眠っていたデータから新たな付加価値を
山形県
投資・開発
山形県庄内地方の中核2市、酒田市と鶴岡市。メトロエンジンリサーチ&コンサルティングの集計では、直近12か月(2025年9月〜2026年8月)の推定成約ADRは酒田市6,211円、鶴岡市9,762円と1.57倍の開きがある。そこへ2027年2月、酒田市中心部に178室の新規開業が予定されている。この数字を「単価の低い市場に供給が増える」と読むと、判断を一つ間違える。業態を揃えて比べ直すと、2市の単価...
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ダイナミックプライシング
2026年の12月は、クリスマスイブの12月24日が木曜、クリスマス当日の25日が金曜、26日が土曜という並びになる。大晦日の31日も木曜で、元日は金曜、仕事始めの1月4日は月曜だ。イブと大晦日がどちらも「平日の木曜」に落ちるこの暦は、曜日ごとに料金表を組んでいる宿ほど値決めの判断が分かれやすい。本稿では、調査時点(2026年9月25日)でOTA等に掲載されている12月1日〜1月4日の宿泊価格を、...
福島県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
福島県のビジネスホテルの2026年6〜7月の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)を曜日ごとに平均すると、木曜89.3%に対して金曜は83.3%と6.0pt下がり、土曜で91.4%に戻る。平日と週末のあいだの金曜だけが一段くぼむ形で、これを本記事では「金曜の谷」と呼ぶ。日曜は70.1%で、土曜との差21.3ptの「日曜の谷」のほうが深いものの、金曜の谷には別の特徴がある。宿泊日の45日前の時点では金曜...
指定なし
ホテルの客室は、法律上いったい何平方メートルから造ってよいのか。答えは旅館業法施行令第1条にあり、旅館・ホテル営業の1客室は7㎡以上、寝台を置く客室は9㎡以上、簡易宿所営業は客室の延床33㎡以上(宿泊者10人未満なら1人あたり3.3㎡)である。ところが実務でプロジェクトを縛るのはこの数字ではない。同じ12㎡の客室が、自治体の条例・規則しだいで定員2名にも4名にもなる。本稿では政令の条文を確認したう...
宮崎県
高知県
鹿児島県
三重県
和歌山県
奈良県
徳島県
千葉県
茨城県
台風が近づいた宿泊日は、チェックイン直前の数日で客室が埋まっていかない。現場では経験的に知られた現象だが、どの程度の差になり、台風の影響を受けなかった地域と比べてどれだけ違うのかは、あまり数字で語られてこなかった。本稿では、気象庁の「台風位置表(速報値)」から2026年6月に本土へ接近・上陸した台風6号・7号・8号の3つの宿泊日を選び、台風の中心が県庁所在地から100km以内を通った「接近県」と、...
ホテル融資の審査では、年間のNOI(純営業収益)を年間の元利金で割ったDSCR(元利金返済カバー率)で返済余力を測るのが一般的だ。ただし、ホテルの収入は月ごとに大きく振れる一方、元利金は毎月同じ額が出ていく。上場ホテルREITの月次開示(2025年8月〜2026年7月の12か月)を並べると、ポートフォリオ合計で最も低い月のRevPARは年平均の77.8〜78.1%だった。本稿では、この「谷の月」の...
2014年4月、建築基準法施行令第39条第3項の改正で「特定天井」の技術基準が施行された。高さ6mを超える位置に200㎡を超えて広がる重い吊り天井で、人が日常立ち入る場所にあるものが対象になる。ホテル・旅館でいえば、大宴会場やチャペル、ショーホール、吹き抜けロビーが候補となる空間だ。メトロエンジンリサーチが追跡する客室100室以上の旅館・リゾート・シティ・デラックスホテル1,431施設のうち、20...
国立大学のキャンパスは、都心の一等地から山あいの丘陵地まで、立地の振れ幅が極端に大きい。本稿では国土交通省「国土数値情報(学校)」に収録された国立大学の代表地点を起点に、半径2km圏にある稼働中の宿泊施設の客室数を当社の宿泊施設データから地理検索で集計し、在籍学生数で正規化した「学生1万人あたり客室数」で全国81校を横並びにした。結論を先に置くと、20校はキャンパスから2km以内に、稼働を確認でき...
宮城県
宮城県のホテルで、同じホテルが販売する素泊まりプランと朝食付きプランの料金を同一宿泊日で比べると、2026年9月宿泊分の朝食付きの上乗せ幅はシティホテルで+15.8%(N=17)、ビジネスホテルで+12.3%(N=78)だった。さらに朝食付きから2食付きへの段差は、シティホテル+40.3%(N=9)、ビジネスホテル+24.6%(N=29)である。ビジネスホテルの朝食段差は47都道府県中13番目の高...
新規開業・供給
グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区高輪3丁目・906室)は、2026年9月現在も営業を続けている。西武ホールディングスは2025年7月に「2026年度中の営業終了」を公表したが、2026年5月14日に方針を改め、2027年4月以降も客室・宴会場「飛天」・レストランの営業を継続すると発表した。営業終了の時期は未定である。同年6月に示された見直し後の再開発スケジュールでは、2029年度に解体工事...