眠っていたデータから新たな付加価値を
北海道
東京都
千葉県
広島県
新規開業・供給
「広島 ホテル 開業予定」「札幌ホテル 開業予定」——検索需要が示すとおり、いま宿泊市場の関心は価格よりもこれから何室増えるのかに向かっている。メトロエンジンリサーチが把握する範囲の建築計画データを完成予定年で並べ直すと、客室50室以上のホテル計画は全国69件・15,189室。このうち本稿の調査時点(2026年9月18日)でまだ完成時期を迎えていない「今後の供給」は32件・6,175室にとどまる。...
新潟県
宮城県
投資・開発
原子力発電所の再稼働には、審査の合格と地元同意のあとに長い工事期間が挟まる。防潮堤や非常用設備の据付、そして運転開始後も13か月ごとに回ってくる定期検査。いずれも数百人から千人規模の技術者・作業員が数か月にわたって現地に滞在する工程であり、その滞在は例外なく宿泊施設が受け止めている。本稿では、国内の原子力発電所15サイトについて、発電所から半径10kmの円内に実際に販売されている客室が何室あるかを...
栃木県
エリア・施設分析
2021年7月31日に閉館した宇都宮グランドホテルの跡地は、2026年9月時点で全146区画の分譲地「櫻の邱(さくらのおか)西原PARKS」として整備が進み、2026年10月上旬の販売開始が予定されています。ホテルや宴会場として再建される計画は公表されていません。本稿では、跡地の現況を一次情報で確認したうえで、閉館からの5年間で宇都宮市の宿泊市場がどう変わったのかを、施設数・客室数・カテゴリ構成・...
茨城県
群馬県
国道・県道沿いの駐車場付き敷地に、13㎡のコンテナモジュールを1台1室で並べる。この「運び出せる客室」は、平時はビジネスホテルとして稼働し、災害時には車両で被災地へ運ばれて仮設の宿泊所や診療スペースになる。デベロップの公表によると、2026年9月現在、「HOTEL R9 The Yard」は全国141拠点・5,615室が開業しており、自治体などとの災害協定は201件にのぼる。本稿では、このアセット...
指定なし
ホテル開発の資金は、誰が、どの段階で、いつまで抱えるのか。2026年の開示を並べると、二つの対照的な設計が見えてくる。一方は、開発事業者が用地を販売用不動産(棚卸資産)として取得し、開発ファンド・運用ファンドを経て、自らがスポンサーを務める上場REITまで出口を用意する型。もう一方は、総合型REITが開発用の特定目的会社(SPC)に優先出資し、竣工後の取得に向けた優先交渉権を得る型である。本稿では...
業界トレンド
賃上げの話は、たいてい「いくら払うか」から始まる。だが払う側の原資は、売上ではなく付加価値から出る。財務省「法人企業統計調査」によれば、宿泊業の従業者1人あたり付加価値は2025年度に644万円。そのうち人件費に配分されたのは326万円で、付加価値に占める割合(労働分配率)は50.7%だった。本稿ではこの644万円を実額で分解し、メトロエンジンリサーチの全国ADRと接続して、時給を100円上げるに...
埼玉県
レベニューマネジメント
埼玉県のシティホテルの推定成約ADRは、2026年7月が8,356円(前年同月10,229円・前年比−18.3%)、8月が8,911円(同11,746円・−24.1%)と、夏の2か月で二桁の前年割れとなった。一方、同じ県内のビジネスホテルは7月7,381円(前年7,680円・−3.9%)、8月7,593円(同7,901円・−3.9%)と、下げ幅は一桁台にとどまっている。いずれも確定月同士の比較で、...
青森県
岩手県
富山県
石川県
福井県
鳥取県
島根県
秋は、宿の夕食がもっとも強い商品になる季節である。サンマ、秋鮭、イクラ、ホタテ、スルメイカ — 献立の主役が入れ替わり、同じ客室でも「2食付き」の価値が跳ね上がる。その一方で、主役になる魚種の卸値は年ごとに大きく動く。本稿は、東京都中央卸売市場の水産物卸値の推移と、同一ホテル内で素泊まり/朝食付き/2食付きを比べた食事プレミアムの実測値を突き合わせ、「卸値が何%上がったら、2食付きプレミアムを何ポ...
宿泊事業への参入を検討するとき、旅館・ホテル営業(1棟開発)の次に必ず検討の俎上に載るのが簡易宿所営業である。実務では簡易旅館と呼ばれることもあるが、旅館業法上の正式な営業種別の名称は「簡易宿所営業」であり、本稿もこれで統一する。既存建物のコンバージョンで開業でき、客室数の下限もない。参入コストが一桁小さいため、個人投資家から地域デベロッパーまで裾野が広い。 一方で、この業態のROIを語る記事の多...
大阪府
神奈川県
岡山県
分譲マンションや賃貸レジデンスと同じ棟、あるいは同じ街区にホテルを組み込む開発が、2026年から2031年にかけての供給パイプラインにまとまって並んでいる。大阪・堂島浜の220室、岡山駅前の177室、横浜・北仲の272室——いずれも住宅が主たる床を占める建物の一部にホテルが入る構成だ。本稿では国土交通省の建築動態統計をもとにした当社の計画案件データから住宅併設型を抽出し、各案件の諸元を事業者の公表...