2025年1月23日（木）、長崎県の壱岐島に新たな宿泊施設「THE 離泊 壱岐 風の御宿」がグランドオープンした。同施設は壱岐島初(※)となる全てのペットと一緒に宿泊できる施設。明治時代に築かれた古民家を一棟貸しの宿としてリノベーションしたとのこと。
現在グランドオープンを記念した20%OFFプランも販売している。（宿泊期間：2025年1月23日～2025年2月28日まで）
本記事では、「THE 離泊 壱岐 風の御宿」開業の経緯や魅力などについて、運営元の株式会社りとまるに取材を行った。
▷ 公式HP：https://ritomaru.co.jp/katsumoto/
(※)…壱岐島内で初の全てのペットと泊まれる宿泊施設 2024年12月24日時点、株式会社りとまる調べ
―――どのような経緯や狙いで新たに宿泊施設ブランド『THE離泊』を立ち上げたのでしょうか
これまでの弊社の宿泊施設に比べて伝統的な日本建築の美しさがある建物でしたので、新たなブランドを立ち上げました。
外国からの旅行者にとって壱岐島はまだまだ認知度が低く、もっと多くのインバウンドに来てほしいと思っております。
日本好きの外国人は日本の観光地を行きつくしており、そんな方々が来島された時にこれまで体験したことがない新しい魅力を提供したいと思いました。
―――「THE 離泊 壱岐 風の御宿」の設立にあたり、明治時代の古民家をリノベーションの拠点として選ばれた理由を教えてください
建物オーナー様とのご縁があり、明治時代の町屋が軒を連ねる古き良き街並みにある古民家を壱岐島の活性化に役立ててほしいという想いに共感したため、拠点として選びました。
日本人にはどこか懐かしい、田舎の実家に帰省したかのような感覚、外国人には日本の土壁、漆喰、梁などの職人技を見て楽しんでもらえるほどの立派な建物です。
―――明治時代の古民家を再生するにあたって、特に苦労した点やこだわったポイントがあれば教えていただけますか
築明治の古民家に合わせて、家具、備品、スイッチ、電球の傘など、建築模様に合わせてなるべく古いものを中古品サイト、電気屋さんの倉庫を探したりしてコーディネートしました。
また、現代のニーズに合わせて水回りなどの快適さも追求しています。土壁、漆喰もかなり痛んでいるところがありましたが、職人さんの技術で現代によみがえりました。
この建物は、長年にわたって島で暮らしてきた人々の暮らしの痕跡を今に伝える貴重な遺産です。地元の職人による手仕事を通じて、古き良き風情と現代的な機能性が見事に融合し、訪れる人々に「時を超えた体験」を提供していきます。
サウナ（coming） 
水風呂
―――「すべてのペットと泊まれる」という点において、特に配慮された設計やサービスにはどのようなものがありますか
玄関からキッチンまで土間にすることで、外のスペース（中庭、BBQエリア）まで人もペットも外靴で移動できるように設計しました。
室内と室外の行き来をフリーにすることにより、古民家の古き良き静寂さとアクティブに楽しむことができる空間の気軽さとの両立を目指しました。
―――最後にグランドオープンに向けた意気込みを教えてください
北部の九州観光といえば、博多、湯布院、嬉野温泉、長崎市内など見所が沢山あり2,3泊でも足りない程です。
壱岐島は博多港から1時間で行くことができる利便性がある離島ですが、まだまだ全国的には知られていない離島のひとつです。それ故に壱岐島の良さが残っていると思います。
これからもその良さを大切に残しつつ、その良さを広める活動や体験を地元の方々と一緒に進めていきたいです。
■施設概要
名称：「THE 離泊 壱岐 風の御宿」
住所：長崎県壱岐市勝本町勝本浦349
部屋数：1日1組限定、2階建て一棟貸切りタイプ
定員／料金（税込）/間取り
平日2名様素泊まりプラン55,000円税込～ 定員14名様（1名様追加ごとに＋10,000円）
ペット宿泊：すべてのペットとご宿泊いただけます。無料。頭数制限無し
設備：冷凍冷蔵庫、電子オーブンレンジ、トースター、ケトル、TV、調理器具一式、空気清浄機、掃除機、エアコン、洗濯乾燥機（洗剤、柔軟剤付）、アイロン＆アイロンボード
ミニバーフリー：アルコール類、ソフトドリンク、コーヒー・紅茶・緑茶・ミネラルウォーター、調味料（追加は有料）
アメニティ：バスアメニティ一式、スキンケア一式、ドライヤー、ストレートヘアアイロン
チェックイン：15:00〜
チェックアウト：10:00
※無料送迎あり
公式HP：https://ritomaru.co.jp/katsumoto/
【グランドオープン記念 20%OFF プラン】 宿泊期間：2025年1月23日～2025年2月28日まで