眠っていたデータから新たな付加価値を
東京都
投資・開発
新規開業・供給
ヒルトンは2025年4月25日、東京・赤坂に「キャノピーbyヒルトン東京赤坂」(174室、うちスイート24室)を開業すると発表した。三菱地所とTBSホールディングスが進める「赤坂二・六丁目地区開発計画」の西街区、劇場・ホール・店舗が入る地上18階建てビルの7〜18階に入り、東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結する。ヒルトン「会社概要」(2026年8月25日更新)では開業時期を「2028年開業」として...
大阪府
ワシントンホテルが大阪府和泉市の南海泉北線・和泉中央駅前に全50室で2026年秋に開業する。藤田観光が2026年2月12日に「大阪和泉中央駅前ワシントンホテル(仮称)」として発表した計画で、客室はシングル18室・ツイン32室、地上4階の建物で、2階が駅直結のペデストリアンデッキと接続する。WHGホテルズのフランチャイズ(FC)として14店舗目、運営を担うフラット・フィールド・オペレーションズにとっ...
京都府
北海道
2026年、日本に初めて進出したホテルブランドは、各社の公式発表で確認できた範囲で5ブランド・6軒・計857室ある。京都・宮川町のカペラ京都(89室)、東京・赤坂の1 Hotel Tokyo(211室)、大阪・心斎橋のスガタ ホテル 大阪心斎橋 シリーズ byマリオット(256室)、大阪・西成区のシティエクスプレス by マリオット2軒(計243室)、北海道・洞爺湖町のWE Hotel Toya ...
グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区高輪3丁目・906室)は、2026年10月現在も営業を続けている。西武ホールディングスは2025年7月に「2026年度中の営業終了」を公表したが、2026年5月14日に方針を改め、2027年4月以降も客室・宴会場「飛天」・レストランの営業を継続すると発表した。営業終了の時期は未定である。同年6月に示された見直し後の再開発スケジュールでは、2029年度に解体工...
指定なし
メトロエンジンリサーチが2026年開業として把握した宿泊施設は1,592施設・39,454室。1施設あたりの客室数は平均24.8室だが、中央値はわずか2室で、件数の49.9%は客室が1室しかない宿(1棟貸し)だった。フロントに人を常駐させない運営は、厚生労働省の「旅館業における衛生等管理要領」で要件が明文化され、2025年4月にはICTによる本人確認の類型が加わった。本稿では、その要件を一次資料で...
新しく開業したホテルは、しばらく安く売って認知を稼ぎ、そのあと市場水準まで単価を上げていく——ホテル開発の現場でも投資の現場でも、この「立ち上がり期間」は当然の前提として語られてきた。しかし、その前提を実測した数字を見たことがある人は少ない。本稿では、2025年に開業した100室以上の137施設について、開業月から最長17か月分の推定成約ADRを追い、同じ都道府県・同じ業態の市場中央値で割った「開...
千葉県
広島県
「広島 ホテル 開業予定」「札幌ホテル 開業予定」——検索需要が示すとおり、いま宿泊市場の関心は価格よりもこれから何室増えるのかに向かっている。メトロエンジンリサーチが把握する範囲の建築計画データを完成予定年で並べ直すと、客室50室以上のホテル計画は全国69件・15,189室。このうち本稿の調査時点(2026年9月18日)でまだ完成時期を迎えていない「今後の供給」は32件・6,175室にとどまる。...
新しく生まれる宿泊施設は、以前より駅に近づいたのか、それとも遠ざかったのか。価格の話ではなく、供給そのものの「置かれる場所」が動いたかどうかを検証した。2019年から2026年にかけて開業(または開業予定として掲載が確認された)16,036施設の緯度経度に最寄駅を突き合わせ、距離帯別の分布がどう変化したかを集計している。
2026年に開業した宿泊施設を数え上げると、メトロエンジンリサーチが把握する範囲で全国1,469施設・37,409室になる。ただし「何室増えたか」という絶対量だけでは、その土地の宿泊市場に何が起きているかは読めない。同じ1,000室でも、既存ストックが16万室ある東京と1万5千室の埼玉では、意味がまったく違うからだ。本稿では新規客室数を既存の客室ストックで割った供給インパクト率を47都道府県すべて...
古民家を宿に変える、空き家を一棟貸しにする、築古の小さな旅館を改装して単価を上げる——ここ数年、地方の宿泊供給の相当部分はこうした「既存建物の作り替え」から生まれてきた。ところが2025年4月1日に全面施行された改正建築基準法によって、この作り替えの手続きコストが規模帯によって大きく変わっている。鍵になるのが「200㎡」という数字と「2階建てかどうか」の2条件である。