岩手県盛岡市にある「ホテルメトロポリタン 盛岡」が、ホテルのレストランで提供してきた技術を活かし、食のテーマを通じてより健康的に、人生を豊かに彩るライフスタイルを提案する「For Wellness」プロジェクトを開始する。
人々の健康意識の高まりを受け、トレーニングを取り入れた宿泊プランや、ファスティングに挑戦できる宿泊施設など、そのニーズに答えようと多くのホテルがさまざまな企画を実施している。
ホテルメトロポリタン 盛岡では、さまざまなシーンでゲストが特別なひと時を過ごせるよう、和・洋・中それぞれのシェフが妥協を許さないこだわりの料理を提供してきた。その技術を活かして、ゲストに体と心をすこやかに整え、遊び心や多様性を兼ね備えた企画、「For Wellness」プロジェクトを展開していく。
施策の1つ目は、「プラントベースミート（PBM）メニュー研究会 ～サステナビリティ、食の可能性～」だ。フードロス問題など、さまざまな角度から食に関する課題に向き合い、環境への負荷や、持続的な食の提供を真面目に捉えた植物性由来肉（Plant Based Meat、PBM）を用いたメニュー開発のために、モニターに試食してもらい、施策を展開していく。人気メニュー投票やPBM調理方法セミナー、レシピを用いたコンテストなどを実施する予定だという。
また、ホテルメトロポリタン 盛岡は寺院と提携した「座禅＆身体にやさしい朝食」プランも展開する。リモートワークや即座に返信を求められるチャットツールの普及などで、仕事もプライベートも情報に追われているゲストに、リフレッシュするプランを提案する。
ホテルに寺院の住職を招いて、ゲストが自分と向き合う座禅体験とホテルオリジナルの半精進朝食を楽しみながら心身ともに「ととのう時間」をプロデュースする。