アジアを中心に輸送、生活サービス、IT、Suicaを融合しグループの総合力を活かしたビジネスモデルの確立と、より豊かなライフスタイルの提供を目指すJR東日本グループが、2023 年の夏、台湾に「ジェクサー・フィットネス＆スパ」を開業する。「ホテルメトロポリタン プレミア 台北」と連携して、日本食とフィットネスプログラム、温浴リラックスを組み合わせ、心身を健康にするステイプランを提供する。
JR東日本グループでは、高齢化で先行する日本でもJR東沿線価値を向上するためさまざまな事業を行っている。
健康増進ビジネス分野においては、フィットネスジムだけでなくキッズ向けスポーツ教室やシニア向け通所型介護ジムなど、沿線や駅ごとに異なる年齢層の多様なニーズに対応したサービスやプログラムを開発してきた。
急速な高齢化やライフスタイルの変化により、アジア各国でも健康志向が高まっている。健康増進ビジネス「ジェクサー・フィットネス＆スパ」1 号店の海外初展開国として、JR東日本グループは日本と同様に高齢化社会を迎えつつあり、健康への関心が高まっている台湾を選んだ。
「ジェクサー・フィットネス＆スパ」1 号店では剣道や空手など、日本由来の要素を取り入れたエクササイズや J-Pop を用いたレッスンなどを導入する予定だ。また同施設には、温浴施設を併設し、和を感じられる空間で日本の温浴文化を発信する。
今後JR東日本グループは初出店国となる台湾にて、現地企業と提携したフランチャイズ出店を中心に主要都市での複数店舗展開を目指すとしている。