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福岡の10/24(土)、14日前で残り枠の中央値1.1%・完売中48.9% — 在庫消化の型を88施設の分布で分ける

投稿日 : 2026.10.12

福岡県

エリア・施設分析

レベニューマネジメント

福岡の10/24(土)、14日前で残り枠の中央値1.1%・完売中48.9% — 在庫消化の型を88施設の分布で分ける

福岡県の宿泊施設が2026年10月24日(土)の在庫をどこまで消化しているかを、施設名を伏せた分布として集計した。対象は総客室の30%以上をOTA等に掲載する88施設(延べ7,187室)で、宿泊日の14〜15日前にあたる直近観測では残り枠比率の中央値が1.1%、OTA等で掲載在庫が確認できない「完売中」が43施設(48.9%)に達していた。30日前時点では中央値10.0%・完売中28施設だったので、この2週間で分布の重心が一段ゼロ側へ寄ったことになる。一方で残り枠が30%を超える施設も13施設(14.8%)残っており、同じ日・同じ県でも消化の型は一様ではない。本稿では県全体のブッキングカーブを確認したうえで、施設別の残り枠と完売時期から「早期完売」「直前消化」「残り型」の3つに分け、それぞれで点検すべき論点を整理する。

対象: 福岡県の宿泊施設(施設別集計 N=88施設、県全体のブッキングカーブ N=429施設・29,269室=10/24宿泊)。本記事は価格水準を扱わず、稼働率・残り枠はいずれもOTA掲載在庫ベースの推定値である。定義は記事末尾。データ時点: 2026年10月10日。

Key Takeaways
  • — 中央値1.1%・完売中48.9% 福岡県の10月24日(土)宿泊は、宿泊日の14〜15日前の観測で88施設の残り枠比率の中央値が1.1%、完売中が43施設だった(OTA等掲載在庫ベースの推定)。
  • — 出発点が高い日 県全体の掲載在庫ベースの推定値は45日前に85.8%、30日前に92.2%、直近15日前に96.2%。前後の土曜(10/17は70.5%、10/31は72.8%)を45日前の時点で15pt前後上回っていた。
  • — 30日前からの2週間で完売中が28→43施設 残り30%超の施設は24から13施設(14.8%)に減ったが、同じ日・同じ県でも両端に分かれている。
  • — 5つの型 早期完売27施設(30.7%)、直前完売16施設(18.2%)、残りわずか18施設(20.5%)、残り10〜30%が14施設(15.9%)、残り30%超が13施設(14.8%)。
  • — 型で点検項目が変わる 早期完売型は単価、直前消化型は販売制限の解除時期、残り型はチャネルと滞在日数の設計が論点になる。完売を経験した54施設のうち11施設は直近で販売枠を戻していた。

県全体のブッキングカーブ — 10/24は45日前の時点で前後の土曜を15pt上回っていた

まずは施設分布を読む前提として、福岡県全体の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)がどう積み上がってきたかを押さえておきたい。対象は宿泊日ごとの固定コホートで、10/24は県内429施設・29,269室(他の4宿泊日は430〜431施設・29,301〜29,308室)、観測窓は宿泊日の45日前から直近までである。10月24日(土)は45日前の時点で85.8%に達しており、前週の10月17日(土)の70.5%、翌週の10月31日(土)の72.8%と比べて15pt前後高い位置から走り出していた。

そこからの上積み幅を見ると、10/24は30日前に92.2%、直近の15日前には96.2%まで達し、45日前からの積み増しは+10.4ptである。10/17は45日前70.5%から直近8日前の89.6%まで+19.1pt、10/31は22日前時点で87.0%(+14.2pt)と、いずれも伸び幅そのものは10/24と同程度か大きい。つまり10/24の特徴は「伸びが速い」ことではなく「出発点が高く、早い段階で天井に近づいた」ことにある。

背景にあるのは当日の大規模公演である。みずほPayPayドーム福岡では10月24日(土)にStray Kidsのワールドツアー福岡公演(開場16:30・開演18:30)が予定されており、同会場の10月のイベント一覧でも音楽公演は24日のみである(10月14〜20日はプロ野球クライマックスシリーズの日程枠として掲載。出典は記事末尾)。翌25日(日)の県全体カーブが45日前63.0%・直近16日前78.7%と5日のうちで最も低い水準にとどまっている点も、需要が土曜1泊に集中していることと整合する。公演需要が前後の日に染み出さない構図は、広島10/17(土)アリーナ公演初日のブッキングカーブでも同じ形で観測されている。

