栃木県は、感染状況の悪化を理由として、４県民を対象に実施中の宿泊割引「県民一家族一旅行・第２弾」の新規予約を１月18日から停止すると発表した。17日までの既存予約については割引の対象だが、まん延防止等重点措置が適用された県からの旅行者は対象外となる。
県民一家族一旅行は、新型コロナウイルス感染症の影響で売上の打ち込む県内の観光産業を支援するため、栃木県が実施する宿泊割引事業。栃木県・埼玉県・茨城県・群馬県の在住者を対象に、栃木県内の旅行が１人１泊につき最大5,000円割引になる他、地域クーポンが最大2,000円分を付与される。
割引額は旅行代金に応じて異なり、6,000円以上の宿泊旅行では3,000円。１万円以上の宿泊旅行では5,000円が割引される。6,000円の旅行プランであれば、「3,000円の割引補助 + 2000円分の地域クーポン = 5000円分の補助」で実質1000円の負担で旅行を楽しめるという破格のキャンペーンだ。
本事業はワクチン検査パッケージを適用しており、参加にあたってはワクチンの接種証明またはPCRの陰性証明の提示が必要となる。実施期間は２月28日までを予定しているが、１月18日以降は新規の予約ができない。また、期間中であってもまん延防止等重点措置が適用された県の在住者は対象外となるが、その場合、キャンセルの補償はできないため、注意が必要だ。
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