株式会社プリンスホテルは、環境省が主催する 「プラスチック・スマート」の考え方に賛同し、2019年5月10日より、同キャンペーンに参加した。
同キャンペーンは、プラスチックによる海洋汚染問題の解決に向け、「プラスチックとの賢い付き合い方」を進め、広めるために、環境省が推進している。リサイクル活動やプラスチックの使用削減、環境教育など、さまざまな企業や団体の取り組みを募り、 世界中に発信していくことで、海洋プラスチックゴミ問題の解決への動きを加速させることを目的としている。
今回、プリンスホテルは使い捨てプラスチック製ストローの廃止を登録した。プリンスホテルでは、2019年1月より国内43ホテルの直営レストランや宴会場において使い捨てプラスチック製ストローの廃止を進めている。
同社は従前より、自然エネルギーによる発電事業や自治体と連携した環境保全活動などを行っており、本年にはゴルフ場クラブハウスの脱衣所における使い捨てビニール袋の提供終了など、自然環境保護に対する取り組みを進めている。
西武グループでは、経営理念であり、社員一人ひとりの行動指針でもあるグループビジョンにおいて「共に歩むこと」 を宣言しており、そのなかで“常に、自然環境、地球環境への配慮を忘れません。”というコミットメントのもと、持続的な成長に向けて環境保全に努めるとともに、循環型社会の実現に寄与する各種取り組みを進めている。
また、2019年からの中期経営計画において、環境保全を含めた「ESG」に関する活動を「サステナビリティアクション」とし、今まで以上に積極的に推進。
全世界で環境問題への意識が高まる中、軽井沢プリンスホテルは、2019年6月に開催される「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の会場に決定しており、世界中の注目が集まることが予想される。
プリンスホテルは、従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践し、地球環境の保全に貢献できるよう努めていくという。