福岡県全体(10/24はN=429施設・29,269室、他の宿泊日は430〜431施設)の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)。X軸は宿泊日までの残り日数。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

福岡県全体の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)— 5宿泊日の45日前・30日前・直近の比較(2026年10月10日時点)
宿泊日45日前30日前直近(残り日数)45日前→直近
10/17(土)70.5%77.8%89.6%(8日前)+19.1pt
10/23(金)70.4%76.3%86.2%(14日前)+15.8pt
10/24(土)85.8%92.2%96.2%(15日前)+10.4pt
10/25(日)63.0%71.4%78.7%(16日前)+15.7pt
10/31(土)72.8%82.4%87.0%(22日前)+14.2pt

福岡県全体の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)。宿泊日の45日前から直近までの観測に基づく。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

業態別に10/24を分けると、ビジネスホテル(N=177施設・22,647室)は45日前88.8%から直近97.1%、シティホテル(N=25施設・3,354室)は82.8%から94.5%へと、どちらも早い段階から高い水準で推移してきた。これに対し旅館(N=52施設・952室)は45日前59.2%と低い位置から30日前78.8%、直近89.1%まで+29.9ptを積み上げており、公演需要が都市部のホテルから周辺の旅館へ時間差で波及した形と読める。ここまでが県全体の姿であり、次に同じ日を施設単位の分布で見ていく。

施設別の残り枠分布 — 中央値1.1%、完売中が48.9%、30%超が14.8%

施設別の集計は、10/24の在庫を観測できた県内302施設のうち、総客室の30%以上をOTA等に掲載した実績がある88施設に絞っている。内訳はビジネスホテル40施設・旅館30施設・シティホテル7施設・その他(ホステル・リゾート等)11施設で、所在地は福岡市(博多区・中央区・東区)が24施設、北九州市が14施設、朝倉市・柳川市・久留米市など県内のその他地域が50施設である。残り枠比率はOTA等に掲載された残室数を総客室数で割った値で、完売中とは掲載在庫が確認できない状態(推定)を指す。推定OCCと完売の指標が同じ日でも別の姿を映す理由は、推定OCCと完売率は何が違うのかで東京都3業態を例に整理している。

直近観測(宿泊日の14〜15日前)の分布は四分位で見ると第1四分位0.0%・中央値1.1%・第3四分位15.9%と、下半分がほぼゼロに張り付いている。区分ごとに数えると完売中が43施設、残り10%以下が18施設で、ここまでで61施設(69.3%)が「ほぼ売り切り」の側にいる。残り10〜30%が14施設、30〜50%が10施設、50%超は3施設にとどまった。

同じ88施設の30日前時点と重ねると、動きが具体的になる。30日前は完売中28施設・10%以下17施設・10〜30%19施設・30〜50%11施設・50%超13施設という分布で、中央値は10.0%だった。2週間あまりで完売中が28から43施設へ15施設増え、30%超は24施設から13施設へ11施設減っている。施設ごとの30日前から直近までの残り枠の減少幅は中央値+4.6ptで、県全体カーブの同期間の上積み(92.2%→96.2%)とほぼ同じ歩調といえる。

福岡県・10/24宿泊の施設別残り枠比率の分布(N=88施設、30日前と直近の同一施設比較)。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

業態で分けると、型の違いがはっきりする。ビジネスホテル40施設は中央値0.0%・完売中25施設(62.5%)・10%以下まで含めると31施設(77.5%)で、第3四分位でも7.8%と、ほぼ全体が売り切り側に寄っていた。旅館30施設は中央値6.7%・完売中12施設(40.0%)と完売の比率はビジネスホテルより低く、第3四分位が28.3%、30%超が7施設と、残り枠を持ったまま宿泊日に近づく施設が一定数ある。シティホテルは7施設と少ないため単独の数値は示さないが、完売中の施設はなく残り10%以下の帯に集中している。

