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新規開業・供給

  • 県別の宿泊供給は分母で入れ替わる — 簡易宿所44,901施設で京都21位→5位

    指定なし

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.21

    宿泊供給を語るとき、多くの事業計画は「ホテル・旅館の客室数」を分母に置く。だが厚生労働省「衛生行政報告例」の令和6年度(2024年度)確定値では、旅館・ホテル営業は全国52,946施設に対し、簡易宿所営業が44,901施設と、施設数ではすでに肉薄している。ここに観光庁「住宅宿泊事業法の施行状況」(令和8年7月15日時点)の届出住宅数42,070件を加えると、短期滞在の受け皿は合計139,917施設...

  • 2026年に閉館した宿はどこか — ホテル立山ほか3施設316室と、延期された1,149室

    「あのホテルはなぜ閉まったのか」「2026年に閉館した宿はどこか」——検索エンジンにこの問いが集まり続けている。ところが実際に一件ずつ公式発表を確認していくと、閉館したと思われている施設の多くはすでに数年前に営業を終えていたり、逆に閉館すると報じられた施設が今も宿泊を受け付けていたりする。本稿では、2026年に営業終了が公表された宿泊施設を公式発表・報道で確認できたものだけ一覧化し、失われた客室数...

  • 2026年に生まれた「新しい旅館」39施設 — どこに、何室で立ったか

    指定なし

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.19

    2026年に日本で新しく生まれた宿泊施設のうち、「旅館」として掲載されている施設は39施設・616室だった。全業態1,158施設の3.4%にすぎないが、1施設あたりの客室数中央値は9室と小さく、価格帯は同一県の旅館中央値の1.34倍(中央値)に位置する。数は少なく、規模は小さく、単価は高い——2026年の新設旅館は、そういう形で立ち上がっている。本稿では、メトロエンジンリサーチが把握する範囲で、新...

  • ヒルトン高山リゾート9月14日開業 — 283室が入る飛騨の高単価帯、既存は21施設562室

    岐阜県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.17

    ジェイアール東海ホテルズが運営する「ホテルアソシア高山リゾート」が、2026年9月14日(月)に「ヒルトン高山リゾート」としてリブランド開業する。岐阜県では初のヒルトンとなる。全283室のうち開業時に稼働するのは約90室で、全室が揃うのは2027年春の予定だ。本稿では、この段階開業が飛騨エリアの価格階層のどこに入るのかを、メトロエンジンリサーチのデータで定量化する。

  • 静岡県に2026年開業67施設 — 伊豆・熱海に積み上がる小箱供給と、高単価帯への新規参入

    静岡県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.16

    メトロエンジンリサーチが把握する範囲で、2026年に日本国内でOTA等に掲載が確認された新規開業施設は1,113施設。そのうち静岡県は67施設で、北海道(109施設)、沖縄県(72施設)に次ぎ、東京都と並ぶ全国上位の水準にある。ただし件数の内訳を開くと、その姿は「大型ホテルの集中開業」ではまったくない。67施設のうち43施設が客室1室の1棟貸し型で、逆に客室数の48%はわずか2施設が占める。本稿で...

  • 2026年上期開業1,002施設のいま — 単価と在庫消化を業態別に既存施設と比べる

    指定なし

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.15

    2026年1〜6月に、国内で1,002の宿泊施設が新たにOTA上で確認できるようになった。客室数の合計は22,357室。ただしその内訳は「ホテルが1,000軒建った」という話ではまったくない。半数以上は1〜2室の貸別荘であり、客室数の6割強は73軒の大型施設に集中している。本稿では、この上期開業コホートを業態別に分解し、開業からおよそ半年が経った時点で、単価水準と秋の在庫消化が既存施設とどう並ぶの...

  • 箱根の秋冬に積み上がる高単価供給 — 126室が入る価格階層を読む

    神奈川県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.10

    神奈川県足柄下郡箱根町では、2026年12月15日に126室の温泉付きラグジュアリーホテルが開業する。三井不動産が2026年7月13日のニュースリリースで公表した「HOTEL THE MITSUI HAKONE」である。メトロエンジンリサーチのデータで箱根町の秋冬(10〜12月)の価格水準を追うと、掲載価格は前年同月比で最大+30.9%まで押し上がる一方、推定成約ADRの伸びは+5.7%にとどまる...

  • 新規開業ホテルの単価はいつ立ち上がるか — 2025年開業91施設のランプアップ分析

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.07

    新しいホテルが開業したとき、その客室単価はいつ「本来の水準」に到達するのか。開業初月から強気の価格を通せる施設もあれば、数ヶ月かけて段階的に引き上げていく施設もある。この立ち上がり方(ランプアップ)の違いは、開業前予算の置き方や運営初年度の収益設計を大きく左右する。本稿では、2025年に開業した客室100室以上のホテル136施設を対象に、月次の推定成約ADRを開業月起点でそろえ、同一県・同一カテゴ...

  • 札幌『秋の開業』と客室供給2026-2029 ― ハイアットが拓く高単価帯

    北海道

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.01

    札幌の都心ホテル市場が、供給と単価の両面で節目を迎えている。2025年に外資・ライフスタイルブランドの開業が相次いだ道都・札幌市中央区では、2026年にハイアット セントリック 札幌(216室)が開業を予定し、さらに2029年にはパーク ハイアット 札幌(157室)という高単価帯が控える。本稿では、主要OTA掲載データと公表済みの建築計画の範囲で札幌市中央区の供給パイプライン2026〜2029を整...

  • 福岡・博多/天神の客室供給2026-2028 — 天神ビッグバン後の受け皿とインバウンドゲート

    福岡県

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.08.01

    九州の玄関口・福岡市では、天神ビッグバンと博多コネクティッドという二大再開発が2026年に大きな節目を迎える。オフィス供給が先行するなか、宿泊マーケットではどの程度の客室が積み上がり、需要はどこから来ているのか。本稿では、メトロエンジンリサーチが把握する範囲の新規開業データ、OTA公開価格、そして個別ホテルの残室推移をもとに、博多・天神・福岡空港周辺の供給余地とインバウンドゲートとしての受け皿を定...