（出典：鳥取市）
鳥取市は「dhp都市開発」との協力のもと、鳥取砂丘の西側エリアに4つ星のリゾートホテルを誘致することを計画しており、このホテルのブランドとして「マリオット・インターナショナル」の「ラグジュアリーコレクション」が選定され、2026年の開業を予定していることを発表した。
（出典：鳥取市）
鳥取市は、鳥取砂丘の西側エリアに位置する鳥取市浜坂の山陰海岸国立公園内の土地を活用し、高級リゾートホテルの誘致を目指していた。このプロジェクトに関して、大阪市に拠点を置く不動産開発会社「dhp都市開発」との間で基本協定が2020年2月に締結された。この協定は、鳥取市の長期的な課題であった砂丘西側の市有地の開発・活用を実現するもので、鳥取県初の4つ星格付けのリゾートホテルの建設提案が受け入れられた。
新型コロナウイルスの影響により、当初の計画からは2年の遅れが生じ、2022年11月の開業を目指していたホテルの開業は、一度2025年1月1日へと修正された。しかしながら、その修正された日程にも間に合わないことが判明し、現在は2026年の開業を目指している。
2023年10月13日、鳥取市と「dhp都市開発」は、アメリカのホテル大手「マリオット・インターナショナル」が運営する最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」がこの新しいリゾートホテルのブランドとして選定されたことを発表した。この新しいホテルは、約1万8000平方メートルの敷地内に客室数100～110室を有し、レストラン、バー、プール、大浴場などの施設が整備される予定である。ホテルの建設は、外国人観光客を主要なターゲットとしており、鳥取砂丘の美しい風景を眺めることができる設計となっている。