業態別の残り枠分布 — 10/24宿泊・直近観測(宿泊日の14〜15日前、N=88施設)
区分N客室数の中央値残り枠の中央値(直近)完売中残り10%以下(完売含む)残り30%超
全体8859.5室1.1%43施設(48.9%)61施設(69.3%)13施設(14.8%)
ビジネスホテル40104.5室0.0%25施設(62.5%)31施設(77.5%)5施設(12.5%)
旅館3013.5室6.7%12施設(40.0%)18施設(60.0%)7施設(23.3%)
シティホテル・その他18N が小さいため区分別の数値は示さない

直近観測は宿泊日の14〜15日前。残り枠比率=OTA等掲載残室数÷総客室数。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

客室規模でも傾きが出る。88施設を客室数で三分すると、小規模(4〜17室・29施設)は残り枠の中央値8.3%・完売中11施設であるのに対し、中規模(19〜91室・29施設)は中央値2.0%・完売中14施設、大規模(91室以上・30施設)は中央値0.0%・完売中18施設と、規模が大きいほど売り切りに近い。30%超の残り枠を抱える施設は小規模5・中規模6・大規模2施設で、業態別では旅館7・ビジネスホテル5・シティホテル1施設で、小規模の5施設はすべて旅館だった。

完売の時期で分ける — 早期完売27・直前完売16・残りわずか18・残り型27施設

残り枠の現在値だけでは「いつ閉じたか」が分からない。そこで観測期間中に一度でも完売を記録した施設について、初めて完売を観測したタイミングを見ると、88施設中54施設(61.4%)が完売を経験しており、そのうち18施設は宿泊日の45日以上前から完売、10施設は31〜45日前、26施設は15〜30日前に初めて完売していた。なお直近観測が宿泊日の14〜15日前であるため、それより後の初完売はまだ観測対象に入っていない。

注目したいのは、完売を経験した54施設のうち11施設が直近では再び販売枠を持っている点である。30日前から直近までの変化を施設ごとに追うと9施設で残り枠が増えており、完売後に団体枠や保留在庫が戻されたか、販売制限を解除したと解釈できる。完売は終点ではなく、在庫の戻しとセットで管理される対象であることが分布から読み取れる。

これらを踏まえ、直近の残り枠と初完売のタイミングで88施設を5つの型に分けた。「早期完売」は完売中かつ初完売が30日以上前、「直前完売」は完売中かつ初完売が30日未満、「残りわずか」は残り枠10%以下、「残り10〜30%」「残り30%超」はそれぞれの帯である。構成は早期完売27施設(30.7%)、直前完売16施設(18.2%)、残りわずか18施設(20.5%)、残り10〜30%14施設(15.9%)、残り30%超13施設(14.8%)となった。完売観測のタイミングと残り枠で施設を型に分ける読み方は、山形のビジネスホテル38施設の在庫消化を3つの型に分けた分析でも同じ枠組みで扱っている。

福岡県・10/24宿泊の在庫消化の型(N=88施設、業態別の積み上げ)。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

在庫消化の5つの型 — 10/24宿泊(N=88施設、2026年10月10日時点)
型定義施設数(構成比)うちビジネス/旅館客室数の中央値OTA掲載枠の最大比率(中央値)
早期完売完売中・初完売が30日以上前27(30.7%)15/774室45.8%
直前完売完売中・初完売が30日未満16(18.2%)10/584.5室68.2%
残りわずか残り枠10%以下(完売を除く)18(20.5%)6/650室51.0%
残り10〜30%残り枠10%超30%以下14(15.9%)4/516室75.2%
残り30%超残り枠30%超13(14.8%)5/720室90.0%

OTA掲載枠の最大比率=観測期間中にOTA等へ掲載された残室数の最大値÷総客室数。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

型ごとの顔ぶれにも差がある。早期完売型は客室数の中央値74室、直前完売型は84.5室と中〜大規模のビジネスホテルが中心で、ビジネスホテル40施設のうち25施設がこの2つの型に入っていた。これに対し残り30%超の型は客室数の中央値20室と小さく、OTA等に掲載した枠の最大比率が中央値90.0%と、総客室のほぼ全部をOTA等で販売する施設が多い。早期完売型の同じ指標は45.8%にとどまるので、早く閉じた施設はそもそもOTA等に出す枠が半分程度で、残りを別経路で売っていたと考えられる。残り型の課題がチャネル構成に及ぶのは、この掲載枠の違いが理由である。

