富山県は、新型コロナウイルスの感染拡大を理由として停止していた「地元で愉しもうとやま観光キャンペーン」について、県から認証を受けている宿泊施設に限り、9月17日からキャンペーンを再開すると発表した。
「地元で愉しもうとやま観光キャンペーン」は、コロナの感染拡大で打撃を受けた地元の観光産業を支援するため、富山県が実施している旅行需要喚起策。2021年5月10日より開始し、12月31日までの実施が決定されていたが、感染拡大悪化を理由としてに8月16日からキャンペーンを停止していた。
停止期間は9月30日までの予定であったが、今回、一部施設に限り17日からキャンペーンを再開すると県が発表した。
当キャンペーンでは、県民による県内を目的地とした旅行に対し、1人1泊当たり上限5000円として最大半額が割引される。 割引を適用するためには、県が発行するプレミアム宿泊券を購入する必要がある。このプレミアム宿泊券は2000円分あたり1000円で販売される。
感染防止対策として、キャンペーンが利用できる宿泊施設は県のホテル・旅館組合が行う認証制度を受けた施設のみ。また今回の再開にあたり、プレミアム宿泊券は旅行会社でのみ販売となる。
また、今回プレミアム宿泊券を3万円分以上を購入したものに対し、富山の名産品が抽選で当たる「地元でもらおう！ リピート応援特産品キャンペーン」も同時再開となる。
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