眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
投資・開発
一般照明用の蛍光ランプは、水銀に関する水俣条約にもとづき種類ごとに製造と輸出入が止まる。ホテルの客室や廊下のダウンライトに多いコンパクト形は2027年1月1日、事務所で話題になりやすい直管形・環形は2028年1月1日が期限で、宿泊施設のほうが1年早く期限を迎える。本稿は「製造・輸出入の禁止という期限が決める更新時期」に論点を絞り、メトロエンジンリサーチ&コンサルティングの施設マスターから2010年...
ビジネスホテルの大浴場は、客室の広さや朝食と並ぶ差別化装置として語られることが多い。しかし投資判断に必要なのは「あると人気が出る」という印象ではなく、大浴場のある施設は同じ町の同じような施設より1泊いくら高く売れているのか、そしてその差額が増設・転換のCapexをいくらまで正当化するのかという数字である。本稿では、メトロエンジンリサーチが追跡する国内138,203施設のうち、ビジネスホテルに分類さ...
ホテルREITの分配金を将来にわたって押し上げるのは、いま保有している物件そのものではなく、次に何を、どこから買えるかである。そして「どこから買えるか」を規定しているのは、各投資法人のスポンサーが何を持ち、何を開発し、どういう契約でその情報をREIT側に流しているか、という一点に集約される。 本稿は、国内のホテルREIT7社が保有する300物件(うち国内298物件)・取得価格合計1兆7,952億円...
愛知県
レベニューマネジメント
季節・イベント
愛知県のシティホテルとビジネスホテルで、10月の宿泊日の予約進捗を同じ物差しで並べると、形の違いがはっきり出る。10月1日〜8日の8宿泊日を平均した推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は、45日前の時点でシティ76.5%・ビジネス68.5%と8.0ptの差があったが、30日前には4.9pt、10日前には1.8ptまで縮まった。シティは45日前にすでに高い水準にあって30日前まではほぼ横ばい(+0.7...
エリア・施設分析
日本一高いホテルは、メトロエンジンリサーチが把握する範囲ではアマン東京(東京都千代田区、1泊1室2名の掲載価格¥280,700〜)である。2025年9月〜2026年8月に掲載された1室2名・1泊のプランを施設ごとに全件集計すると、その中央値は¥423,000で全国1位だった。 2位は宮古島のTHE SHIGIRA(中央値¥420,900)で、1位との差はわずか0.5%。3位は伊豆・修善寺のあさば(...
北海道
長野県
新潟県
2026-27シーズンのリフト1日券は、主要スキー場の多くで前季から数百円〜1,600円の値上げとなった。値上げ額そのものより宿側にとって大事なのは、宿泊客の「滑る1日」の支出のうちリフト券が何割を占めるかである。本稿では、公式サイトで確認したリフト1日券(大人)と、スキーエリア10市町村の2027年1月の推定成約ADR(1室2名利用)を1人あたりに割り戻した額を合算し、「滑走1日あたり総コスト」...
宮城県
東京都
京都府
大阪府
広島県
福岡県
客層・セグメント分析
2027年度(令和9年度)の大学入学共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)に実施される。受験生の宿泊は「毎年必ず発生する、日付の確定した需要」だが、ホテル側から見てどれほどの規模があり、どこに落ちるのかを数字で示した資料は少ない。本稿では、大学入試センターが公表する試験場別の志願者数と、メトロエンジンリサーチの施設・価格・口コミデータを突き合わせ、共通テスト期の宿泊需要を「市場規模」...
同じ敷地・同じ建物の中で、眺望にどこまでお金をかけるべきか。本稿では、客室名で「オーシャンビュー」「海側」「高層階」などの眺望を売り分けている全国1,258軒を抽出し、同じ宿・同じ宿泊日・同じプラン・同じベッドタイプ・同じ広さ(±10%)の客室どうしで掲載価格を比べた。広さまでそろえて比べられた151軒の中央値は+6.8%(差額の中央値は約¥2,300)である。これを推定成約ADRと観光庁の客室稼...
兵庫県
取材
兵庫県丹波篠山市で400年以上の歴史を重ねてきた老舗料理旅館「近又」が、2026年10月1日にリニューアルオープンする。 1609年創業の近又は、城下町の歴史とともに歩み、「ぼたん鍋」発祥の宿のひとつとして丹波篠山の食文化を伝えてきた。今回のリニューアルでは、全6室の客室が持つ歴史的な趣を受け継ぎながら、水回りをはじめとする設備を刷新。ぼたん鍋を軸とした新たな料理コースも提供する。 400年余りに...
沖縄県
奈良県
宿泊市場動向
ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)が9月下旬に公表した2026年8月の月次運営実績を地域別に見ると、大阪のホテル群は客室稼働率93.5%(前年差−0.5pt)を保ちながら、ADRが前年比−29.8%の¥19,186まで下がっていた。沖縄もADR¥47,112で前年比−9.9%、RevPARは−14.0%と、単価の落ち込みが目立つ。当社の推定成約ADR(確定値)で大阪府を見ると向きは同じで...