福岡県の宿泊施設を運営するレベニューマネジャーへ — 型別の点検項目とアクションプラン

運営目線のインサイト

1. 自館の型を先に決める。 10/24について、自館の残り枠比率と初完売のタイミングを本稿の5つの型に当てはめると、市場の中でどこにいるかが見える。県内88施設の中央値は1.1%、第3四分位は15.9%なので、残り枠が15.9%を超えていれば上位4分の1の「残り型」に入り、ゼロであれば43施設と同じ側にいることになる。

2. 早期完売型は単価の点検対象になる。 県全体の推定OCCが45日前で85.8%、30日前で92.2%と高止まりした日に、18施設が45日以上前から完売していた。需要が強い日に早く閉じたということは、残っていれば後から入る高単価の予約を取り込めた可能性があり、閉じた時点の販売条件を振り返る余地がある。

3. 直前消化型は販売制限の解除タイミングが論点になる。 完売を経験した54施設のうち11施設が直近で販売枠を戻していた。保留していた枠を戻す時期が遅れると、県全体カーブが直近15日前で96.2%に達した後では吸収余地が小さくなるため、戻しの判断は30日前から直前の間で前倒しで検討したい。

4. 残り型はチャネルと滞在日数の設計に戻る。 残り30%超の13施設はOTA等への掲載枠の最大比率が中央値90.0%と高く、小規模施設が多い。公演需要が土曜1泊に偏る日(10/25の県全体カーブは直近78.7%)には、金土・土日の2泊条件や自社経路の設計が、OTA等の値付けより先に効く可能性がある。

型別の点検項目とアクションプラン(時間軸別)
時間軸打ち手判断トリガー(本稿の数値)狙い
今日〜今週(14日前)自館の10/24の残り枠比率と初完売日を型に当てはめる残り枠が中央値1.1%を上回るか、第3四分位15.9%を超えるか以下の打ち手を型に応じて選ぶ
今日〜今週(早期完売型)閉じた時点の販売条件と、同日の県全体カーブを並べて記録する初完売が45日以上前で、県全体が45日前85.8%の日だったなら次の高需要日に向けた単価設定の見直し材料にする
今週〜来週(直前消化型)保留枠・団体仮押さえの戻し時期を決め、戻した後の残り枠を日次で追う自館の残り枠が10%以下(県内61施設と同じ帯)に入った時点直前需要を取り逃さない
今週〜来週(残り型)金土・土日の2泊条件と自社経路の露出を見直す残り枠が30%超(県内13施設の帯)のまま10日前を迎えるなら土曜1泊集中の需要を前後の日に広げる
宿泊日直前〜当日10/24と10/25の残り枠を分けて管理し、25日の販売条件を独立に決める25日の県全体カーブが直近78.7%と24日より低いことを前提に公演翌日の在庫を単独で売り切る
来月に向けて10/24の型と結果を記録し、次の大規模公演日の45日前・30日前の判断基準にする本稿の45日前→30日前→直近の3点(85.8→92.2→96.2%)を比較軸にイベント日の在庫管理を再現可能にする

判断トリガーの数値は本稿の集計値。出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

まとめ — 残り枠の分布を読む3つの物差し

第一に、県全体のカーブは「出発点の高さ」で読む。10/24は45日前の時点で85.8%と前後の土曜を15pt前後上回り、直近15日前には96.2%に達していた。伸び幅は他の週末と変わらないので、高需要日は早い時点の水準が結果を決めるといえる。

第二に、施設分布は中央値と四分位で読む。88施設の残り枠は中央値1.1%・第3四分位15.9%で、完売中43施設(48.9%)と残り30%超13施設(14.8%)が両端に分かれていた。自館の位置はこの2つの数字と照らせば決まる。

第三に、完売は時期とセットで読む。完売を経験した54施設は45日以上前が18、31〜45日前が10、15〜30日前が26施設に分かれ、11施設は完売後に枠を戻していた。早期完売型は単価、直前消化型は販売制限の解除時期、残り型はチャネルと滞在日数という順で点検項目が変わる、というのが本稿の結論である。

