秋田県は新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている、県内の観光関連産業を支援するため、「『旅して応援！』あきた春割事業」を行う方針を発表した。
感染状況を見ながら対象を拡大予定
「『旅して応援！』あきた春割事業」は県内在住者の県内旅行商品や宿泊代金を対象に実施する観光支援事業。旅行代金1人1泊あたり最大半額(上限5,000円)の割引と、旅行期間中に対象の飲食店や土産物店などで利用できる地域限定クーポンを最大2,000円分付与する。
対象期間は、2022年3月1日から4月28日まで(クーポン券は4月29日まで)。春休み期間は割引適用対象外となる。同事業は秋田県民限定で開始し、感染状況を見ながら、隣接県へ対象を拡大する方針だ。
なお、同事業の割引を受けるには、新型コロナワクチンの接種証明や、PCR検査などによる陰性証明が必要。県内の感染状況によっては、事業を停止する場合もある。
また秋田、青森、岩手、宮城、山形県民を対象に県内旅行を支援する「あきた冬割キャンペーン」については、1月15日から青森県民、26日から岩手、宮城、山形県民の新規予約を停止。1月27日より青森、山形県民の既存予約を含む割引適用を停止している。
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