札幌市は、市内への宿泊を助成するキャンペーン「サッポロ割」の販売している。現在販売しているのは第1弾で、6月中旬以降、第2弾から第4弾まで実施を予定している。
「サッポロ割」は宿泊客の札幌市誘致を目的としたキャンペーンで、新型コロナウイルス感染症による観光客の減少により厳しい状況に陥っている観光産業を支援する目的で実施するもの。第1弾の期間は、2022年4月25日 （月）チェックインより2022年6月15日（水）チェックアウトまで。
同キャンペーンでは、1人1泊につき5,000円以上プランで3,000円の宿泊代金割引と、宿泊施設内店舗等で利用できる2,000円分の「サッポロスマイルクーポン」の配布を行う。1予約につき5泊まで利用可能。部屋単位の販売価格（民泊等）については、1室あたりの販売価格が5,000円以上のプランが対象となる。
「サッポロ割」プランで対象施設に宿泊すると、チェックイン時に1人1泊あたり2,000円分の「サッポロスマイルクーポン」も配布される。部屋単位の販売価格（民泊等）については、1室1泊あたり2,000円分のクーポンとなる。クーポン利用対象は同キャンペーン参画の店舗や札幌市内タクシー、レンタカーなど。クーポンの有効期限は券面に記載される「サッポロ割」プランでの宿泊チェックアウト日となる。
利用するには、札幌市内対象参画宿泊施設および、旅行会社などで販売する「サッポロ割」プランで予約する。対象者の制限はなく、居住地に関わらず誰でも利用できる。また、「新しい旅のスタイル」「どうみん割」と原則併用が可能。
3年ぶりに行動制限のないGWが明け、全国的に新型コロナウイルス感染者は増加傾向にある。北海道では9日、新たに2556人（うち札幌市1194人）の感染を確認した。市は「サッポロ割」の利用に際し、旅行の前には感染防止対策として「新しい旅のエチケット」を確認し、咳や発熱などいつもと違うと感じた場合には、外出や移動を控えるよう呼びかけている。
「サッポロ割」の詳細は https://sapporowari.comで確認できる。
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