よくある質問

Q. 「完売中」はどう判定していますか。
A. OTA等で掲載在庫が確認できなくなった状態を完売中として扱っています(推定)。掲載を止めただけの施設も含まれ得るため、実際の客室稼働率と同じではありません。

Q. 施設別の集計で88施設に絞った理由は何ですか。
A. 総客室の30%以上をOTA等に掲載した実績がある施設に限定しています。掲載枠が小さい施設は、残り枠の変化が在庫消化を表さないためです。

Q. 自館がどの型に当たるかはどう判断すればよいですか。
A. 10/24の残り枠比率(OTA等への掲載残室数÷総客室数)と、初めて完売になった日を本稿の5つの型の定義に当てはめてください。残り枠が中央値1.1%を上回るか、第3四分位15.9%を超えるかが目安になります。

データについて

指標の定義と集計条件
推定OCCOTA掲載在庫ベース稼働率 = 100 − 100 × OTA掲載残室数 ÷ 総客室数。対象は総客室の30%以上をOTAに掲載する施設で構成した固定コホート(各宿泊日で同じ施設集合。本表に示す施設数がその施設数)。OTA上で販売される在庫の消化状況に基づく推定値であり、実客室稼働率とは定義が異なる(掲載外の客室を消化済み側に数えるため高めに出る)。本記事では「推定OCC(OTA掲載在庫ベース)」と表記。対象月は2026年10月。
ブッキングカーブ宿泊日の45日前から直近までの観測に基づく。県全体カーブの対象は10/24が福岡県429施設・29,269室、他の4宿泊日は430〜431施設・29,301〜29,308室(主要予約サイト掲載ベース)。業態別はビジネスホテル177施設・22,647室、シティホテル25施設・3,354室、旅館52施設・952室。
施設別の残り枠2026年10月24日宿泊・1泊条件の掲載在庫を施設単位で観測(観測条件の利用人数は施設により異なり、2名が51施設、1名が26施設、3〜5名が11施設)。残り枠比率=OTA等掲載残室数÷総客室数。対象は福岡県内で在庫を観測できた302施設のうち、観測期間中にOTA等へ掲載した枠の最大値が総客室の30%以上だった88施設(延べ7,187室。ビジネスホテル40・旅館30・シティホテル7・その他11)。完売中=OTA等で掲載在庫が確認できない施設(推定)。直近観測は宿泊日の14〜15日前、30日前時点は同じ88施設の同一条件の観測値。
価格指標本記事では価格指標(推定成約ADR)を扱っていない。
データ時点データ時点: 2026年10月10日。販売状況・在庫は日々変動するため、本記事の数値は取得時点のスナップショットである。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成

参考資料・出典一覧

■ データソース

メトロエンジンリサーチが収集するOTA等の掲載在庫データ(データ時点: 2026年10月10日)。県全体のブッキングカーブは宿泊日ごとの固定コホート(10/24宿泊は福岡県429施設・29,269室)、施設別の残り枠は10/24宿泊の在庫を観測できた県内302施設のうち、掲載枠の最大値が総客室の30%以上だった88施設(延べ7,187室)を対象とした。公演日程は主催者・会場の公開情報による。

■ 試算前提

推定OCC(OTA掲載在庫ベース)=100−100×OTA掲載残室数÷総客室数。残り枠比率=OTA等掲載残室数÷総客室数。完売中=OTA等で掲載在庫が確認できない状態(推定)。観測窓は宿泊日の45日前から直近(14〜15日前)まで。型の区分は、早期完売=完売中かつ初完売が30日以上前、直前完売=完売中かつ初完売が30日未満、残りわずか=残り枠10%以下、以降は残り10〜30%・残り30%超の帯とした。

■ 限界・留意点

いずれもOTA等に掲載された在庫に基づく推定値であり、実際の客室稼働率とは定義が異なる。掲載を止めただけの施設も完売中に含まれ得る。直近観測より後の動き(宿泊日の14日前以降の初完売・在庫の戻し)は本稿の集計に含まれない。シティホテルは7施設と少ないため単独の数値を示していない。本稿は価格水準を扱っておらず、数値は取得時点のスナップショットである。

■ 外部資料

・Stray Kids World Tour <RUN IT JAPAN> 公演情報(10月24日(土)みずほPayPayドーム福岡)— ソニー・ミュージック公式: https://www.sonymusic.co.jp/artist/StrayKids/info/585477
・みずほPayPayドーム福岡 イベントスケジュール(2026年10月): https://zaseki.music-mdata.com/detail/13568/1

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