眠っていたデータから新たな付加価値を
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エリア・施設分析
「日本でいちばん大きいホテル」はどこか。メトロエンジンリサーチが把握する範囲で国内の宿泊施設を客室数の多い順に並べると、首位は品川プリンスホテルの2,384室だった。2位以下にはアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の2,311室、同〈大阪なんば駅前タワー〉の2,055室が続く。本稿では客室数の実名ランキングTOP30を提示したうえで、500室を超える大規模施設152軒が国内のどこに、どういう理由...
新潟県
レベニューマネジメント
新潟県の宿泊単価は、2026年の上期に業態でくっきり方向が分かれた。確定値が出そろった1〜7月の推定成約ADR(税抜相当)を前年同月と突き合わせると、ビジネスホテルは7ヶ月中6ヶ月がプラス(1〜7月平均 ¥6,384 → ¥6,636・+4.0%)、シティホテルは7ヶ月中6ヶ月がマイナス(同 ¥8,322 → ¥8,038・−3.4%)。とりわけ6月は、ビジネスが ¥6,182 → ¥6,849(...
北海道
北海道のビジネスホテル市場は、2026年6-7月の実績で木曜95.4%・土曜95.4%が同率のピーク、そして日曜87.9%・月曜89.3%が谷という形をしていた。週末に山があるのは事実だが、山は週末「だけ」ではない。火曜93.1%・水曜94.5%・木曜95.4%と平日中盤が分厚く、この火〜木の3日平均94.3%に対して日曜・月曜の2日平均は88.6%。差は5.7ptある。つまり北海道のビジネス市場...
栃木県
栃木県の宿泊市場は、ひとつの県として平均を取ると実態が見えにくい。奥日光の山上リゾートと宇都宮の駅前ビジネスホテルが同じ「栃木県」に同居しているためだ。本稿はメトロエンジンリサーチの市町別データを用い、栃木県21市町の推定成約ADR(平均客室単価)を直近12ヶ月で並べ直した。浮かび上がったのは、最上位の那須町(20,192円)と業務帯の下限(5,653円)で約3.6倍の開きがある4層構造である。さ...
兵庫県
兵庫県の推定成約ADR(税抜相当)は、2026年上期に業態でまったく違う軌跡を描いた。シティホテルは1月に前年同月比+22.8%(¥13,500)と二桁の伸びで走り出しながら、6月には−12.4%(¥11,500)まで沈んだ。同じ県のビジネスホテルは1月+11.3%(¥7,700)から6月−0.4%(¥7,300)へと、ほぼ横ばいの着地である。上期の振れ幅はシティが35.2ポイント、ビジネスが11...
京都府
宮城県
福岡県
広島県
2027年度(令和9年度)の大学入学共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)に実施される。受験生と保護者にとって、この2日間とその後の国公立2次試験期の宿泊先確保は毎年の実務課題である。一方で「キャンパスの近くに泊まる」という前提は、実はほとんどのキャンパスで成立しない。本稿では主要10キャンパスの半径2km/5km圏の客室ストックを実数で棚卸しし、あわせて1月の価格がどう動くかを前年...
青森県
青森県の推定成約ADRを業態別に確定月同士で並べると、2026年上期は同じ県内で真逆の絵が出ている。確定値がそろっている直近月(2026年7月)の前年同月比は、旅館が+19.1%(¥8,330→¥9,925、N=72施設)に対し、ビジネスホテルは+0.6%(¥7,116→¥7,159、N=87施設)。シティホテルは+5.9%(N=16施設)、リゾートホテルは+12.8%(N=9施設)だった。旅館と...
熊本県
結論から述べる。阿蘇市および黒川温泉(南小国町)の宿泊施設は、2026年8月中旬時点で通常営業している。阿蘇市観光協会は「阿蘇市内の観光施設・宿泊施設・道路・河川などに大きな被害はなく、通常どおり営業しております」と公表し(2026年7月31日)、黒川温泉観光旅館協同組合も「温泉街に大きな被害はなく」「旅館・商店とも通常通り営業しております(一部休業の施設がございます)」と案内している(2026年...
群馬県
群馬県の2026年7月(経過月実績)を業態別に曜日で割ると、「週末が強い」という一言では説明できない形が出てきた。土曜の推定OCCは旅館93.2%・ビジネスホテル91.3%・リゾートホテル86.3%と3業態そろって高い。しかし平日(月〜木)平均との差は、旅館+13.9pt、リゾートホテル+21.8ptに対してビジネスホテルはわずか+4.4ptにとどまる。さらに谷になる曜日が違う。旅館は水曜78.9...
福井県
石川県
富山県
福井県の2026年6〜7月(経過月実績)の日次推定OCCを曜日別に集計すると、旅館は土曜90.9%に対して月曜76.3%で週内14.6ポイントの落差があった。一方でビジネスホテルは土曜94.0%・月曜85.5%と落差は8.5ポイントにとどまり、週内で最も低いのは月曜ではなく日曜の83.2%だった。同じ県の同じ2か月を見ているのに、業態によって「週のどこが谷か」が入れ替わる。本稿はこの週内パターンの...