロエンジンリサーチ&コンサルティングが47都道府県の市区町村別に宿泊施設数を集計したところ、県庁所在地の市が施設数トップだったのは26県にとどまり、残る21都県では別の街が最多だった。本稿では全国の市区町村を機械的にランキングし、県庁所在地と、それに対抗するもう一つの宿泊集積地——本稿でいう「第2都市」—...
業界トレンド
ホテルの売上を語るとき、議論はほとんど客室に集中する。ADR(平均客室単価)が上がった、稼働率が戻った、RevPARが伸びた——いずれも「泊まった人」が落としたお金の話だ。しかし館内レストランやラウンジには、泊まらない客も来る。近隣オフィスのランチ、日帰り温泉の帰りの食事、地元の家族の記念日利用。この客室外収益は帳簿上は料飲部門に計上され、客室単価の議論からは抜け落ちる。 本稿では、宿泊者口コミの...